東村アキコさんの人気連載マンガ「東京タラレバ娘」。主人公たちの境遇や飛び出すセリフが「刺さる!!」と、アラサーを中心とした女性たちから多くの支持を得ています。
今年、ドラマ化もされたこの作品を、間取り探偵が推理します。
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アラサー独身女性、共感の嵐!?
ああしていたら…こうしていれば…。
脚本家の鎌田倫子は高校時代の友人、香と小雪の三人とともに「行き遅れ女の井戸端会議」と揶揄される、仕事も恋もうまくゆかないことを愚痴る女子会を事あるごとに開いていた。
きれいになっタラ、いい男が現れる!好きになレバ、結婚できる!今どきの独身アラサーの胸にグサリと突き刺さる東京タラレバ娘のライフスタイル。三人は幸せな恋愛と結婚ができるのか?
さて、今回は主人公の倫子の部屋を推理。
マンガとドラマでは舞台となっている建物が違いますが、今回はドラマ版を取り上げます。
間取りは広いワンルームで、玄関から直ぐにDKスペースです。
靴を脱ぐ動作はありますがまるで西洋風の雰囲気。
また、ワンルームなのにDKを中心に食事・くつろぐ・執筆する・寝るといったスペースがうまく棲み分けされています。
さて、この間取りの推理で一番悩んだのがトイレ・浴室などの水廻り。どこにどのように配置されているかがさっぱりわかりません。そこで二つの案を推理してみました。
(案A)DKスペースからのアクセス
一般的に、廊下と思える先に水廻りがあるといった考え方を基に配置。
これはこれでありかな?と思いますが、この部屋の採光を遮る感がありますね。

(案A)廊下の先に水廻りがあるパターン
物件を探す(案B)寝室スペースからのアクセス

(案B)寝室スペースの横に水廻りがあるパターン
案Aでは収納に見えたところが洗面脱衣所への建具ではないか?として配置。
もともと西洋風な間取りにある寝室からのバスルームと思えば、そんな感じのする間取りなので、違和感がなく受け入れられます。
そしてよくよく見てみるとDKから見える廊下に階段のようなものが。
こちら側にはバルコニーかデッキがあると推理すれば間取り探偵としてはさらに小洒落た西洋風建物として納得いったので今回は案Bを押したいと思います。
アパートは実在する物件!その所在地は?
作品中の設定住所は東京都新宿区神楽坂七丁目。
実在はしませんが最寄りの駅は東京メトロ東西線の神楽坂駅と思われます。
神楽坂はその名の通りの坂道があり、お祭りのとき神輿が重くて坂を登れなかった際、「神楽」を奏でるとすんなり登れたことから名づけられたといわれています。
一歩裏通りに入ると生活感のある住宅地。
都心においては緩やかに生活のできそうなロケーションですね。だから倫子もノンビリとしてしまっているのかもしれません。
最寄りの駅、東京メトロ東西線、神楽坂駅でワンルームを検索してみると162件ヒット(2017.03.23現在)家賃も築年数によっては割とリーズナブル。
狭さや古さをちょっと我慢すれば夏目漱石や尾崎紅葉・泉鏡花などの文豪が愛した街を味わいながら暮らせます。
実はこのアパート、間取りこそ違いますが港区麻布台に実在しています。
昭和11年に建てられた木造2階建て。名称は和朗(わろう)フラット。
入所者が和(なご)やかに朗(おお)らかに住めるようにと名付けられたそうです。
この界隈ではかなり有名で歴史的価値のあるアパートで、HOME’Sの不動産アーカイブにも掲載されています。
【概要】
所在地:東京都新宿区神楽坂七丁目34(東京都港区麻布台3丁目 和朗フラット壱号館)
推定床面積A案:56.58m2
推定床面積B案:55.66m2
間取り:ワンルーム
構造:木造2階建
入居者:鎌田倫子

雰囲気のよい街並みの神楽坂。昔の坂の名残なのか、こうした階段状の路地も

間取り女子
※掲載の間取り図とパースはMEGASOFT 3Dマイホームデザイナーで作図しています
物件を探す更新日: / 公開日:2017.04.14










