リビングダイニングの間取りは、家族が長時間過ごす場所であるだけに慎重に決めたいものです。間取りの使い勝手がよければ、家族全員の生活もより快適なものになります。
では、どんな間取りであれば「使い勝手がいい」と言えるのでしょうか。具体的な例と間取り図を利用したチェック方法について紹介します。
物件を探す広いリビングダイ二ングのある新築一戸建てを探す
使い勝手がいいリビングダイニングとは、具体的にどんなもの?
住む人が気持ちよく過ごすことができるリビングダイニングとは、具体的にどういったものなのでしょうか。現在住んでいる自宅とも比較しながら考えてみてください。
動線が確保されている
リビングダイニングは「人が滞在する場所」であると同時に「人が移動する場所」でもあります。
動線(人の動きを線で示したもの)がしっかり確保されていないと、家族同士がスムーズに行き来できないだけでなく、家事の負担になったり、生活の中で小さなストレスが溜まったりすることになります。
「ちょっと不便だな」といった小さなストレスも、積もり積もれば大きな不満につながることもあるので、家を建てる前にしっかり確認しましょう。具体的には、以下のような動線の確認が必要です。
ポイント
- リビングからキッチン、ダイニングからキッチン、ダイニングからリビングの移動に、邪魔になってしまう壁や家具などはないか
- リビングからベランダに出て、洗濯物や布団を干すときの動線は確保されているか
- インターホンや電話に呼び出された場合、すぐに対応できる位置にあるか
空調が効きやすい
空調が効きやすいかどうかは、過ごしやすさのほかに、光熱費の節約という意味でも重要です。適度な天井の高さと広さを確保し、間取りによってはドアやカーテンなどで空間を仕切れるようになっているといいでしょう。
家具を適切な場所に置ける
間取りは家具を含めて考えることが重要です。家具の配置を考慮しないまま間取りを決定してしまうと、リビングダイニングの使い勝手が悪くなったり、家具が思っていた位置に置けずに困ったりすることになります。
なお、コンセントの位置も重要です。家電に対して電源が不足しないように配置しましょう。
どうすれば「使い勝手」をチェックできる?

では、どうすれば使い勝手を確認できるのでしょうか?
間取り図に家具や動線を描いてみる
できるだけ正確な縮尺で間取り図を作成し、上記で説明したような動線を描きこんでみましょう。特に、家事をする人の動き、“家事動線”は重要です。主に家事をする人だけに負担が偏らないためにも、家族が家事に関わりやすい環境をつくっておく必要があります。動線はシンプルにし、複雑にならないようにしましょう。
家族がリビングダイニングで何をするのか、どう過ごすのかを考えてみる
動線のほかに、家族一人ひとりがリビングダイニングでどのように過ごすのかも考えてみましょう。ソファでテレビを見てくつろいでいる家族の前を、横切ってしまうといったことはないでしょうか? 小さなことですが、家具の配置を少し変えれば解決するかもしれません。
よく行う動作としては、ごみ箱にごみを捨てる、トイレに行く、飲み物を取りにいくなどがあります。こうした動線がリビングのどこにあるのかを考えるようにしましょう。
リビングの中がどう見えるのかを想定してみる
リビングはお客さまを迎えることもある場所です。リビングから「できれば家族以外に見られたくない場所」が見えてしまわないでしょうか。キッチンや水回り、寝室の方向からどのように見えるのかも間取り図で確認してみましょう。
それとは逆に、玄関からリビングダイニングが丸見えになってしまわないか、見えたとしても問題ない配置になるのか、といったことも確認してみてください。特に、ダイニングは食事中の様子が見えないように注意しましょう。
物件を探す 広いリビングダイ二ングのある新築一戸建てを探すおすすめしたいリビングダイニングの間取り
ここからは、おすすめのリビングダイニングの間取りを紹介します。
和室が隣接しているリビング
特に、子育て世代におすすめしたい間取りです。子どもが小さいときにはケガをしにくい和室で安全に遊ばせてあげることができ、リビングやダイニングからも大人の目が届きます。勉強部屋にすると、まだ宿題に手伝いがいるうちは親も楽に移動ができます。
子どもがある程度成長したら、独立した部屋として利用することもできるでしょう。このように「使い方を変えられる部屋」が1つあると、大変便利です。
キッチンの近くにパントリーをつくる
リビングダイニングのうち、キッチンからあまり離れていない位置に「パントリー」をつくるのはいかがでしょうか。パントリーとは「食料庫」のことです。保冷しなくてもよい食料を収納しておくことができます。
食料以外にも大きな鍋やボウル、皿なども収納できるので、キッチン周りが大変すっきりします。もちろん、リビングダイニングの小物をしまうことも可能です。
一体型LDKに「間仕切り」を付ける
リビングとキッチンの間に壁のない一体型となったLDKは、多くのマンションや一戸建てで採用されており、使い勝手がよいものとされています。ただし、やはり「見えないほうがいい」「壁があるとよかった」というシーンも出てくるかもしれません。
そこで、基本的には一体型であるLDKに、間仕切り(可動できる壁)を付けて、さらに時と場合に応じた使い方ができるようにします。
来客があるとき、料理をするとき、ダイニングを一時的に趣味のスペースに変更したい場合、リビングだけに空調を効かせたい場合などにもいいでしょう。
家族共有の場になるリビングダイニング、間取りは慎重に考えよう

リビングは何か具体的な作業を目的とする場所ではありませんが、さまざまな用途で使われます。また、通路としての役割もあります。
「ただいるだけの場所」ではないので、家族の動きに注意して間取りを考えるようにしましょう。
隣接するダイニングについても同じです。食事をするだけでなく、食事を取るために家族が移動してくる場所、食事の用意をする場所、あるいは食事以外に使うシーンまで考えられると、10年後、20年後も“使い勝手がよい”と言える場所になるのではないでしょうか。
物件を探す 広いリビングダイ二ングのある新築一戸建てを探す更新日: / 公開日:2019.03.29










