AIが進化するほど、仲介営業の役割は人間らしくなる

LIFULLは2025年12月に統合型AIエージェント「LIFULL AI」を発表し、これまで蓄積してきた膨大な不動産・住宅データと生成AIを組み合わせることで、従来の検索中心の住まい探しを超え、利用者一人ひとりに最適な情報を提供する仕組みを構築し始めた。

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LIFULLが掲げる”次世代の住まい探し構想”統合型AIエージェント「LIFULL AI」を発表(株式会社LIFULL)

AIは大量の情報を横断的に解析し、希望条件に合う新着物件や周辺情報を能動的に通知するなど、情報収集の効率化とパーソナライズ提案を可能にするという。こうした技術の進展を背景に、不動産仲介営業の現場でも、AIが担える部分と担えない部分の線引きが問われている。

まず反響対応や物件情報整理といったデータ処理や一般的な問合せ対応はAIによる効率化が進むと考えられる。一方で、顧客の本音や生活上の細かな価値観、騒音や日照、匂い、部屋の雰囲気といったデータ化しにくい情報を引き出し、深い理解に基づいた提案を行うことは人間の営業担当者の役割として重要性を増すだろう。AIと競合するのではなく、AIを道具として共存させることで、仲介会社は顧客体験を高めながら生き残る道を模索していく必要が出てきそうだ。AIと競わず、AIと共存することが仲介会社の生き残る方法なのかもしれない。

LIFULLは2025年12月に統合型AIエージェント「LIFULL AI」を発表し、これまで蓄積してきた膨大な不動産・住宅データと生成AIを組み合わせることで、従来の検索中心の住まい探しを超え、利用者一人ひとりに最適な情報を提供する仕組みを構築し始めた。LIFULLは2025年12月に統合型AIエージェント「LIFULL AI」を発表した(画像:株式会社LIFULL)

「南智仁の賃貸ニュースピックアップ」とは?

不動産会社向けコンサルティング会社、株式会社南総合研究所の代表 南智仁氏が、賃貸業界に関わる方なら知っておくべきという観点でニュースを厳選し、豊富な経験に基づくコメントとともに伝えるコーナー。業界関係者はもちろん、賃貸住宅を探す人にとっても、重要な動きを理解できるほか、新たな視点を得ることができるはずだ。

【関連リンク】仲介・管理会社向けお役立ち情報〈LIFULL HOME'S Business〉

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