将来のために、いざというときのために、あると安心なのが貯金です。しかし、自分一人の収入で生活をしなければならない一人暮らしの方の中には、思うように貯金ができず、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、世の中の一人暮らし世帯がどのくらい貯金をしているのかという統計データを見ながら、賢く貯金をするためのポイントについてご紹介します。
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性別・年齢別統計に見る一人暮らしの平均貯金額は?
まずは、一人暮らしをしている人たちが実際にどれくらい貯金をしているのか、という具体的な数字を知ることからはじめましょう。
総務省統計局が2014年に実施した「平成26年全国消費実態調査」によると、一人暮らし世帯の平均貯金額は以下のようになっています。
男女・年齢別の平均貯金額
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 40歳未満 | 373万円 | 264万円 |
| 40歳代 | 796万円 | 959万円 |
| 50歳代 | 1,482万円 | 1,383万円 |
| 60歳代 | 1,611万円 | 1,622万円 |
| 70歳代以上 | 1,501万円 | 1,432万円 |
男女・全年齢の貯蓄額分布
| 男性(全年齢) | 女性(全年齢) | |
|---|---|---|
| 100万円未満 | 11.7% | 11.8% |
| 100万円~200万円 | 6.3% | 6.8% |
| 200万円~300万円 | 8.8% | 6.1% |
| 300万円~500万円 | 11.3% | 11.1% |
| 500万円~700万円 | 5.4% | 8.6% |
| 700万円~1,000万円 | 7.6% | 10.0% |
| 1,000万円~1,500万円 | 12.0% | 12.5% |
| 1,500万円以上 | 36.8% | 33.1% |
男性貯蓄平均額:1,118万円
女性貯蓄平均額:1,279万円
平均額は男女ともに1,000万円以上と、それなりの貯金額がある人が多いようです。一方で、100万円以下という人が1割以上という結果も出ており、人によって貯金額に開きがあることがわかります。
参考:総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」平成 27 年9月 30 日
貯金できる人の特徴とは?

貯金できる人の特徴とは
貯金できない人とできる人は、一体どんな点が異なるのでしょうか?
貯金できる人の特徴のうち、主な2つをまとめてみました。
1.目標金額を明確に設定している
貯金できる人は、目標とする貯金額が明確です。年間ベースで達成額を決め、そこから毎月必要な貯金額を割り出しています。
目標はモチベーションと大きく関係しています。貯金し始めのころは目標金額がほど遠く、不安に感じることもあるかもしれません。しかし、数ヶ月が経ってまとまった金額が見え始めてくると、不安が自信に変わります。この自信が目標を達成する原動力になるのです。
毎月余ったお金を漠然と貯金に回しているだけでは、お金が貯まる実感は得にくいもの。そのうちモチベーションも落ちてしまいます。
まずは目標とする金額を決めましょう。目標金額が決まったら、継続して貯金することを第一に考え、実行していきます。
2.毎月無理のない金額を貯金する
貯金をしようと思い立つと「早くお金を貯めたい」という気持ちが働いて、毎月極度な節約をしはじめるケースがあります。無理をして節約をすれば一時的にはお金が貯まるかもしれませんが、ほとんどの場合、長続きしません。
お金を貯めるときに忘れてはならないのが「貯金を継続すること」です。そして継続するためには、毎月無理のない金額を設定することです。
では、無理せず貯金できる金額とはどのくらいなのでしょうか。次の項で紹介する「貯金するための具体策」を実行してみて捻出できる金額が、自分にとって無理のない貯金額です。ぜひ参考にしてみてください。
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貯金するための具体策

貯金するための具体策
着実に貯金を増やしていくためには、具体的に次の点を心がけることが大切です。
1.収支の記録をつける
お金を管理するときに必ず行いたいのが、お金の出入りの把握です。家計簿のように収支のわかる記録をつけるようにしましょう。
自分が何にどのくらいのお金を使っているのかを正確に知ることで、意外な出費に気づくこともでき、貯金に回せる現実的な金額もわかってきます。
一ヶ月が終わった段階で貯金額が目に見えてわかれば、モチベーションアップにもつながります。
2.極力自炊を心がける
自分の工夫次第で節約効果を得やすいのが食費です。手間はかかりますが、やはり自炊するに越したことはありません。
毎日のランチを手作りのお弁当に、コンビニで買っている飲み物をマイボトルで持参するお茶に換えるだけでも、一ヶ月あたりの食費を1万円近く節約できる場合があります。
3.「必要な物」と「欲しい物」を区別しよう
上手に貯金を増やせる人は、必要な物への出費は惜しまず、欲しい物は必要に応じて取捨選択していることが多いです。
必要な出費とは、次のようなものです。必要な分はしっかり使い、無駄がでないようコントロールしていきましょう。
・公共料金や税金
電気、ガス、水道といった公共料金や税金は、生活に必要な支出です。
・医療費
身体の不調は早期に対処すべきです。無理に我慢していると、何かの病気のサインだった場合、身体に悪影響を及ぼすばかりでなく、早期に対処するよりも医療費がかかってしまいます。
・食費
食費は生活費の中で必ずかかってくる費用ですが、食材を無駄なく使うことで食品ロスが減り、食費を低く抑えることができます。
・光熱費
電気をこまめに消す、LEDに変えるといった努力により、光熱費削減を目指せます。
これらの出費は生活していくうえで欠かせないもののため、無理をして節約する必要はありません。一方、外食、お酒、タバコ、有料アプリ、服飾などの費用については、月単位、もしくは年単位で上限を設定しましょう。その中でやりくりするというルールを決めることで、貯金額を捻出することができます。
収支のメリハリをつけ、現実的な目標を
着実に貯金をしていくためには、「必要な物」と「欲しい物」をしっかりと区別することが重要です。
自分の収入で達成可能な貯金額を冷静に吟味するとともに、必要な物には惜しまずお金を出しましょう。
・平均貯金額は男女とも1,000万円以上だが、100万円以下も全体の1割ほどいる
・目標となる貯金額を無理のない範囲で設定することで、貯金を継続しやすくなる
・出し渋りと節約は別。貯金を意識しつつも、お金を出すべきことには柔軟に支出する
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更新日: / 公開日:2018.11.12









