2024(令和6)年2月29日(木)人流データ活用実証事業成果報告会を開催

成果報告会チラシ成果報告会チラシ

背景

行政における人流データの有用性は認識されつつありますが、活用が全国的に浸透しているとはいえず、地域課題の解決に至る知見はまだ多くありません。そこで国土交通省では、人流データの流通および行政における利活用の促進を図るため、本年度、特に土地の有効活用や地域の価値向上などの不動産分野に着目し、人流データを活用した地域課題解決に取り組む実証事業を全国3地域で行っています。 このたび、その成果報告会を下記の要領で開催しますので、ぜひともご参加ください。

開催概要

■日時
2024(令和6)年2月29日(木)13:00~15:30

■開催方式
現地開催(先着50人)、オンライン(Microsoft teams)併催

■参加費
無料(現地参加、オンラインともに事前申込制)
※下記リンクからお申込ください
https://forms.office.com/e/TatFNC6biM
 
■プログラム:
13:00 開会
13:05 人流データを活用した不動産分野等の課題解決実証事業の概要について
13:20 実証地域の取り組みの成果報告(20分×3)
    ・さいたま市 「地域ニーズを捉えた商業地域形成」
    ・東村山市「駅周辺再整備に合わせた公共施設・公共空間の最適化」
    ・鳥取市「中心市街地活性化に向けた空き店舗・遊休不動産活用」
14:20 有識者からのコメント・データ活用の取組紹介
    ・東京都市大学 建築都市デザイン学部都市工学科准教授 秋山 祐樹氏
    ・一般社団法人オルタナティブデータ推進協議会代表理事 東海林 正賢氏
15:00 土地不動産分野における人流データを活用した課題解決手法の整理について
15:15 国土交通省の人流事業等の紹介
15:30 閉会

国土交通省における人流データ普及促進の取組について

人流データは、人がいつどこに何人いるのか把握できるデータであり、それらのデータを活用することで、土地・不動産やまちづくり、観光、交通、防災などの様々な分野における地域課題の解決が期待されています。現在では人流データを入手しやすい環境になりつつありますが、活用手法が浸透していないことや導入コストが発生するなどの点から、データの利活用や流通が十分に進んでいるとはいえない状況です。

そのため国土交通省では、多様な主体が積極的に人流データを活用できるよう、地域課題解決への適用方法を検討するほか、モデル的な活用事例の構築を支援するなど、普及に向けた環境整備・利活用拡大に向けた支援を行っています。

取組み例:人流データ可視化ツール試作版の公開

ツールの目的

本ツールは、各種の人流データを簡易な操作のみで可視化、分析を行えるよう試作開発したものです。人流データは提供者や計測主体により様々な形式で整備されており、データを可視化、分析するための手法も多岐にわたります。本ツールでは人流データを可視化し、分析作業を誰でも簡単に行えるような機能を選んで用意しました。無償で利用、改編いただくことができるオープンソースとして提供しておりますので、ぜひご利用ください。

可視化ツールダウンロードはこちら
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/mlit_people_flow_viz_tool

可視化ツール画面(1kmメッシュ人流データ)可視化ツール画面(1kmメッシュ人流データ)

国土交通省政策統括官付情報活用推進課
電話:03-5253-8111 直通 :03-5253-8353
メールアドレス:hqt-mlit-pfvtool@gxb.mlit.go.jp

公開日: