- 家と車の両立を目指すライフスタイル
- 年収400万円で一人暮らしをする男性の生活費内訳を紹介します。趣味のアウトドアやDIYに車は不可欠であり、将来はガレージ付きの家を持つことが夢です。現在の生活状況と将来の目標が、住まい探しの出発点となります。
詳しくは、「K・Hさんの生活費内訳」をご覧ください。 - 住宅ローンとマイカーローンの関係
- 家と車のローンを両立させるには、組む順番が重要です。住宅ローンは他の借り入れの影響を受けやすいため、先に住宅ローンを組むのが賢明です。年収と借入額のバランスを考え、計画的に進める必要があります。
詳しくは、「年収400万円で家と車は両立できるか、専門家に聞いてみました」をご覧ください。 - 年収に見合った無理のない住宅購入
- 年収400万円の場合、約2,800万円までの住宅ローンが目安です。中古一戸建ては価格を抑えられるメリットがありますが、メンテナンス費用も考慮しましょう。希望の予算内で無理なく返済できるか、生活費全体を見直すことが大切です。
詳しくは、「年収400万円で家と車は両立できるか、専門家に聞いてみました」をご覧ください。
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K・Hさんの生活費内訳
K・Hさんの年収は400万円(手取り320万円)。現在、郊外の賃貸アパートで一人暮らしをしているK・Hさんに、生活費の内訳を教えてもらいました。
| 光熱費 | 1万2,000円 |
|---|---|
| 食料費 | 4万5,000円 |
| 住居費 | 5万5,000円 |
| 交際費 | 3万円 |
車の維持費 (ローン、ガソリン代、駐車場代)※ | 3万円 |
| その他(通信費など) | 8,000円 |
| 貯金 | 3万円 |
※参考:「車にかかるお金・維持費」(グーネット)
手取り月収は21万円で、毎月3万円ほど貯金しているとのこと。基本的に自宅での食事は自炊ですが、職場での昼食は外食が多くなってしまうそうです。
気になるのが交際費。3万円とやや多めですが、一体何のための費用でしょうか。K・Hさんのライフスタイルを見ていきましょう。
「自分がしたいこと」をもっと増やすことができる車は手放せない
会社員として働くK・Hさんですが、週末には車にキャンプ道具を積み込んでトレッキングやソロキャンプに出かけるか、駐車場でDIY作業をすることが多いのだとか。
アウトドアは自然が好きだという理由だけではなく、自分でできることは自分でやってみたい、そういうチャレンジ精神、DIY精神の延長なのだそうです。

自分でできることは挑戦するのがK・Hさん流(料理はイメージ)
そんなK・Hさんが相棒にしているのが、スズキ ジムニー。
軽自動車にもかかわらず、一般的な車では立ち往生してしまうようなデコボコ道やぬかるみを走破してしまう走行性能を備えた車です。
2018年に現在のモデルが発売されたときは、人気が集中して納期が1年以上待ちとなったことも話題を呼びました。
スズキ ジムニーとは
1970年に誕生したスズキの車。伝統の強固なラダーフレームを持つ本格的軽クロスカントリーの代表。
参照:スズキ ジムニーのモデル一覧情報(グーネット)

K・Hさんが相棒にしているスズキのジムニー
実は、交際費の多くは、キャンプやDIYの材料費でした。K・Hさんにとって、ここはどうしても削れないところです。
K・Hさんにとって、趣味を広げてくれる車は絶対に手放せません。将来的には乗り換えも検討しています。しかし、実は一戸建てがほしいという夢もありました。
K・Hさんの将来の夢を詳しく見ていきましょう。

将来の夢は、趣味である車と家の両立

現在の住居は、勤務先まで1時間30分ほど離れているところですが、これは駐車場を優先して物件を探した結果。
また、物件の築年数も15年以上たっているため、駐車場付きで、間取りも2DKとゆとりがありながら、家賃が抑えられているのが気に入っているポイントだそう。
K・Hさんは、今の住居に大きな不満はないものの、DIYを楽しむための専用の作業スペースがほしいと考えています。
ですので、将来的には駐車場とは別に十分な作業スペースを備えた一戸建てを購入することが夢であり、目標だと教えてくれました。
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年収400万円で家と車は両立できるか、専門家に聞いてみました
K・Hさんは、「田舎でもいいので、ガレージのある家がほしい。車庫で車いじりやDIYを楽しみたい。将来的には車を買い替える予定もあるため、家を購入したら車の買い替えは難しいのか知りたい」と考えていることが分かりました。
では、そんなK・Hさんの夢をかなえるには、どうすればいいのでしょうか。住宅の専門家である武蔵野不動産相談室株式会社の畑中学さんにアドバイスをいただきました。
質問1:将来家を購入したいと考えていますが、車の買い替えタイミングと重なりそうなとき、家の購入と車の買い替え、どちらを先にすべきでしょうか?
回答1:両方ともローンを組むのなら住宅から買うべきです。
その理由は、車のローンの審査には住宅ローンを組んでいても影響はほとんどありませんが、住宅ローンの審査には車のローンがあることが影響するからです。
住宅ローンの審査による借入額は通常、年収の35%が上限となります。この上限内に車のローンも含め、すべての借入れを含んで考えます。
K・Hさんの場合、年収が400万円となりますので、その35%となると、年140万円が上限です。そのため月約11万6,000円がローンの上限となります。
ただし、車のローンとして月2万円の支払いがある場合、その分を差し引くと、住宅ローンで借り入れが可能になるのは月9万6,000円までです。
融資額が少なくなりますので、希望の住まいを購入できなくなることがあります。
質問2:住宅ローンを借りる前に車を買うなら、ローンをつくらないために、車は一括で買うべきでしょうか?
回答2:年収に余裕があるなら車もローンで構いません。
目安として、希望する住宅ローンの金額が年収の7倍以下なら、車のローンを組んでも住宅ローンの審査に通りやすいでしょう。
K・Hさんの場合、住宅購入の希望予算が2,000万円から3,000万円ということですので、現在の年収400万円の7倍となると、2,800万円がひとつの目安です。
借入金額が2,800万円を上回る場合は一括で買うほうがいいでしょう。
質問3:既に車のローンを抱えているなかで新たに家を購入する場合、車のローンを返済するのと、物件を購入するための家購入の頭金に回すのと、どちらがいいのでしょうか。
回答3:車のローンがあっても問題なく住宅ローンは組めますが、回答1でお伝えした通り、借り入れが可能な融資額が減ります。また、遅延延滞があると、借りることができなくなります。
そこで、車のローン残高が少ないのなら、返してしまうのも手です。そうすると住宅ローンの融資額が増えます。
仮に車のローンが月1万円の支払いとすると、住宅ローンならおおよそ300万円借りられることになります。住宅ローンの融資額を増やすために、車のローンを返す選択肢も考えられます。
参考:「マイカーローン」についてもっと詳しく知る(グーネット)
質問4:新築一戸建て(建売住宅)や注文住宅と比べたとき、中古の一戸建てを購入するのはお金の面から考えてメリットはありますか?
回答4:新築一戸建て(建売住宅)や注文住宅と比べた、中古一戸建ての購入によるメリットは大きく3点あります。
メリット
- 新築一戸建てより安く購入できる
- 新築一戸建てに比べて選択肢が幅広く、エリアを選びやすい
- 実際に見て購入できるので、建物の問題点を把握しやすい
ご希望の、ガレージのある家の場合、駐車場分の土地を購入しているので、将来車を手放すなら割に合わないこともあります。
将来的な売却を考えずに住み続けるのであれば、今回挙げた中古一戸建ての購入はメリットのある選択肢といえるでしょう。
一方で、デメリットもあります。
デメリット
- 新築一戸建てと比べてメンテナンス費用がかかる
- エリア(田舎や郊外)によっては将来手放すことになったとき、売りにくい
中古一戸建てには、物件価格だけでなくメンテナンス費用がかかってしまう物件もあります。物件価格だけでなく、リフォーム費用も確認のうえ、総合的に判断すると安心です。
見た目だけでは分からないところは、専門家にインスペクション(建物状況調査)を依頼したり、既に調査が終了した診断書付きの物件から探す方法もあります。
LIFULL HOME'S住宅評価物件
質問5:現在の年収で、希望する2,000万円から3,000万円の住宅は購入できそうでしょうか。生活費の使い方について見直すべきところはありますか。
回答5:住宅ローンを組む場合は額面年収の7~10倍までが融資額になります。
一般的には7倍ですので、2,800万円までは可能そうです。自己資金次第で3,000万円までなら購入できそうです。
なお額面年収の10倍はフラット35など利用できる住宅ローンが限られますので、それに対応した物件かどうか調べておく必要があります。
ただし、3,000万円の融資を受ける場合、期間35年、金利1%とするなら、住宅ローンは月々8万4,685円を支払うことになります。
現在、支払っている住居費5万5,000円から約3万円の増額です。今と同じ生活費ですと貯金が難しくなりますので、問題なく支払えるのか、生活費の中で抑えられる項目はないか検討してみるほうがいいでしょう。
仮に2,000万円で住宅ローンを組んだ場合、期間35年、金利1%とするなら、月々5万6,457円を支払うことになります。このあたりですと、現況と変わりありませんので安心ですね。
質問6:車を優先した住まい探しをする場合、不動産会社に相談する前に、希望する住まいのイメージについて、ほかに考えておくことはありますか。
回答6:事前に希望する駐車場・ガレージのイメージを考えておき、不動産会社に伝えるといいでしょう。
たとえば、同じ駐車場でも屋根付きの有無やシャッター付きなどさまざまです。ガレージで車を洗いたいなども条件にあるなら、伝えましょう。
ほかにも、車検証の車の高さや幅、重量を事前に不動産会社にお伝えください。
車が入るかどうか、また車庫証明書が取れるかどうかに影響します。将来今よりも大きな車に乗り換えることも視野に入れているなら、その点も伝えるといいでしょう。
今回は一戸建てを希望ですが、もしマンションで特に機械式駐車場の場合、入庫できたとしても車検証の高さなどに適合しないなら車を止められない(借りられない)ことがあります。
その場合、マンション内に駐車場があっても他の場所で借りなければならなくなります。

家と車は両立できる。しかし、ローンの順番やタイミングに気をつけたい

家と車は両立できる
専門家からのアドバイスを聞いたK・Hさんは、「家、しかも一軒家なんてまだ先の夢だと思っていましたが、こうして具体的にアドバイスを受けたことで現実味が出てきました。それと、家を購入したら車の買い替えは難しいと思い込んでいたのが、必ずしもそうではないことが分かったのもよかったです」と非常にうれしそう。
まずは今のカーローン完済を目指しつつ、夢を具体化するために、もっと家のことを勉強したいと語ってくれました。
関連記事「【みんなの生活費】車乗りに聞いた、生活費の内訳を教えて!」(グーネット)
文:ユニット・コンパス
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よくある質問
Q.1:家と車、どちらも欲しいのですが、どちらを先に購入するのが賢いですか?
A.1:両方ともローンを組むのであれば、専門家は「家」を先に購入することをおすすめします。先に車のローンがあると、住宅ローンの審査で借りられる金額が減ってしまう可能性があるためです。住宅ローンを組んだ後であれば、車のローン審査への影響は比較的小さいとされています。
Q.2:車のローンが残っていると、住宅ローンの審査で不利になりますか?
A.2:不利になる可能性があります。住宅ローンの審査では、車のローンも含めたすべての借入額が年収に見合っているかを確認します。車のローンの返済額が多いと、その分住宅ローンで借りられる金額が減ってしまい、希望の物件を購入できなくなることがあるため注意が必要です。
Q.3:年収400万円の場合、いくらくらいの家を購入できますか?
A.3:一般的に、住宅ローンは年収の7倍程度が借入額の目安といわれています。たとえば年収400万円なら2,800万円が目安となり、自己資金(頭金)があれば3,000万円の物件も視野に入ります。ただし、無理のない返済計画を立てることが大切です。
Q.4:住宅ローンを組む前に車を購入したいです。現金一括で買うべきでしょうか?
A.4:必ずしも現金一括でなくても問題ありません。購入したい家の価格が年収の7倍(年収400万円なら2,800万円)程度に収まるのであれば、車をローンで購入することも可能でしょう。もし、それ以上の価格の家を希望するなら、住宅ローンの借入額を減らさないために、車は現金一括で購入するのがおすすめです。
Q.5:車のローンが残っています。手元にある資金を繰り上げ返済に回すのと、家の頭金にするのはどちらがよいですか?
A.5:車のローン残高が少なければ、先にローンを完済してしまうのがおすすめです。ローンをなくすことで、その分住宅ローンで借りられる金額を増やせます。たとえば、月々1万円の車のローンを完済すれば、住宅ローンで借りられる金額が約300万円増える可能性もあります。ご自身の計画にとってどちらのメリットが大きいか検討してみましょう。
Q.6:新築ではなく、中古の一戸建てを選ぶメリット・デメリットは何ですか?
A.6:主なメリットは「①新築より価格が安い」「②物件の選択肢が多く、エリアを選びやすい」「③実際の建物を見てから購入できる」の3つです。一方、デメリットは「①メンテナンス費用がかかる可能性がある」「②エリアによっては将来売却しにくい」などです。物件価格だけでなく、リフォーム費用なども含めて総合的に判断することが大切です。
Q.7:今の家賃とあまり変わらない支払いで家を買うことはできますか?
A.7:記事の例だと、年収400万円の方が2,000万円の住宅ローンを35年、金利1%で組むと、月々の返済額は約5万6,000円。現在の家賃が5万5,000円程度であれば、ほとんど変わりません。借入額や金利で返済額は変わるため、不動産会社や金融機関でシミュレーションしてみることをおすすめします。
Q.8:ガレージなど、車を優先した家探しをする場合、不動産会社に何を伝えるとよいですか?
A.8:希望する駐車場やガレージのイメージ(屋根やシャッターの有無など)を、具体的に伝えましょう。また、所有している車の正確なサイズ(高さ・幅・重量)を車検証で確認し、伝えることも大切です。将来、より大きな車に乗り換える計画があれば、その点も併せて伝えておくと、希望に合った物件をスムーズに探してもらえます。
更新日: / 公開日:2020.07.20










