リノベーションで住まい悩みを解決
昔ながらの細かく区切られた間取りのマンションにお住まいだった目黒区のOさん。
部屋数はあるものの収納が少なく、物が増えると家具を買い足すの繰り返しで居住スペースはどんどん狭くなるばかりでした。また、住居は1階で日当たりがよくないため、湿気の問題も大きな悩みのタネ。
Oさんはこうした住まいの問題を解決すべく、リノベーションを決意されました。リノベーションのポイントは湿度対策と広がりのある空間の確保。
そこで、今回は白の漆喰壁を全体に使用することでその2つの問題を取り除いていきました。漆喰壁は吸湿性に優れ、また色も白でまとめることによって視覚的な広がりと明るさも確保。
さらにゆったり空間を確保するために、リビングに隣接していた和室を取り除いてひとつの空間にまとめました。また、リビング、キッチン、ベッドルームの各スペースはきっちり仕切らずにゆるやかなつながりにすることで開放的なスペースを実現。
各スペースの上部空間をつなげることで明るさと広がりをもたせつつ、使いやすさも追求しました。さらに≈のテレビボード側とその向かい側の壁一面には大容量の収納を造作。
あふれていたモノがすべて収まり、リビングをすっきりと美しく保てるようになりました。
広くなったリビングで趣味のスポーツ観戦をゆったり楽しめるようになりました。またリビングのソファースペースの脇にはパソコンコーナーも設置。
Oさんがインテリア雑誌で見つけて、どこかに使いたかったというガラスブロックをパソコン前の壁に採用し、センスアップと採光の両方に役立てました。キッチンは、リビングに生活感を出したくないとのことで、少し高めの仕切り壁に。
上部空間を開けていることで、キッチンの雑多なものを隠しつつ、圧迫感を取り除いています。

壁一面の収納を設けてすっきりしたリビング。ソファ脇には便利なパソコンコーナーを設けています

キッチンは少し高めの壁で仕切っています
ベッドルーム&こだわりの壁

Oさんの希望のガラスブロック。採光とデザイン性の両方をかねています
限られた空間を広々と使うために、ここには敢えてドアを付けず、他のスペースとのゆるやかなつながりをもたせました。また、今回採用した調湿性の高い自然素材の塗り壁は、手塗りで表情も豊かに。
外壁にも使われる素材なので汚れがつきにくく、美しい白さが長続きするのも嬉しい特徴です。テレビの裏側には水を吹きかけてもすぐに吸い込んでしまうほど調湿性に優れたタイルを採用。
すぐれた機能性に加え、インテリアのアクセントとしても役立っています。さらに、壁一面に設けたクローゼット内部にも吸湿性の高い壁材を使用。
期待以上の収納力を確保しつつ、梅雨時期も中の湿気を心配することなく安心してモノをしまえます。

(写真左)晩酌でほろ酔い気分になっても、すぐにベッドにたどり着ける、動線の良い間取りに
(写真中)テレビ壁には調湿性にすぐれた美しいタイルを採用
(写真右)壁面収納の内部にも吸湿性の高い壁材を使用しています
玄関&洗面所・バス
今回のリノベーションの対象はLDKと2部屋で玄関まわりの一角は対象外でした。
しかし、玄関がリビングから廊下を通して正面に見えるため玄関扉のみ遊び心のあるブルーに変更。
白やブラウン系の落ち着いた色調で揃えたリビングと好対照で、奥行きを感じさせつつ、デザインのポイントともなっています。

玄関扉をブルーにして、リビング側から眺めたときの視覚的なポイントを持たせました

