自然の豊かな周辺環境を家の内側でも感じたい
このコンセプトに沿ってプランは組み立てられていった。
元々は地縁のないエリアだったが、駅前の利便性とは対照的なとても大きな自然公園があり、駅からのアプローチも緑でいっぱい!そんな環境を気に入って購入した物件だけあって、家の中でもそんな空気感を感じられるようどこにいても窓外の緑が見える、木のパネルで仕切られた大きなひとつなぎの空間に変身。

1箇所から、3つの異なる部屋を臨む
大きな木のパネルが沢山の居場所をつくる
木のパネルに設けられたアーチ状や格子状の開口から、向こう側の景色が見える。
このお宅の中に入ると、無意識の内に居室だとは感じるが、実は仕切られずゆるやかにつながっている。
気配を感じながらも別の空間に身を置くことができる。

Rの壁に仕切られながらも、隣の空間を感じることが出来る
玄関入ってすぐに外
玄関に入ると大きな土間が続いたスペース。
写真では見えないが、実は逆サイドに大きなミラーがあり、窓外の緑がすぐに目に飛び込んでくる仕掛けとなっている。

photo/Takumi Ota
キッチンはぐるぐる回れるように!
アイランドキッチンにし、キッチン周りを回遊できるようにどうしてもしたかった奥さま。
排水経路の関係でシンクは無理だったが、IHヒーターを採用し、オープン且つ”ぐるぐる”できるキッチンが完成!

奥様の希望で、キッチン周りは回遊可能に
ホワイトボードが欲しかった
黒板のように自由に絵や文字が書き込めるホワイトボードのようなものが壁面に欲しかったご主人。
その回答として設計者からは、白のカラーガラスが提案され即採用!空間もやわらかくなり、今ではペンで絵を描いて楽しんでいる。

思いついたときに書いたり消したりできるよう、壁全面ホワイトボードを
間取り

多摩市N邸“居場所”がたくさんある、ゆるやかな仕切りの家

