「雰囲気」へのこだわり
今回のリノベーションのメインは、キッチン。
無垢材の扉を使ったWOOD ONEのキッチンを採用し、それに合わせて吊戸棚・パソコンデスク兼サイドボードもWOOD ONES統一。
I様ご要望の飾り梁も、構造上残さなければならない柱と筋交もフローリングの色より少し濃い色に塗装。
空間のアクセントにもなっています。
壁も漆喰、床も無垢のフローリングにしたりと雰囲気にこだわったLDKになりました。

<BEFORE>廊下があることでお部屋の見通しが悪く、狭く感じてしまう間取りでした

<AFTER>構造上必要な筋交いや柱を残しつつも壁を取った事で、開放的な空間に生まれ変わりました

<AFTER>長い吊戸棚とパソコンデスクは大容量収納
「かわいらしさ」をたくさん詰め込んで
リフォーム前、I様のお宅にはすでにたくさんのナチュラルアンティークの小物が素敵に飾ってありました。
そんな小物たちをいつでも眺めていられるように、飾り棚を設置しました。

(写真左)キッチンIHの後ろの棚
生活用品もしっかり収納しつつも可愛らしさを忘れない…奥様の素敵なセンスが光る場所でもありますね
(写真右)キッチン収納庫
電子レンジと吊戸棚の間にできたデットスペースも棚をつけることでかわいらしく収納力UP

廊下には飾り棚を二つ設置しました。
小さな細々とした小物も、このニッチの中に入れれば存在感抜群
キミドリイロのカベ
この部屋のアクセントともなっている黄緑色の壁。
なんとその後ろには冷蔵庫。シルバーの無機質な冷蔵庫を隠すため、壁を立てて目隠ししました。

キッチン背面収納、黄緑色の壁がアクセント
ふんわり、柔らかに
全体的に白っぽくほわわんと優しいイメージの部屋を目指していらっしゃったI様。
アーチ状の開口、アーチ状の見切り…細かなところにも柔らかさを出すための工夫がされています。

(写真左)キッチン周りのクッションフロアと無垢のフローリングとの見切り
I様のこだわりで、直線ではなくアーチ型の見切り材製作・施工しました
(写真右)アーチ状のドアを付けたいとおっしゃっていたI様
コスト面、デザイン面からドアではなく、キッチンの出入り口につける事をご提案。一気に可愛らしい雰囲気になりました
気分で照明を使い分けて…
ダイニングには吊戸棚の上に間接照明、飾り梁の間にダウンライト、キッチン上にはペンダントライトを設置。
お部屋の雰囲気を出したいとき、テーブルで読み書きしたい時、掃除をしたい時などなど…
気分や用途によって照明を使い分けて楽しむことができます。

同じペンダントをコードの長さを変えて取付。それだけでリズム感が生まれ、空間に面白味が出ますね
優しい雰囲気を出しつつもモダンな和室
LDKを広くとるために6畳あった和室を4畳半に縮小。
夏場は、ここが寝室になるそうなので、4畳半の狭さから圧迫感を感じさせず、落ち着いて寝ることのできる色遣いに…

畳もこだわって縁のない畳に。押入の色はアクセントに濃い色を。宙に浮かせるようなデザインにする事で、圧迫感を減らしました
Before&After
担当者より
LDKを繋げて対面キッチンのLDKを作りたい、それがご要望でした。プランは元あった和室を小さくし、壁を取り払って廊下だった部分もLDKに取り込む事で、家族同士コミュニケーションが取りやすい広々LDKに生まれ変わりました。
I様はご夫婦揃ってお部屋の「雰囲気」にとてもこだわっていらっしゃいました。
そんなお二人の想いを、無垢のフローリング、珪藻土、無垢材を使ったキッチン、アイアンの取手等々の素材感や、ニッチ、飾り棚やアーチ型の出入り口といった「カワイイ」カタチで、ナチュラルアンティークの雰囲気を表現したLDKとなりました。
お客様の声

細かい注文にも誠実な対応をして頂き、本当に有難く思っています。
予想以上の仕上がりに、本当に満足しています。
今後もまた、困ったことがあれば力になって頂けたら嬉しいなあと思います。本当にありがとうございました。

