システムキッチンには大きく分けて、デザインや機能がある程度パッケージ化された既製品と、扉の色やキッチンの高さ・水栓の種類・家電や照明機器など、すべてを自分好みにできるオーダーの2種類があります。
では、キッチンのリフォームを考えたとき、既成品とオーダーキッチンはどちらが良いのでしょうか?
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既製品のメリットは、キッチンメーカーや店舗で実物を見ることができ、実際の使い心地を体感できること。また、新しいキッチンを入れるまでの期間も、メーカーによって差はありますが、初回打ち合わせから工事終了まで2カ月程度と工事期間がさほど長くないのが一般的です。一方デメリットは、寸法と形状がある程度決められているため、マンションのリフォームなどでは動かせない壁や柱があると、気に入ったキッチンを設置できない場合があります。

 

オーダーキッチンのメリットは、水栓は海外のクラシカルなかわいいものにしたい、北欧風の素敵なキッチンにしたい、など、自分なりのこだわりを存分に発揮できること。半面デメリットは、費用がかさむ、選択肢が多くなる分、決めるのに時間がかかる、受注生産のため発注してから納品するまで半年程度時間がかかるなど、コストと時間がかかります。

 

既製品もオーダーキッチンも、それぞれ一長一短。どちらが良いとは言い切れません。キッチンのリフォームは一家の一大事。まずは自分がしたいことは何か? を明確にし、じっくり選ぶようにしましょう。

 

既製のキッチンも、造作すればオーダーのような仕上がりに。写真は造作した壁にI型のシステムキッチンを設置したプラン。キッチンの天板より高い壁は、料理の手元を隠す&水はね防止に役立つうえ、カウンターキッチンとしての使い道も「クラッソ」(TOTO)

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ニトリの「シンプルシリーズBS2プラン199000円・税別」は、お手頃価格で機能充実。コストパフォーマンスに優れたシステムキッチン。余計なものは不要、実用性重視、店舗で気軽に購入したい、という方におすすめです(ニトリ)

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料理の種類が無数にあるように、オーダーキッチンも組み合わせは無限。打ち合わせでは、どんな設備を使いたいのか、リフォームしてどんな暮らしをしたいのか? などを入念にヒアリング。それぞれのライフスタイルに合ったキッチンを提案している(キッチンハウス)

料理の種類が無数にあるように、オーダーキッチンも組み合わせは無限。打ち合わせでは、どんな設備を使いたいのか、リフォームしてどんな暮らしをしたいのか? などを入念にヒアリング。それぞれのライフスタイルに合ったキッチンを提案している(キッチンハウス)

小さい子どもがいる家庭や荷物の多い家庭では、収納はあればあるほど便利と思う方もいるでしょう。けれども子どもの成長は早く、それに合わせて持ち物の種類や量はどんどん変化します。子どもが巣立つとそれまで重宝していた設備や家具がかえって不便になる場合があります。

 

また、荷物の多い家庭では、今持っている調理道具や食材の量だけを考えた収納にすると、後から買ったものが入らなくなり、理想のキッチンがすぐにものであふれてごちゃごちゃ、なんてことにもなりえます。
キッチンリフォームは、費用も労力も伴うもの。せっかく行うなら少し先の未来、そして10年、20年後の生活の変化も見据えて考えることが大切です。

 

今持っている家電に合わせてリフォームすると、買い替えたときにキッチンが狭くなる、使いにくくなるといった問題が起こる場合も。家電は永久的なものではないので、いずれ買い替えても対応できるようなレイアウトを考えてプランを立てましょう

今持っている家電に合わせてリフォームすると、買い替えたときにキッチンが狭くなる、使いにくくなるといった問題が起こる場合も。家電は永久的なものではないので、いずれ買い替えても対応できるようなレイアウトを考えてプランを立てましょう

 

新しいキッチンにする際、ガスコンロのままいくかIHヒーターに替えるかは悩みどころ。今の料理の頻度や年を重ねてからの安全面・光熱費など、加熱機器はさまざまな状況を想定して選ぶことが大切です

新しいキッチンにする際、ガスコンロのままいくかIHヒーターに替えるかは悩みどころ。今の料理の頻度や年を重ねてからの安全面・光熱費など、加熱機器はさまざまな状況を想定して選ぶことが大切です

 

子どもが自立する・親を自宅で看るなど、家族の増減のたびにリフォームするのは大変。家具を選ぶときは移動がしやすい、ライフスタイルの変化に対応できる、など、先を見据えた選択を

子どもが自立する・親を自宅で看るなど、家族の増減のたびにリフォームするのは大変。家具を選ぶときは移動がしやすい、ライフスタイルの変化に対応できる、など、先を見据えた選択を

 

ヨーロッパではリビングに暖炉のある家庭が多く、自然とリビングに家族が集まると言われています。
日本もかつて食事と調理は囲炉裏とかまど。火を囲んで家族団らんが行われていました。囲炉裏とかまどがキッチンに代わっても、火のある場所=キッチンには、今も家族が自然と集まる効果があります。

 

キッチンのリフォームは、人生にそう何度もあることではありません。使い勝手の良いキッチンに作り替えることはもちろん、家族で食卓を囲む幸せを、リフォームを通して今一度見つめ直してみるのも良い機会かもしれません。

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更新日: / 公開日:2016.07.05