住宅の購入を考える上で、新築マンションや分譲一戸建て(建売)を購入する場合と「中古を買ってリノベーション」する場合のメリットはなんでしょう。今回は「中古を買ってリノベーション」する4つのメリットをお伝えします。

ライフスタイルに合わせた自由な住まいづくりが可能

リノベーションの最大のメリットは、何といっても注文住宅と同じように「住む人のニーズやライフスタイルに合った自由な住まいをつくれる」という点にあります。
いったん壁・床などの内装を解体し、スケルトン(あるいはスケルトンに近い状態)にしてから工事を行えば、一定の制約条件はあるものの、好きな間取りやデザインの住まいを実現することができます。また、躯体や設備などがどの程度劣化しているかを正確に把握した上で工事を行うことができるため、配管の取り替えや耐震補強など、建物の古さからくる不安も解消することができます。

※スケルトン:建物の柱、梁などの構造躯体だけにした状態

選べる物件数が多い

「物件数の多さ」もリノベーションの魅力です。新築と異なり、中古であれば、住みたい街や周辺環境、広さ、築年数など、好きな条件でたくさんの物件から自分の希望に合ったものを探すことができます。また、一般的に新築は建物が完成する前に契約をするケースが多いのに対して、中古物件は実際に現地を内覧して、日当たりや風通し、近隣との関係がどのようになっているかなどを自分の目でしっかりと確認した上で契約することができるという大きなメリットがあります。

費用が安い

また、新築と比べたときの「費用の安さ」もリノベーションの大きな魅力です。
マンションか一戸建てか、また築年数やリノベーションの内容にもよるため一概には言えませんが、同じエリアの似たような物件であれば、一般的に、新築を買うのと比べ「中古を買ってリノベーション」したほうがかなり費用を抑えられます。
逆に同じ予算であれば、広さや立地など、より条件の良い物件に住むことができます。

資産価値が目減りしにくい

我が国では、新築時をピークに建物の資産価値(価格)が下がっていくのが一般的です。しかしその下がり方は一定ではなく、新築マンションの場合、築16年~20年頃から下がり方が緩やかになっていきます。
また高額物件になるほど、その値下がり金額は大きくなる傾向があります。
新築時と比較して、ある程度価格が下がった値ごろ感のある中古物件を購入することにより、将来の値下がりのリスクを抑えることができます。

中古マンションの築年数別平均価格出典:東日本レインズ