庭のない住まいでも、生活に緑を取り入れたいという人は多いもの。マンションやアパートなど、集合住宅のベランダでもケースによってはガーデニングを楽しめます。(※集合住宅ではガーデニングを行なう際は、必ず管理規約を確認しましょう。)
今回は、管理規約のほか確認しておきたい事や注意しておきたい事を知っておきましょう。
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ガーデニングで四季の移ろいを楽しもう
なぜガーデニングはいいのでしょうか?植物は季節の移り変わりによって変化を見せます。新緑が芽吹き、花を咲かせやがて実をつけます。また、寒い冬には葉を落とすなど、さまざまな表情でベランダを彩ってくれるでしょう。鉢やガーデニング雑貨にこだわるのも楽しいものです。こうした変化を楽しむことで、味気ない生活にメリハリがつくはず。
花や観葉植物のほか、おいしい野菜を身近で作れるベランダ菜園も人気があります。植物がどのように育つのかを知り、自分で世話をした野菜を収穫し食べることは、子どもの食育という観点からもおすすめです。
また、ガーデニングによるセラピー効果も注目を集めています。室外に出て植物を世話することは、五感を刺激し心身の調子を整える効果があるのです。医療機関や老人ホームでも、リハビリテーションや認知症予防などのプログラムとして“園芸療法”を取り入れる施設が増えています。自宅で行うガーデニングにも、癒し効果が期待できるでしょう。

ガーデニングは、生活にメリハリをつける、子供の食育、セラピー効果など様々な効果が
本格派には専用庭付きの物件がおすすめ
本格的にガーデニングや家庭菜園を楽しみたい人におすすめなのが、専用庭が付いた1階の物件です。ただし、専用庭があっても、既存の芝生や植栽に手を加えることを禁止しているケースもあります。専用庭でガーデニングを楽しむことが可能なのか、あらかじめ管理会社や管理組合に確認しておきましょう。また、通常の管理費のほか専用庭の使用料が別途必要な場合もあります。
集合住宅のベランダやバルコニーでガーデニングを行う場合も、管理規約の確認が必要です。
マンションの高層階では、ベランダに物を置くと強風で吹き飛ばされて落下する危険性があるため、ガーデニングを禁止しているケースもあります。ベランダでのガーデニングを禁じていない場合でも、いつでも撤去できる小型の鉢やプランターの利用が原則です。すぐに移動できないような大型の鉢や、床に直接土を盛るタイプの花壇の設置などはできません。
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鉢やプランターで避難経路を塞がないように
原則的に、集合住宅のベランダやバルコニーは専有部分ではありません。住戸ごとに独占的な使用が認められていますが、住人全体で使用する共用部分に当たります。これは、多くの集合住宅でベランダやバルコニーが災害時の避難経路を兼ねているからです。
そのため、植木鉢やプランターなどが避難の妨げにならないよう、節度を持ったガーデニングを行なう必要があります。避難を困難にするほど大量の植物を設置するのは避け、避難ハッチ(はしごを下ろす穴)の上や、隣家との間仕切り壁の前は必ず空けておきましょう。

避難ハッチや隣家との間仕切壁は重要な避難経路。必ずスペースを空けておこう
土や落ち葉による排水口の詰まりに注意
ベランダでガーデニングを行なうと、土や落ち葉などでベランダの排水口が詰まりやすくなります。排水が滞る事により、植物への水やりや大雨の際に水があふれ、水がボタボタと下の階に落ちたり、隣のベランダに流れ込んだりする原因になります。近隣トラブルに発展するケースもあるので、定期的な掃除・点検を忘れずに行ってください。
集合住宅のベランダやバルコニーでガーデニングを楽しむ場合に気を付けておきたいのが、古い土の処分方法です。新しい土に入れ替えたくなった場合や、ガーデニングをやめたくなった場合に、古い土はどのようにしてゴミに出したら良いのでしょうか。
土の処分方法は各市区町村により異なるので、ウェブサイトなどで確認しておきましょう。少量であればゴミとして回収するケースもありますが、“土や砂は受け付けない”と定めている自治体が多いようです。
ただし、ゴミに出せないからといって、公園やマンションの植え込み、空き地などに勝手に捨てると不法投棄になります。園芸店やホームセンターのなかには、土の回収サービスを行っていることもあるので、ガーデニングを始める前に確認しておくと安心です。
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ベランダ菜園をするなら連作障害に注意
土の入れ替えが難しいベランダ菜園で注意したいもののひとつに“連作障害”があります。連作障害とは、同じ野菜あるいは同じ科に属する野菜を毎年同じ土に植えることが原因で起きる、生育不良や病気です。
特にナス科(トマト・ナス・ピーマンなど)やウリ科(キュウリ・ゴーヤなど)の野菜は連作障害を起こしやすいとされています。連作障害を防ぐには、育てる野菜を毎年ローテーションさせる栽培計画を立てると良いでしょう。

ミニトマトやバジルは、育てやすくベランダ菜園の定番
土を使わない、水耕栽培も人気
近年では、集合住宅で手軽に楽しめる野菜の育て方として、水耕栽培も注目を集めています。水耕栽培とは、土の代わりに肥料を含んだ水を使用して植物を育てる方法です。毎年同じ作物を育てても連作障害の心配がなく、土の処分方法に悩まされることもありません。
集合住宅でガーデニングを楽しむときには、管理規約や今まであげた気を付けなければならないことを注意する必要がありますが、それ以上に暮らしに彩りを与えてくれます。目的や今の暮らしにあった花や農作物を育てて、上手に生活に組み込むとよりステキな生活が送れるはずです。

ルールや管理規約を守って、ガーデニングで生活に豊かさを
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更新日: / 公開日:2017.07.27









