玄関、LDKとひとつづきになった広い土間
小さなお子さまがいるKさんご夫妻は、子育ての場所として腰を落ち着けて永く住むことを考えてこの物件を選びました。Kさん邸のリノベーションの特徴は、なんといってもアトリエや作業場として活用するLDKから連なる広い土間。ご主人の趣味の彫刻の制作中には木くずが出たり汚れたりするため、床を土間にしてアトリエのように使おうと最初から計画していたそう。彫刻のほか、DIYをする機会も多いので、土間スペースが作業時にとても役に立っているとのことです。またダイニングテーブルもご主人の自作したもの。
天板は木材屋さんにオーダーでつくってもらい、鉄脚はご主人自ら溶接。
ダイニンスペースに温もりのあるシンボリックなテーブルが誕生しました。

土間に続く広々LDKは、木質を生かした温もりたっぷりのくつろぎ空間に仕上がっています

リビングにつながる土間はいろんな作業空間に活用されています
仕上げにこだわった自塗りの床と壁
Kさん邸のもうひとつのリノベーションの特徴は、自塗りの床と壁。
予算調整と仕上げの素材にこだわりたい、ということから壁と天井は自分たちで塗装することにしました。新たに造作した壁は職人さんに塗ってもらいましたが、コンクリートの躯体のところは全部ご夫婦2人で作業したそう。LDKと土間は珪藻土、個室は断熱塗料を使用。
珪藻土は粉の状態で購入して、攪拌機をレンタルして水と粉を練るところから手がけたというこだわりよう。珪藻土は調湿効果などが期待でき、断熱塗料も住環境の向上に役立っています。
材料はテクスチャーが気に入って選んだものですが、子育てをする空間でもあり、腰を落ち着けて永く住みたいとのことで、少しでも快適な空間づくりを目ざしたそうです。湿度、温度対策はもちろんですが、自分たちで手をかけた分、愛着のある家となりました。

LDKと土間は珪藻土、個室は断熱塗料を使用して壁や床は自塗りで仕上げました
寝室にくつろぎスペースも設置
6畳+4畳半の部屋をつなげてウォークインクローゼット付きの広い寝室にリノベーション。寝室の手前にはソファーとテーブルを置き、ゆっくりとお茶を飲んだり読書を楽しんだりできるくつろぎのプライベートスペースも確保しました。

優しいグリーンの風合いが落ち着く手塗り壁。壁には断熱塗料を使用し、エコ効果も期待できます

彫刻やDIYが趣味のご主人。ところどころに自慢の作品が飾られています
間取り

3LDKの部屋を1KDKへ変更。寝室からウォークインクローゼットを抜け、キッチン、LDへとつながる回遊型の間取りとなっている

