4種類の床材を使ったこだわりのLDK
横浜市の見晴らしのいいマンションにお住まいのＭさん。
以前から同じマンションに住んでいましたが、収納が少なく、部屋が細かく仕切られていて自分たちのライフスタイルには合いませんでした。
日頃あまり使っていない和室のほうが日当たりが良いなど、気になる点も多々あり、自分たちに合った間取りに変えたいとリノベーションを決意されました。また、子供が生まれる前ということもあり、キレイになった部屋で子育てをしたいという気持ちもふくらんでいました。Mさんが求めていたのは、“ものすごくカッコイイ家！”というよりは、シンプルで使いやすい家。
日当たりのいいリビングでゆっくり過ごせて、床材は足触りのよい無垢材を使うのが理想でした。これらの希望を叶えるため、まずは窓側の和室の壁を取り除いて広いLDK空間を確保。
リビングの床には念願の無垢材を採用して、日当りがよく居心地のよいスペースが誕生しました。また、キッチンが主役のLDKには通常の無垢フローリングのほか、スプーンカットの無垢材、タイル、畳と異なる4つの床材を採用。
リビングの一角にはタタミコーナーも設け、使いやすくて、心地いい自分たちのライフスタイルにぴったりの住まいが完成しました。
4つの床材を配した、明るく広々とした使い勝手の良いLDK。黒のアイランドキッチンの造作扉が空間のアクセントになっています
リビングの一角には畳コーナーを設置。将来子どもが増えたときには、ここをご夫婦の寝室にとも考えています
リビングスペースにはスプーンカットの床材を採用しました
キッチン
広く明るくなったLDKに採用したのは、見通し抜群でおしゃれなアイランド型のキッチン。
見た目もおしゃれで、料理をしながらリビングにいる子供のことも見守れる奥様お気に入りのスペースです。また、キッチンの背面には、家電もしまえる大容量のパントリーを設置。
パントリーには引戸をつけて、リビング側からも物があまり見えないように配慮しました。
（写真左）LDK空間の主役は、おしゃれな黒のアイランドキッチン
（写真右）キッチン収納もたっぷりで、家電も食材も引戸で目隠しが可能。キッチン空間はいつもスッキリ＆キレイ！
キッチン＆ダイニングの床材には、タイルを採用しました
個室＆寝室
LDKのカラーに合わせて、個室と寝室もホワイトを中心に雰囲気を統一。
各スペースともに収納もたっぷり設けて、居心地と使い勝手の良さを両立させました。
ダイニングに隣接した洋室。ドアではなく、広く開け放つことができる引戸を採用したことで風通しのいい開放的な空間になりました
間接照明の灯りが心地よい眠りへと誘うシンプルで落ち着いた寝室。収納もたっぷり設けています
廊下＆洗面所・バス
玄関の上がり正面に大きなミラーを設置することで、視覚的にも広く見えます。
リビングへとつながるブラックのドアが重厚感を出しながら、空間を心地よく引き締めています。また家全体の白壁に対し、どこかにポイントカラーをということで、トイレの壁には鮮やかなブルーを採用。
美しいブルーの壁に囲まれ、まるで水族館にいるような雰囲気のリラックス空間になりました。
（写真左）ホワイト壁に無垢フローリングと黒のドアがマッチして、おしゃれな雰囲気の玄関に
（写真右）トイレのみブルーの壁にして、他とイメージを変えました
