二世帯住宅へリノベーション。スペースの有効活用
S様のご実家は、杉並区の築28年の木造2階建ての一軒家。
こちらの2階部分で、4人家族の子世帯が暮らせるように二世帯住宅へリノベーション。
水まわり、リビング、寝室など家族のための間取りに変えたいというご希望でした。築年数を考慮し、まずは耐震診断を実施。建物全体のバランスを考え、耐震金物を入れたり、構造用合板を入れたりと耐震補強を施しました。一軒家の2階部分という限られた空間で、生活に必要な水まわりやリビングのスペースをできるだけ広く確保すること考えて設計しています。キッチンのカウンターの下部分は、収納ではなく飾り棚を設けて厚みを減らすことで、リビング・ダイニングより広く使えるようにしました。2人の兄弟のための子ども部屋もそれぞれ用意しつつ、将来の間取りの変更にも対応できる設計となっています。

キッチン側から見たリビングとダイニング。限られたスペースで、できるだけ広く確保する工夫がされている

リビングとダイニング。子ども部屋とつながっている

キッチンカウンターはスペースを考慮し薄型に。ダイニング側には飾り棚も
2人の子どもたちのためのスペースも

兄弟のための子どもスペース。引き戸を境に、左はお兄ちゃんの個室。右側は小さな弟のためのオープンスペース

小学生のお兄ちゃんには、壁とドアできちんと仕切りを設けています

子ども室からロフトに続く階段は、兄弟の遊び場としても活用されています
ゆったりと使えるバス・トイレ

キッチンの内側。奥の扉は勝手口となっている

キッチンのもう一方は、トビラ付きの洗濯機置き場へとつながる

トイレと洗面室は一体化し、圧迫感なくゆったりと使えるように

バスルーム含め、水回りは一箇所に集めています

