奥の壁に塗装した明るいイエローが、光あふれる南仏の雰囲気を醸し出すLDK


無骨な梁が空間を支える中古マンション。
パリのアパルトマンを思わせる雰囲気はご夫妻の好みに合うものの、使いにくい家事動線など課題もあったためリノベーションを希望した。
今回のリノベーションでは、まずキッチンとLDを隔てていた間仕切りの撤去を提案。
さらに壁付けのキッチンを一部対面式に変更することで、家事中でも会話ができる開放的なLDKを実現いたしました。
LDと書斎の床にはご夫妻が選んだチークの無垢材を採用し、その上に同一の素材を用いた家具を配して統一感を演出。
一方で壁の一部に好きな色の塗装を施すなど、要所に気(エスプリ)の利いた個性豊かな住まいが完成いたしました。
キッチンとLDを仕切っていた壁を撤去してオープンな空間に一新し、さらにキッチンレイアウトも対面式に変更した

キッチンとLDを仕切っていた壁を撤去してオープンな空間に一新し、さらにキッチンレイアウトも対面式に変更した


動線を分断する間仕切りを撤去し、広くて使いやすいオープンスタイルのキッチンを提案


間仕切りの多さが目立つ築31年のマンション。
とくにキッチンとLDが分断されて家事動線が悪いのは大きな課題でした。
間仕切りを撤去して広くて使いやすいLDKをつくるため
壁向きのI型キッチンを対面式に変更。開放感あふれるオープンスタイルのキッチンを創出しました。
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床材や壁の色調など内装にこだわって自分達らしさを演出。ステンレスのキッチンはオーダーキッチン。
ご夫妻がこだわったのは床材。


自分たちで厳選したチークのフローリング材をオイルで仕上げるなど手を加えた後、職人が丁寧に一枚一枚貼っていきました。ファブリックや家具も同じ雰囲気・素材のものを選びコーディネート。
その上で壁の一部を好みの色調に塗装してもらうなど、個性が随所に見られる楽しい住まいを実現しました。
LDと書斎にチークの無垢材を使用。家具の素材にもこだわった

LDと書斎にチークの無垢材を使用。家具の素材にもこだわった


玄関収納を充実させる


玄関はテラコッタ調のタイルを敷き詰めた土間で個性を演出。
シューズを美しく並べた“魅せる収納”も見事なアイデア。
旅行鞄もそのまま置いておけるスペースのある玄関ホール

旅行鞄もそのまま置いておけるスペースのある玄関ホール


既存の洗面台を利用してコストコントロール


一部をグリーンに塗装した壁、鏡、そして照明の組み合わせがアートのように見える洗面室。
向かって右側の壁には、収納に便利なニッチを造作した。
カラフルな色使いで毎日を楽しく演出する

カラフルな色使いで毎日を楽しく演出する


Before/After


室内は好みのインテリで彩られています


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