二世帯同居している住まいのタイプ

二世帯で同居している住まいのタイプは、「注文住宅」が58.0%で6割近くを占めています。続いて「新築分譲一戸建て」(22.0%)、「中古一戸建て」(10.7%)となりました。一定の敷地を必要とするためか、「賃貸」やマンションは少数派でした。

Q7二世帯同居にしている住まいのタイプ【単一回答】(n=540)
二世帯同居にしている住まいのタイプ【単一回答】(n=540)

住まいは共有か、完全に独立か

ではその住まいを親世帯、子世帯でどの程度共有にしているのでしょうか。

最も多かったのは「すべて共有である」(49.1%)でした。およそ2人に1人は特に世帯ごとの部屋に制限を設けていないようです。次に多かったのは「一部共有である」(40.9%)でした。「完全に独立している」は1割に留まりました。

Q4同居している住まいの分け方【単一回答】(n=540)
同居している住まいの分け方【単一回答】(n=540)

完全に独立となると、それぞれの設備が2つずつ必要になるので費用面の負担も大きく、敷地面積も確保できていなければ難しいということになります。その結果、共有を選んだ世帯が多かったようです。

共有することが多いスペース・設備

親世帯と子世帯で住まいを部分的に共有にしている人に、どのようなスペース・設備を共有しているのか尋ねました。その結果を紹介します。

親世帯・子世帯で共有することが多いスペースとは。リビング、キッチン、洗面所、それとも・・・
親世帯・子世帯で共有することが多いスペースとは。リビング、キッチン、洗面所、それとも・・・

以下の順位となりました。

1位 「玄関」(71.9%)
2位 「キッチン」(48.9%)
3位 「リビング」(44.8%)
4位 「ダイニング」(43.0%)
5位 「洗面所」(40.7%)
6位 「トイレ」(28.5%)
7位 「階段」(25.8%)
8位 「お風呂」(18.6%)
9位 「和室」(14.0%)

共用にしている場所【複数回答可】一部共有の人ベース(n=221)

1位は2位を引き離して「玄関」(71.9%)となっています。独立したスペースを設けたいが予算の都合上ですべては難しいという場合、このような結果を優先順位の参考にしてみてはいかがでしょうか。

しかしながら水回りは分けたほうが良いという声もあります。詳しくは★リンク★二世帯同居、うまくいく家いかない家【二世帯同居調査1】を参考にしてください。

完全に独立している人の分け方は?

では「完全に独立している」と回答した54人のご家庭の分け方をご紹介します。最も多かったのは「上下で分けている」で54人中30人でした。続いて「別の棟に住んでいる」人が13人、「左右で分けている」人が10人でした。エリアにもよりますが、敷地を有効に活用するには、上下で分けるのが良かったためでしょう。

Q6独立型の二世帯住宅の分け方【単一回答】親子世帯でスペースを共有していない人ベース(n=54)
独立型の二世帯住宅の分け方【単一回答】親子世帯でスペースを共有していない人ベース(n=54)

上下で分けている家庭の中では、プライバシーを保つことができて良いという意見もある反面、ネガティブな意見を持つ人もいます。最後にその一部をご紹介します。

「2階のリビングダイニングを挟んで1階と3階でわけたのは良かったと思います」(義理の娘/一部共有)

「玄関で会わなければ会わずに済むので、ほぼマンションの別の階に住んでいるようなもの」(父親/一部共有)

「完全に上下で分かれている。子どもたちが小さいときはよかったが、義父が亡くなり、階下に義母独りになって、さらに介護となると、行き来が面倒だし、様子が見られないため、カメラを設置したりしている。月日がたったとき融通の利く間取りのほうがいい」(義理の娘/完全に独立)

あるタイミングでベストだったものが、状況が変われば住みにくくなるということもありえます。将来的にリフォームやバリアフリー化することも視野に入れておければなお、安心といったところでしょう。

調査概要

【調査実施期間】2017年3月6日~3月7日
【調査対象者】事前調査で「親世帯・子世帯で二世帯同居もしくは三世帯同居している」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】540サンプル

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