白塗装+無垢材で海外の家のような住まいに
お子様の小学校就学を前に、リノベーションを前提として中古のテラスハウスを購入した千葉県のSさん。
立地が気に入りSさんが購入したのは、築36年の3LDKの物件でしたが、設備の老朽化はもとより、開放感に欠けていてインテリアに合う内装ではありませんでした。まずは冬の寒さ対策を考えた快適な住み心地の家にするため、大部分の窓に内窓を設置。
壁を厚くしたところには断熱材を入れ、床の凹凸を調整したりと住宅性能を向上させました。開放感に欠けていた2階のリビングは、和室の壁をなくして伸びやかな空間を確保。
2面の窓から光や風をいっぱいに感じられる、のびやかな空間のLDKとなりました。内装はショールームでヒントを得た躯体を剥き出しの仕様にすることで開放感をアップ。
床には無垢材を張り、壁や天井は全て塗装するなど優しい風合いや質感を生かしつつ、素材感を重視した味のある空間に仕上げました。さらにキッチン前の壁にはモルタルを塗り、ステンレスキッチンとのバランスを考えてデザイン。
吊戸棚もチークの突板で造作し、明るめの色合いで床に張った無垢材と雰囲気を合わせました。また、リビングの一角には書斎として使えるようにカウンターを造作。
PC作業などのほか、お子様の勉強を見たり、調べ物や書き物をしたり、アイロンを掛けたりと多目的に利用できます。カウンターの上部には棚を設け、海外出張先で買い集めた小物をディスプレイできるように配慮。
デスク手前の窓際には、奥様が「いつか使いたい」と海外で購入してあったハンモックも吊るすなど、お気に入りのものに囲まれたくつぎの空間が誕生しました。

和室を取り払って生まれた開放的なLDK。天井もできるだけシンプルに見せるため、壁と同じ白で塗装しています

食器棚やダイニングテーブルなど、家具を配置をあらかじめ想定。手持ちの冷蔵庫が置けるように壁をつくり、床の高さも調整することでぴったりと収まっています

キッチン前の壁にはモルタルを塗り、ステンレスキッチンとの調和をはかっています
階段&子供部屋
かつて壁で三方を覆われていた階段は、和室の壁をなくすことで明るく開放的に変身。
正面には黒いスチールの手すりを入れてアクセントにしつつ、サイドにはSさんのご希望の縦格子を設置してデザインクオリティにもこだわりました。また、もともと和室だった1階の居室は子供部屋に改装。
出窓の下部の収納を撤去して、勉強机として使えるカウンターにつくり替えました。ベッド脇の壁の一面は、お子様が好きなライトブルーで塗装して空間のアクセントに。
ヨーロピアンオークの無垢フローリングと白壁との相性も抜群で、シンプルながらも上品な雰囲気の空間となりました。

階段を囲う壁を一部スチールの手すりにすることで、圧迫感のないスマートなアクセントになっています

和室を改装して生まれた子供部屋。ライトブルーの壁が上品なアクセントとなっています
Before&After
【Before】家族でゆったりと暮らせる間取りではなかった以前の部屋。築年数も経っていたため、設備の老朽化も気になるところでした
【After】階の和室を取り除いてリビングに融合。明るくゆったりとしたLDKのある間取りに生まれ変わりました



