開放的かつ安全、安心の間取り


老朽化が目立つ水廻りの設備を交換しつつ、将来に備えてバリアフリー対応の家にしたいとリノベーションを希望された大阪府のOさん。まずは、空間が細分化されていることによる動線の無駄と各部屋間の段差を改善。
3部屋に分かれていたキッチン、ダイニング、リビングの間仕切り壁を撤去して大空間のLDKをつくりました。3部屋を一体にすることで、動線を大幅に改善し料理や掃除などの家事効率も格段にアップ。
開放感がもてたことで、心のゆとりに繋がり、家族とのコミュニケーションも増えました。広々空間づくりとともに、各部屋間の床段差も解消。
家全体の床をすべてバリアフリーにすることで、将来への不安も払拭されました。
また、構造も頑強で傷みはほとんどありませんでしたが、間仕切り撤去に伴い、梁や筋交いによる補強は綿密に。
耐震性などの住宅性能を高めながら、モダンかつ安心&安全な家づくりを実現しました。
車椅子でもスムーズに移動できる大空間のLDK

車椅子でもスムーズに移動できる大空間のLDK

90cmと大きく開くリビングのドア。柱やドアに縦ラインのデザインを取り入れモダンな雰囲気に

90cmと大きく開くリビングのドア。柱やドアに縦ラインのデザインを取り入れモダンな雰囲気に

外壁を塗り替えてエクステリアも一新

外壁を塗り替えてエクステリアも一新


キッチン&構造柱


キッチンは壁付けのL型から、作業しながら空間全体が見渡せ、家族の会話が弾むアイランドスタイルに変更。
新たに窓を設けることで、風通しもよくなりました。新設したアイランドキッチンの周りは車椅子でもスムーズに往来できるよう80cm幅を確保。
フロアもフラットにしたことで、家事はもちろん、通常生活でも移動がしやすくなりました。
アイランドキッチンにすることで配膳や移動のストレスも減りました

アイランドキッチンにすることで配膳や移動のストレスも減りました

リビングとの仕切りは、構造柱を活かして空間を緩やかに区分。空間のテザイン性もアッブしました

リビングとの仕切りは、構造柱を活かして空間を緩やかに区分。空間のテザイン性もアッブしました


廊下&玄関


リビングの入口部分の壁を斜めに切り取ることで、玄関ホールがゆとりの広さに。
洗面化粧室やトイレの扉は引き込み戸に変更することで、車椅子でもスムーズに移動できるよう配慮しました。
(写真左)突き当りの角(リビング入口)を斜めにすることで、ホールも広くなりました (写真右)車椅子の移動も楽にできるよう、廊下の幅にもゆとりを持たせました

(写真左)突き当りの角(リビング入口)を斜めにすることで、ホールも広くなりました
(写真右)車椅子の移動も楽にできるよう、廊下の幅にもゆとりを持たせました