玄関
黒い和風の格子引き戸を中華風に見せる為に、真っ赤なドアを造作。
格子からのぞく笹のシルエットが和モダンなイメージになりました。
引き戸を開けると、竹・石・照明内臓の灯篭が。
中華料理店でありながら、和のイメージもプラスし、オリジナリティの溢れる内装に仕上げました。

(写真左)黒い格子と赤のドアのコントラストがオシャレな玄関
(写真右)竹や灯籠で和の空間もプラスしました
テーブルにもコンセプトの赤と黒を
カウンター席は、黒いテーブルの小口を赤にすることでアクセントにしています。
シンプルに統一された空間のアクセントになっている赤と黒を生かす為に、コーナーには鮮やかな緑の竹を飾りました。
ライトアップされた竹が、落ち着きのある雰囲気を演出しています。
客席の床も黒と白でコーディネート。
通路部分には黒と白のフロアータイルで、黒のラインがスタイリッシュな仕上がりになっています。
客席には立派な竹のオブジェ
奥の客席と空間を区切る為に、ここでも鮮やかな竹を配置。
仕切りの壁が目隠しにもなり、シンプルな店内にインパクトを与えています。

店内の椅子はアイボリーで統一
客席からのぞく外庭
天井から床に近い所まであるガラスサッシを生かす為、外庭は目隠しに茶色の竹を。
石・灯篭のシンプルなライトアップも客席に和モダンな空間を与えています。

(写真右)奥の客席からは表の外庭が楽しめます
(写真左)玄関と同じモチーフで外庭には照明内蔵の灯籠でライトアップ
真っ赤な引き戸のトイレ
お店を入って正面の目に止まる真っ赤な引戸はトイレの引戸です。
大人から子供まで、身長の高さに関係なく誰でも取っ手を使えるように引戸の上から下まで溝を造作。
手洗いの水は鏡から飛び出した本物の竹から、手洗器は信楽焼のガラスにしました。

取っ手は黒色を使い、デザインと色のコーディネート

排水管を隠す為にすだれを使用

便器を斜めに取り付け、変形したトイレ空間を生み出し広いスペースを確保。
今では当たり前になってきた、タンクレストイレにウォシュレットを設置。
正面・後面の両方を床から天井まで鏡を使い、女性の身だしなみを整える事に一役こたえれるようになっています。

