シティホテルのような贅沢な空間

リビング入り口の扉。「中にはなにがあるんだろうと、ワクワク期待させることを意識しました」とご主人様
余裕ができたら、もっと広い家を買おうと話していました。
休日にはホテルに泊まるのがご趣味のおふたりですが、その中で特にお気に入りなのがラグジュアリーホテルとして知られる「コンラッド東京」。
このホテルに魅了されたおふたりは、新しい住まいはこんなイメージにしたいと決めていたそうです。そんなごおふたりが手に入れたのは、駅前に立地する築25年の4階建てのビル。
1階はテナントとして貸し、2階以上を住居として使うことにしました。
広さはおよそ350㎡で、従来は部屋が細かく分かれていましたが、今回のリノベーションでは、それぞれの居室の単位を大きめに設定し、間取り変更をしました。
2階は皆が集うパブリック空間、3階はご一家のプライベート空間、4階はお母様の部屋という構成です。リビング入り口のドアを開けると、そこに広がるのは、まさにシティホテルのような贅沢な空間。
柱の石材に、白系でまとめられた家具や調度品が巧みに調和しています。隣接する部屋との壁を撤去し、LDKを一体化させた広々としたスペースには、ご夫妻様共通の趣味である映画鑑賞ためのホームシアター・コーナーも設けました。

明るい日差しが差し込む、スタイリッシュなリビング

柱の石材やダーク系の建具に、白いソファが映えます

ソファの向かいには、ホームシアター・コーナー
キッチン&書斎
元もと2階にあった水回り設備を整理し、空いた空間はキッチンの一部として取り込みました。
LDの建具と色合いを統一したスタイリッシュなシステムキッチンも、このラグジュアリーな空間にとけ込んでいます。リビングの一角、TVの裏側には、ご主人様のための書斎コーナーを設けました。
PCやオーディオセットなどを備え、お一人の時間も楽しめるスペースとなっています。

キッチン&ダイニング。テーブルや冷蔵庫も空間に調和しています

リビングの一角に設けた書斎コーナー
バスルーム
3階はご一家のプライベート空間として、寝室やバスルームなどを設けました。
寛ぎのバスルームは、ゆうに8畳はある広さで、優雅なラウンドタイプの浴槽の他にシャワーブースも備えています。

ゆったりとした優雅なバスルーム

ラウンドタイプの浴槽は、オプションでジャグジーを付けました。浴槽まわりはタイル張りです

開放感を高めるため壁の一部をガラス窓にしています
パウダールーム
パウダールームの洗面化粧台にはボウルを2つ設置。
照明にもこだわり、ここでもホテルのような気分を味わえます。

照明にもこだわったパウダールーム
トイレ
トイレにも洗面室と同じく、壁面いっぱいに鏡を取り付けました。
収納扉の面材もリビングの収納と統一しています。

トイレにも壁面いっぱいの鏡が

手洗い器を設置。デザインも工夫しました
寝室&子ども部屋

寝室は、閉塞感を出さないよう、壁の一部をガラス窓にしました

壁面のクロスは一部柄物を採用し、アクセントに

クローゼットを造作し、明るくすっきりとした子ども部屋
玄関ホール&エントランス

ホテルやレストランを思わせる玄関まわり

(写真左)大型の鏡を採用し、空間に視覚的な広がりを持たせました
(写真右)巧みな遠近法の利用で訪れる人をワクワクさせる玄関アプローチ
Before & After
before
after
before
after

