マイホーム購入で住宅ローンを組む人にとって心配なのが、住宅ローンに潜む返済苦などのリスクです。
しっかりとシミュレーションしていたつもりでも、「まさかこんなことになるとは」と後悔することも少なくありません。
住宅ローンを組んだ人が後悔していることや、失敗してしまったケースにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、住宅ローンを組んだ人の失敗談や、後悔するポイント、さらに失敗しないための対策について紹介します。
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住宅ローンのよくある失敗談

まずは、実際に住宅ローンを組んだ人が後悔したことや大変だったことなどの、よくある失敗談について紹介します。
住宅ローンを組むまでが大変だった
- 「思っていた以上に必要な書類が多く、共働きの夫婦にとっては手間だった」(都市銀行/42歳女性)
- 「本審査のための書類の準備や審査完了までの期間が長期化してしまった。また、契約時の手続きが非常に面倒で大変だった」(都市銀行/37歳男性)
- 「当初3件ほど(住宅ローンの)申し込みをしていたが、自分でそろえる書類が膨大で、さらにそれを3件分用意しなくてはならなかったので非常に手間がかかった」(ノンバンク/40歳女性)
- 「借入先の店舗数が少ないうえに遠くて大変だった」(信用金庫/47歳男性)
※カッコ内は借入先の金融機関
住宅ローンの審査が想定よりも厳しかった
- 「自営業だったので収入合算でも審査は厳しかった。希望額で承認してくれる銀行があって本当に良かった」(都市銀行/41歳女性)
- 「持病があっても借りられるところを探すのに苦労した」(ネット銀行/52歳男性)
- 「団信に通るかどうかやきもきした」(地方銀行/45歳男性)
- 「自分一人の名義での借り入れが難しく、妻との共有名義でようやく審査が通った」(都市銀行/39歳男性)
住宅ローンの審査に落ちてしまった
- 「返済能力は十分あるが、過去の借り入れ履歴で断られることが多く、社会的な信用がないことを実感した」(ノンバンク/49歳男性)
- 「給与振り込みなどで、学生時代からずっと使っている大手都市銀行だけ断られた。長年使っていても、しょせんはシビアなんだなと思いショックでした」(都市銀行/44歳男性)
実際に住宅ローンの審査に落ちた経験のある人に、考えられる理由を聞いたところ、以下のような点に心当たりがあったようです。
1位 年収が少なかったから(30.0%)
2位 勤続年数が短かったから(22.0%)
3位 自営業だったから(10.0%)
4位 クレジットカードのキャッシング経験があったから(9.3%)
5位 年齢が若くなかったから(8.3%)
年収や勤続年数、さらに過去のキャッシングや持病なども住宅ローンの審査に影響するといいます。
参照:「審査に落ちた300人に聞いた、お金に問題なくても通らない理由【住宅ローン調査1】」
住宅ローンが払えなくなるケースに注意!
住宅ローンを組むことができても、住宅ローンが払えなくなる可能性もあることを忘れてはいけません。
「家賃同等の金額でローンが組める」と説明されていても、実際には固定資産税や修繕費用、リフォーム代などがかかり、さらにマンションの場合は管理費や修繕積立金の支払いもあります。
諸経費や予定外の出費を計算しておらず、結果的に返済が苦しくなるというケースもあるため、注意が必要です。
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住宅ローンで失敗しないためにできる対策は?

住宅ローン審査に落ちてしまった人が解決策として行ったことは何だったのでしょうか。
住宅ローンの審査に通らず、その後見直した人に聞いた調査によると、改善内容の上位結果は以下のとおりでした。
1位「購入する物件を見直した」(19.0%)
2位「依頼する施工会社を見直した」(13.0%)
3位「購入する土地を見直した」(12.3%)
4位「借り入れる金額を見直した」(11.7%)
5位「未払いだった税金や携帯電話料金などを支払った」(10.7%)
「ローンを支払った(車など)」(10.7%)
参照:「年収が低くても、自由業でも住宅ローン審査に通った方法とは【住宅ローン調査2】」
住宅ローンの審査の基準は、各金融機関によって異なります。
しかし、住宅ローンで失敗しないためにも、まずは購入価格について見直したり、住宅ローンのほかに組んでいるローンがあれば完済したりするなど、事前に対策をすることで審査に通りやすくなる可能性があります。
そもそも無理をしない予算で考えていくことも大切です。
今の年収でいくらの物件を購入できるのか、ファイナンシャルプランナー(FP)や、LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」などの中立的な立場の人に相談してみるのもいいでしょう。

自営業や会社の規模が小さい人ができる対策
自営業や規模の小さい会社に勤めている場合は、住宅ローンの審査が厳しくなる可能性があります。
そのためにできることとしては、たとえば会社の事業内容が分かる資料を用意したり、会社の財政状況が分かる貸借対照表を用意するという方法があります。
実際に資料をそろえていたことで審査に通ったというケースもあります。
また、フリーランスの場合は、仕事関係者に出席してもらったことで、住宅ローンの審査に通ったというケースもあります。
持病がある場合の対策
住宅ローンでは基本的に「団体信用生命保険(団信)」への加入が必須となります。そのため、持病などで加入できないと審査に落ちてしまう可能性があります。
持病がある人で住宅ローンの審査に通った人の中には、こんな対策をしていた人がいました。
- 「常に処方薬を飲んでいるので、医師に問題ない旨の書類を書いてもらいました」(ネット銀行/49歳男性)
- 「担当者に病状が安定していることを説明し、納得してもらいました」(ネット銀行/52歳男性)
持病があるからと諦めずに、症状について説明したり、かかりつけの医師に書類を書いてもらうなどすることで、住宅ローンの審査に通る可能性があります。
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住宅ローンの返済が難しくなったときの対処法

当初から資金に余裕のないギリギリの返済計画だったり、会社の倒産などで収入が減ってしまったりすると、住宅ローンの返済が滞ってしまう恐れがあります。
また、子どもの教育費や家族の病気療養などで予想外に費用がかかってしまうなど、住宅ローンは余裕のある返済計画を立てなければ誰でも失敗するリスクを含んでいます。
もし、住宅ローン返済中に、ローンが払えなくなってしまった場合は、早めに手を打つことが必要です。
対策としては、主に以下の3つの方法があります。
1.金融機関に相談する
住宅ローンを借りている金融機関に相談することで、返済期間を延長するなどの何らかの対策に応じてくれる可能性があります。
返済計画の条件について見直すことで、無理のない範囲で返済を続けられることがありますので、まずは早めに相談するようにしましょう。
2.住宅ローンの借り換え
住宅ローンの借り換えをすることで、現状よりも返済額が安くなるケースがあります。
ただし、すでに滞納していたり、金融機関に相談して返済期間が変更されている場合などは、借り換えができないケースもあります。
支払いが難しくなりそうだと分かったタイミングで他社の住宅ローンを検討してみるのがいいでしょう。
3.任意売却
住宅ローンの滞納が半年~1年と長期化している場合は、金融機関がお金を回収するために物件の売却に踏み切ります。
家が売却されれば強制的に退去させられることになりますが、競売にかけられる前に任意売却をするという方法があります。
任意売却は競売にかけられる値段よりも高い価格で取引することが可能です。強制退去させられる前に、早めに任意売却について金融機関に相談するようにしましょう。
住宅ローンは3ヶ月以上滞納すると信用情報機関に登録される可能性があるため、新しいローンがすぐに組めなくなることがあります。返済が難しくなりそうだと分かった時点で、早めの対処が必要です。
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まとめ
住宅ローンの失敗談や後悔するポイントは、住宅ローン審査の前や住宅ローンの返済期間中など、さまざまな場面で見られます。
マイホーム購入を成功させるためにも、資金に余裕のある返済計画と事前のシミュレーションをしっかりと行いましょう。
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更新日: / 公開日:2021.12.10









