住宅のリフォームを行うためには、それなりにまとまった資金が必要になるため、どのように必要資金を準備するかが大切になります。昨今はリフォームローンの貸し出しを行う金融機関も増えてきたため、うまく活用することも視野に入れてみましょう。

この記事では、リフォームローンを組むときに意識すべきポイントや住宅ローンとの違いなどについて詳しく解説していきます。

リフォーム提案

リフォームローンはさまざまな種類があるため、どのローンを利用するのかをじっくりと検討する必要があります。ここでは、金利・借入金額・利用条件の点からリフォームローンの特徴を見ていきましょう。

リフォームローンの金利は、一般的な住宅ローンよりも高めに設定されており、金融機関や利用条件などによって違ってきます。3~4%前後に設定されている金融機関が多く、返済期間も短めなので注意しましょう。

リフォームを行う規模によって必要な資金は異なりますが、間取りの変更を行うといった大規模なものの場合では、1,000万円以上の資金が必要になることもあります。ただ、リフォームローンでは数百万程度までしか借り入れができない場合もあるので、リフォームを行う前にどの程度の資金が必要になるのかを洗い出しておくことが大切です。

リフォームローンを利用するための条件としては、多くの金融機関が「20~70歳の人」「前年度の年収が一定額ある人」といった点を挙げています。資金の用途も自宅のリフォームに関するためのものであり、見積書などできちんと金額を提示できるものに限られます。

一般的な住宅ローンと比較すると、リフォームローンには多くの違いがあります。どのような点が異なるのか見ていきましょう。

住宅ローンでは自宅などを担保として提供する必要があるものの、リフォームローンは原則として担保を提供する必要がありません。無担保でリフォームに必要な資金を確保できるのが大きな特徴だと言えます。

 

すでに住宅ローンを組んでいる、または自宅を担保にしたくない人にとって、リフォームローンは有効な手段となるのです。また、担保の提供が不要であるため、抵当権の設定に関する費用も発生しないので、その分のコストを抑えられます。

 

住宅ローンでは審査のために多くの書類を提出しなければなりませんが、リフォームローンは住宅ローンに比べて提出する書類も少ないため、審査に関する手間も軽減されるのです。

リフォームローンと住宅ローンは併用することができ、中古住宅を購入してリフォームをしたいといった場合などに活用できます。ローンが二重になって金利負担が気になるというときには、リフォーム費用を含めた住宅ローンに一本化できる場合もあります。

 

また、リフォームローンでは原則として担保は不要ですが、金利負担を減らすために自宅を担保として設定するのも1つの方法です。それによって金利を下げられることもあるので、金融機関の担当者に相談してみるといいでしょう。

住宅ローンイメージ

では、リフォームローンを組むことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここまで紹介した特徴も含めて整理してみましょう。

リフォームローンは住宅ローンほど審査基準が厳しくないといわれており、先述のように担保がなくても融資を受けることができます。手元にまとまった資金や担保がなくても借りられるため、利便性は高いと言えるでしょう。

 

また、住宅ローンでは担保として設定した土地や建物に抵当権をつける必要があり、司法書士などの専門家に依頼をする費用も別途かかります。抵当権の設定が不要なリフォームローンではこれらの費用が節約できる点も押さえておきましょう。

住宅ローンと比較をすると、リフォームローンは無担保ということもあり、融資額は少ないといった特徴があります。リフォームの規模などにもよりますが、一般的には数十万円から数百万円ほどです。

 

また、リフォームローンの金利は住宅ローンよりも高めに設定されおり、返済期間も短いといった特徴があります。最長35年の返済期間である住宅ローンと比べて、リフォームローンの返済期間は10年程度に設定されているので注意が必要です。

 

返済期間が短かければ、それだけ毎月の返済額も大きくなるので、ローンを組む際にはあらかじめ返済のシミュレーションを行うことが大切だと言えます。

リフォームローンは大きく分けて、「無担保型」と「有担保型」があります。無担保型のリフォームローンは担保がなくても融資を受けられる半面、借入限度額が低かったり返済期間が短かったりします。

 

ただ、自宅を担保にしなくてもローンが組めるので、抵当権を設定したくない人に向いているでしょう。一方で、有担保型のリフォームローンは担保が必要となる分だけ、無担保型と比べて借入限度額が高く、返済期間や金利面で有利といった特徴があります。

 

リフォームの規模や資金計画に合わせて、どちらのタイプがよいか検討するようにしましょう。

  • ローンの種類によって利用条件や金利が異なるので、比較してよく検討する必要がある
  • リフォームローンは住宅ローンとの併用が可能
  • 無担保でも借りられる半面で、住宅ローンよりも返済期間が短いといった特徴がある
  • ローンを組む際には、あらかじめ返済のシミュレーションを行うことが重要

公開日: