窓のない外観は日常から一歩離れた印象的な空間を演出

夜は照明をコーディネートして、昼間と違った顔に、通る人にイメージが残る事にこだわりました
蔵の戸板が活かされたエントランス
お客様を迎えるエントランスには昔の蔵で使用されていた引戸を採用しました。
戸板の上部は木格子に鉄の網が貼られており、伝統的な風情を保ちながら、店内の空気の流れにも配慮しています。更に入口引戸にアクセントと遊びを入れるため、お店由来の着物がオブジェとしてお客様をお出迎えします。
お祭りの時に使用されていた着物は竹を使って、まるで人が天井に張り付いているイメージで飾られています。
広げられた鮮やかな着物の風合いが好評です。

店内入口引戸のアップです。枠材がなかったので、引戸と同じ材質で創りました
こだわりの厨房とカウンター

(写真/左)カウンターはタモ無垢板の落ち着いたデザイン(写真/右)厨房の天井はカウンターから見上げあると粋なよしず貼が印象的です
接客空間でのこだわりの演出
徳島杉とすす竹で作られた棚には地方から集められたお酒を並べ、お店の自慢料理に合う銘柄を選ぶ楽しさも演出します。
座敷スペースは2台のテーブルを自由に動かし、開放的なくつろぎの空間を創りだすことも可能。
テーブルもタモ無垢板で統一され、お店全体の和の雰囲気を引き立たせます。

(写真/左)徳島杉とすす竹で創られた酒棚(写真/右)自由に動かせる2台のテーブル
小粋な引戸のトイレ

押入れ引戸を使用したトイレドア
取っ手はさくらの枝を加工して、スライドすれば鍵がしまるように細工されています。

