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今回は、東急東横線・代官山駅が最寄りの『Café Michelangelo(カフェ・ミケランジェロ)』を紹介。
代官山は、渋谷・恵比寿・中目黒という3つの人気エリアに囲まれた町。建築家・槇文彦の手がけた複合施設『ヒルサイドテラス』を呼び水に、昭和の終わり頃から多くのデザイナーやアーティストに愛されてきた場所です。緑豊かで閑静な環境がありつつも、日本初の洋服のセレクトショップ『ハリウッドランチマーケット』のような独自のこだわりを持つお店が集まる、住みやすさとトレンドが融合した町です。

 

Café Michelangelo

Café Michelangelo

Café Michelangeloは代官山駅から徒歩10分。各国の大使館が建ち並ぶ、並木の美しい旧山手通り沿いにあります。西麻布にある老舗レストラン『レストランひらまつ』のオーナー平松氏によって、1997年にオープンした正統派のイタリアンカフェ。代官山のシンボル的存在であり、ドラマの撮影などにもしばしば使われている人気店です。

 

Café Michelangeloの店長・阿部優さんに、代官山について聞きました。
「休日はショッピングや観光で賑わいますが、基本的には静かな住宅街です。ただ、面白い方が多いですね。なんてことない普通の人だと思っていたら、実は凄いお仕事をされている方だったり。お話ししていて面白い、刺激的な大人が多く住んでいる町です」

 

19世紀後半のヨーロッパ、いわゆるカフェの黄金時代のスタイルを踏襲したお店は、外観から内観、調度品に至るまで、まるでずっと昔からそこにあるような、クラシカルで品のある佇まい。通りに面したオープンテラスは日当たりも良く、散歩がてらに立ち寄ったお客様と愛犬が寛ぎの時間を過ごしています。

 

周辺

周辺

 

店内

店内

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2001年より店長に就いた阿部さん。はじまりは、ヨーロッパの本場で見た日常風景でした。

 

「前職で何度もヨーロッパを訪れたんですが、あちらのカフェは単に飲食する場では無く、地元のお年寄りがカウンターの人とお喋りしていたりするような、住民やその界隈の“コミュニティの核”のような存在なんです。そういうお店がたくさんあることで、パリのような大都会でも人間的な息吹がちゃんと感じられる。東京のような殺伐としがちな都市には、そんな存在が必要なんじゃないかと思っていたんです」

 

店内

店内

阿部さんは、大学卒業後に美容師として働き、その後フランスのテーブルウェアを輸入する会社へ転職。数年後、Café Michelangeloの系列店である広尾の『Cafe des pres』で初めて飲食業に転職したという、珍しい経歴の持ち主。「元来飽きっぽいので、続かないんです」とはにかみながらも、「カフェは飽きる暇が無い。人と接する仕事は同じものが一つとしてありません。それが長く続いている理由かもしれないですね」と語ってくれました。

 

Café Michelangelo

Café Michelangelo

 

Café Michelangelo

Café Michelangelo

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2011年に『代官山 蔦屋書店』がオープンし、今でこそ活気のある旧山手通り。しかし、阿部さんが店長に就任した当時は、代官山の中でも“街外れ”な場所だったそう。なぜ、この場所を選んだのでしょうか。

 

「この店は、トスカーナあたりのパティオ(庭園)をイメージして作られたんです。賑やかな駅前から離れて、少しのバカンスを過ごしにカフェへ来る……そう考えると、中心地から離れていること自体が価値になるし、意味がある。だから、閑静なこの場所が適していたんです。『代官山 蔦屋書店』が出来て、若いお客様が増えて周辺も活性化しましたが、ガチャガチャとした雰囲気では無く、相変わらず落ち着いた、代官山らしい賑わい方ですね」

 

Café Michelangelo

Café Michelangelo

併設する系列店の『リストランテASO』は、昭和初期に建てられた洋館をリノベーションしたもの。中庭に生える樹齢300年のケヤキの樹は、春は新緑が眩しく、夏は日よけのテント代わりとなり、秋冬に葉が落ちると暖かな陽を注いでくれる「お店のパートナーであり、親分さん」だそう。いつの日でも、そこにあり続けてくれる安堵感こそが、この店が提供する最高のサービスなのかもしれません。

 

系列店の『リストランテASO』

系列店の『リストランテASO』

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「同じスタイルで50年、100年続けるというのは、和食屋さんにはあるけど、日本のカフェにはなかなか無い。流行を先取りして、常に変化するスタンスは新鮮かもしれないけれど、お客様が落ち着きませんよね。そうではなく、なるべく世の中の流行に囚われない、変わらない場所であり続けることが大切だと思っています。その人の生活スタイルの一部に組み込まれるような、その人の人生の一部になるような、そんなお店になりたいですね」

 

Café Michelangelo、大きなケヤキの樹と共に、これからも代官山の街と人々を優しく見守る存在でいて欲しいと感じました。

パスタやパニーノなど、シンプルかつスタンダードなイタリアンメニューのなかでも、人気が高いのはやっぱりデザート。
アーモンドパウダーとバターを贅沢に使い、しっかりと焼き上げられたタルト生地はビスケットのようにザクザクとした食感で食べ応え十分。たっぷりと乗せられたフルーツは、冬はベリー、夏はいちじくなど、季節の素材を楽しめます。生クリームのふくよかな甘味と果物の酸味、生地の香ばしさのバランスが絶妙な一品。

 

1cafe1menu

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【住所】東京都渋谷区猿楽町29-3
【TEL】03-3770-9517
【営業時間】
11:00~23:30(21:30 DRINK L.O. 22:30 FOOD L.O.)
【定休日】なし
【HP】
http://www.aso-net.jp/michelangelo/

 

※2014年01月20日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

 

Café Michelangelo(カフェ・ミケランジェロ)

Café Michelangelo(カフェ・ミケランジェロ)

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更新日: / 公開日:2014.01.20