いつでもどこでも気軽にできる散歩。しかし、人によって散歩に求めるものや散歩中に考えていることが様々であることがわかりました。

今回は、散歩中にしていることや、居場所の確認方法などについて、首都圏在住の週に1回以上散歩する散歩好きの540人に尋ねた結果をご紹介します。散歩の新たな楽しみ方が見つかるかもしれません。

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まず最初に散歩中に何をしているのかを尋ねました。1位は「風景を眺めていること」(70.7%)となりました。2位はは「季節を感じている」(61.7%)、3位は「一緒に歩く人と話している」(45.0%)が続きます。4位は「きれいな植物や花を探している」(40.7%)、5位は「写真を撮っている」(27.2%)でした。

順位散歩中していること
1位風景を眺めている70.7%
2位季節を感じている61.7%
3位一緒に歩く人と話している45.0%
4位きれいな植物や花を探している40.7%
5位写真を撮っている27.2%
6位頭の中を整理している27.0%
7位人を観察している26.5%
8位音楽を聴いている19.4%
9位正しい姿勢を保つようにしている18.9%
10位鳥やペットなど動物を探している17.2%
10位楽しかったことを思い出している17.2%

散歩中していること【複数回答可】(n=540) ※上位10位まで

 

12位以下の結果はこちらです。

 

12位 非日常的なことを妄想している (15.2%)
13位 ペットの様子を見ている (9.8%)
14位 スマートフォンを見ている (7.2%)
15位 失敗したことを反省している (6.1%)
16位 ラジオを聴いている (5.6%)
17位 ひとり言をつぶやいている (5.0%)

 

視覚から風景や自然を楽しむ人が多いですが、「頭の中を整理している」(27.0%)、「楽しかったことを思い出している」(17.2%)、「非日常的なことを妄想している」(15.2%)のような頭の中の妄想派も一定数います。この結果から、視覚から楽しむ派、聴覚から楽しむ派、妄想派などに楽しみ方が分かれることがわかりました。

歩き続けていたら、「ここどこ?」と我に返った経験はありませんか? うっかり迷子になった時のために、散歩好きがどのように居場所を確認しているのかを知っておきましょう。

 

散歩の際、場所を確認するために利用したことがあるものは以下のようになりました。

 

散歩の途中利用した情報 【複数回答可】(n=540)

散歩の途中利用した情報 【複数回答可】(n=540)

 

1位は「無料の地図アプリ」(44.1%)、2位は「案内パンフレット」(40.4%)、3位は「ネット上にある地図(アプリ除く)」(33.1%)がランクインしました。

 

もはや当たり前のようにスマートフォンで位置が確認できるようになりましたが、あえて注目したいのは紙の情報です。「案内パンフレット」「地域のフリーペーパー」などには、地元の人しか知らないお勧めの場所や見どころが載っていることもあります。評判のお店を探しながら歩くのもいいですね。

 

次に注目したいのは「歴史が分かる地図」「古地図」。昔あった建物や歴史に思いを馳せながら歩く方もいるようです。古地図の歩き方を解説する本や、アプリもあります。普段散歩する場所には昔何があったのか調べてみると、一味違った散歩コースになるのではないでしょうか。

 

散歩中迷ったら便利な位置情報アプリ

散歩中迷ったら便利な位置情報アプリ

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続いて、散歩するならどのような場所が魅力的なのか、最大3つまで選んでもらいました。結果は「公園」(52.8%)がトップとなりました。2位は「川沿い」(45.0%)、3位は「見知らぬ街」(40.7%)がランクインしました。僅差で「歴史的な建造物」(39.8%)が続きます。

 

魅力的な散歩の場所 【最大3つまで選択】(n=540)

魅力的な散歩の場所 【最大3つまで選択】(n=540)

 

海や山などの大自然よりは、身近な自然が好まれるようです。「見知らぬ街」が3位にランクインしたのは、冒険心がくすぐられるためでしょうか。「歴史的な建造物」の周りには今も自然が豊かに残っている場所が数多くあります。景色も楽しめ、散歩にも張り合いが出そうです。一方で、人気がなかったのは、「廃墟」や「遊園地」でした。確かに何か見てはいけないものが見えてしまったりしたら・・・と考えると、心置きなく散歩を楽しめる環境ではなさそうです。

 

見知らぬ街を地図を頼りに<br>散策してみるのも楽しいもの

見知らぬ街を地図を頼りに散策してみるのも楽しいもの

最後に、「散歩とはどのようなものか」を尋ねました。ひとつだけ選んでもらったところ、最も多かったのは「息抜き」(29.1%)となりました。これに「ストレス発散」(26.9%)が続きます。

 

どうやら運動そのものというよりも、リフレッシュすることを主目的に置いている人が多いようです。「運動」(14.4%)や「ダイエット」(4.4%)のほか、「冒険」(6.1%)のために散歩をする人もいます。ひとつの回答に偏り過ぎない結果から、様々な形で散歩の目的を見出している人がいることが分かりました。

 

あなたにとって散歩とは? 【単一回答】(n=540)

あなたにとって散歩とは? 【単一回答】(n=540)

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【調査実施期間】2016年4月18日~4月19日
【調査対象者】東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県にお住まいの方のうち、
事前調査で「お散歩がとても好き」「週に1回以上散歩する」「お散歩でお勧めのコースがある」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】540サンプル

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更新日: / 公開日:2016.05.09