一人暮らしをしたことがない人は、どれくらい家事や雑事が増えるのかイメージできないのではないでしょうか。また、家賃や光熱費などの負担が増えますので、経済面での負担もイメージしたいと考えているのではないかと思います。今回は、30代の一人暮らしについて、生活費などを中心に考えていきます。
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30代からの一人暮らしは遅くない
男性はもちろんのこと、女性でも一人暮らしを30代から始める人は少なくありません。家族と同居していた人の中には、そろそろ同居を窮屈に感じている方もいるでしょう。30代になるまで一人暮らしの経験がないと不安を感じることもあるかもしれませんが、周りに一人暮らしを経験している友人や知人がいれば、色々話を聞いて参考にするのもおすすめです。一人暮らしの自由な生活を通して新たな趣味を見つけることもできるでしょう。
30代の一人暮らしは20代と何が違う?

20代の一人暮らしと30代での一人暮らしではいくつか異なる点がありますが、一番の違いは収入が異なることです。一般的に30代の収入は、20代の頃よりも増えているため、一人暮らしをした際も金銭面での自由度が増えるというメリットがあります。30代で新生活を始める際には、収入が増えていれば、20代よりも広い間取りの部屋を選ぶことができたり、家具や家電にこだわることもできます。もし、仕事が忙しくて自炊が難しい場合には、外食を増やすこともできるでしょう。
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30代の生活費はどのくらい?

30代が一人暮らしをする際の生活費として、まず住居費が大きな割合を占めます。住居費である家賃は地域によって相場がかなり異なっているのですが、一般的には収入の4分の1から3分の1程度が適切でしょう。
次に水道代や光熱費が毎月発生します。これらは全部合計して1万円程度をイメージしておくと良いと思いますが、季節ごとに変動があります。冬場の方がお風呂に入ったり、暖房をつけたりするため、光熱費は高くなりやすいでしょう。食費については、自炊をするのか、外食を中心とするのかで異なるのですが、3万円から4万円程度が一般的なようです。通信費は自宅にインターネット回線を引くかによって金額が変動しますが、1万円程度が平均と言われています。
主な生活費は、上記のようになりますが、その他にも様々な生活費がかかってきます。例えば、学生時代に奨学金を借りていたならば、その返済が30代まで続いていることもあります。将来に備えて保険に加入している人でしたら、毎月保険料の支払いがあります。衣服や化粧品にかかる費用や友人・恋人との交際にかかる費用なども想定しておいてください。また、自分の趣味のためにお金を使ったり、勉強のためにお金を使う人もいます。
節約するときのポイントとは?

生活費の中でも大きな割合を占めているのが家賃です。家賃は基本的に都心部の方が高くなるため、都心まで距離のある場所の方が賃料が安いと考えてください。住みたいエリアが決まったら、最寄駅までの距離によってどれくらい金額が変動するか、不動産会社に確認してみるといいでしょう・
できるだけ自炊をすることによって、食費をおさえることができます。弁当を作ったり、週末に平日の食事の作り置きをしたりすることで、食費をぐっとおさえられるでしょう。できるだけ外食や弁当を買うのを避けて、食材が安いときにまとめ買いをすると更に経済的です。使い切れない食材は、冷凍保存をすることで長期間つかうこともできます。
また、日々どのくらいのお金を使っているのか把握することも大切です。そのためには、家計簿をつけることをおすすめします。どのようなことにお金を使っているかを確認し、想定以上に費用がかかっている部分は、節約をしていくといいと思います。節約術の本も数多く販売されているので、参考にしてみてください。
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30代で一人暮らしをはじめてみよう
30代から一人暮らしを始める場合、初めてのことなのでいろいろと不安なことがあるかもしれません。将来のことを考えて貯金をしたい人は、どのくらいの生活費がかかるのか把握して、自分の理想の貯金額が確保できそうか計算してみてください。
いずれにせよ、一人暮らしの生活は、実家暮らしでは味わえないものです。一人暮らしをすることで、一人暮らしをしている恋人や友人の生活や心情を理解することもできるようになり、人付き合いの幅はより広がっていくこともあると思います。充実したライフスタイルを送るために、30代からでもぜひ一人暮らしを検討してみてください。
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更新日: / 公開日:2019.01.15










