都市ガスを使って発電すると同時に、その際に発生する廃熱を使ってお湯もつくるのが、エネファーム。無駄なくエネルギーを使える省エネ設備のひとつです。エコな電気とお湯で生活も豊かなものに。
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日本では家庭で消費されるエネルギーのうち、一般的に冷暖房よりも給湯のほうが多く、その割合は約3割にも及びます。給湯器における省エネルギーは、エコ住宅を考える上では重要なポイントになるのです。主な省エネ型の給湯器には、電気と大気中の熱を利用してお湯をつくる「エコキュート」、ガス給湯時の排熱を回収してエネルギー効率を高めた「エコジョーズ」、ガスでエンジンを動かして発電と給湯を行う「エコウィル」などがあります。その中で光熱費における節約効果がもっとも高いのが、燃料電池によってガスから電気とお湯をつくる「エネファーム」です。

 

エネファーム

エネファーム

エネファームとは「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の愛称。都市ガスやLPガス、灯油などから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて電気と熱をつくる仕組みになっています。ただの給湯器ではなく、発電も行う創エネシステムなのです。似た設備にエコウィルがありますが、エコウィルが給湯時にエンジンを動かして電気をつくるのに対し、エネファームはガスを燃焼させないのでCO2の発生量を大幅に抑えることができます。また、従来のように発電所でつくられた電気は排熱や送電ロスなどで6割強を失ってしまいますが、エネファームは家庭で発電するので使用したガスの8割をエネルギーに変換することが可能。ただ家に設置するだけで家庭のCO2排出量を年間約1.5トンも削減することができるのです。

 

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エネファームはガスによる発電があるため、家に設置すれば電気の購入量を大幅に減らせます。その分、ガスの使用量は増えますが、同時に優遇されたガス料金プランが適用されるため、電気代とガス代を合わせて年間5~6万円ほどの光熱費が削減されることに。また家ごとの電気やお湯の使用パターンを自動で学習する機能があり、家庭ごとの生活スタイルに合わせて、もっとも省エネ効果が出るように作動します。
そんな効果も評価され、2009年9月に販売が開始されてから、初年度は全国で5000台のエネファームが導入されました。以降、毎年着実に販売台数を増やし、2011年には1万台の大台を突破。2012年度には2万台近い販売台数が見込まれています。ただし、製品価格は約270万円。導入にあたっては補助金制度もありますが、他のエコ給湯器と比較してイニシャルコストは高くなります。採用については、自分たちの家族構成やライフスタイルと考え合わせて検討するとよいでしょう。
※『エネファーム』は東京ガス株式会社の登録商標です

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更新日: / 公開日:2013.02.18