平凡な3LDK物件が、モダンな2LDK地中海風アトリエ付き住宅に大変身
物件探しから担当するMSリノベーターが、最初に物件を見て一番驚いたのが、南面10mのワイドスパン、玄関からバルコニーまで10mという、ほぼ正方形の間取り。
施主様のご希望でもあった「アトリエのイメージ」を形にするにはこれしかない、それはロシアの民芸品「マトリョーシカ」です。正方形の箱の中に正方形のアトリエ、箱の中の箱。これはおもしろいと思い施主様にご提案したところ、イメージ通りと言っていただきました。

間取り図(施工前3LDK / 施工後2LDK+アトリエ)

(写真左:施工前/写真右:施工後)キッチン脇の和室を突き出し窓のついたアトリエに変更。

(写真左:施工前/写真右:施工後)リビングの壁は、元の白い壁にブルーの壁紙を貼り、カウンタータイルをあしらって地中海風LDKに。

(写真左:施工前/写真右:施工後)平凡な和室が、ホワイト一色の輸入住宅風アトリエに。

(写真左:施工前/写真右:施工後)洗面スペースは、アートモザイクタイルを使用し、エキゾチックな雰囲気に。

(写真左:施工前/写真右:施工後)浴槽も広げ、広々としたシティホテル風に変身。
高級ウォールナット無垢材やアートモザイクなど、素材への熱いこだわり

最高級のウォールナット無垢材を使用したフローリング。

キッチン前面のタイルは、ブルーのグラデーションで地中海地方の雰囲気を演出。

洗面所のタイルには、某TV番組でも使用されたアートモザイクタイルを使用。

ブルーをアクセントにしたエキゾチックな柄の壁紙。

ドアノブなどのパーツひとつひとつにもこだわりが。
これから育てて行くのが楽しみな家です

新築の戸建住宅を探していたT夫妻。
「リノまま」に出会ったことで、戸建購入から中古物件をリノベーションするという発想に切り替えたそう。
白い壁にカラフルなタイルが映える、日当りと風通しのよいお部屋に伺って、リノベーション工事完了までのいきさつを教えてもらいました。
——当初は、リノベーションという選択肢は無かったんですね?
(妻) 最初は新築の戸建住宅を探していたんです。
100軒以上の物件を見ましたね。
でも、いろんな住宅を見ていくうちに、これでいいのかなと思うようになってしまって。
予算内で収めようとすると、どうしても条件の悪い物件になってしまうんです。
駅から遠かったり、バス便であったり、また日当りが悪かったり、周辺環境が悪かったり、それに都心から離れてしまう。通勤に2時間以上かかるところだったり、現実的に厳しいかなと。
それに、建売住宅は趣味に合わないというか、どの家をみても変わり映えしない内装でイメージと違ったんです。そうなると注文住宅がいいかなと探しはじめたんですが、それだと予算がオーバーしてしまう。
家探しにちょっとグッタリしてきた時に、たまたま知人の紹介で「リノまま」のことを知りました。
中古マンションを買ってリノベーションするという考えがそもそも無かったんですが、それなら予算内に理想の住宅に住める! と、発想を切り替えたんです。(夫) 家を探していたときに、沢山の業者に会うんですが、話せば話すほど不信に思えてしまったんです。
どの業者も言う事が同じで、「最後の一戸です!」って言うんですね。とにかく売ればいいやっていう気持ちが見えてしまって、どこで買っていいかわからない状況でした。その点「リノまま」ですと、住宅の仲介手数料ではなく、リノベーション工事費で利益を出しているっていうのがわかっているから、すごく安心できました。
担当の神谷さんが話のわかる人だったというのも大きいですね。
他の業者と違って、住宅を施工した業者の事や管理状態、将来の資産価値についてなど物件の詳しいことも調べてくれて、信頼できたんです。
不動産についても詳しい「リノまま」にお願いしたおかげで、すごくお得に物件を購入できたし、浮いたお金をリノベーション工事費にまわすことができたんです。
——リノベーションでこだわった点はどこですか?

T夫妻は、二人とも彫金の仕事に従事するアーティスト。
そこで、リビングの横の和室だったスペースを彫金ができるようアトリエにしたんです。
アトリエができたことで、これから彫金をやっていく楽しみが広がりました。それに、僕の夢だったオーディオスペースもできました。
スピーカーの配置にこだわって、いい音楽が聞けるんです。
オーディースペースの窓からは、スカイツリーが見えるんです。
仕事から帰ってきて、スカイツリーを眺めながら好きな音楽を聞いて一杯飲む……至福のときですね。(妻) アトリエはもちろんだけど、無垢材の床にもこだわりました。
こういう暖かみのある自然な素材の床って、一般的な建売住宅だとなかなか無いですしね。
素足で歩くのが最高に気持ちよいんです。無垢だからか、洗濯物を部屋干しすると、乾きが早いんです。
木が湿気を吸収してくれるんでしょうね。
それに、少しくらい傷がついても、その傷自体が味になっていくような素材なんです。
今は薄い茶色をしていますが、使いこんでいくうちに、もっと濃いめの茶色になるそうです。
これから住み続けるうえで、どういう風に変化していくのか楽しみです。他には、収納をたくさん作ったこともお気に入りのポイントです。見栄えだけじゃなく、使い勝手もよくて大満足です。
——「リノまま」にしてよかった点はありますか?
(妻) やっぱり、自分たちのイメージ以上のものができあがったところです。
天井を上げるというプランなど、住宅に詳しい方じゃないとわからないプランを提案してくれて、最初から最後まで丁寧に対応してくれたことに感謝しています。近くに姉が住んでいるんですが、新築みたいねと驚いています。
うちの親も新築みたいだと驚いていました。
これから壁紙の色を変えたり、どんどん内装も変えて行く予定です。
床の色も使い込んでいい味になってくるだろうし、家を育てていくような気持ちで暮らしていきたいと思っていますね。(夫) 物件探しと内装の打ち合せを同時進行していくので、前の家の家賃の負担が少なくなるようにと気配りしてくれたのが嬉しかったです。ほかにも、どういう建材を使えばいいか、床の下に敷く素材のことなども細かく相談に乗ってくれたのも助かりました。
素人の僕らだとどういう素材がいいのかわかりませんし。
タイルメーカーのショールームなどもずっと神谷さんと回りましたね。
細かい物件の書類づくりなど含めて、神谷さんとは何回も飲みましたね。

