家族との時間を大切にした技ありLDK


築8年の3LDKのマンションをリノベーションされた大阪市東住吉区のKさん。
Kさんのリクエストは「家族の時間を大切にしたい」、「キッチンの窓を活かしたい」、「子供たちに自由に描ける黒板を造ってほしい」、「パパの働く姿の見える場所にSOHOを造りたい」とのことでした。まずはキッチンの窓を活かすため、窓側から壁際にキッチンを移設。
スペースが空いた窓際には、足場板を使った長いカウンターを設置してダイニングテーブルとの距離感が絶妙な会話の弾むDKを造りました。コストを抑えるためにキッチンや建具はそのまま使って、把手だけを交換。
窓際のカウンターは既製品の収納と組み合わせ、床の幅広ナラ材は木目が濃くなる茶色のオイル塗装でビンテージ風に仕上ています。また、「パパの働く姿を見せたい」とのリクエストに応えるため、LDKの一角にご主人のSOHOコーナを造作。
床には石タイルを敷き、LDKとのつながりを意識しつつ、ゆるやかな曲線で区切ってテイストを少し変えています。
(写真左)家族の会話が弾む距離感がうれしいDK (写真中)LDKの一角に設けたSOHOコーナー (写真右)料理が大好きなKさんが作ったクッキーをほおばりながら、楽しそうにおしゃべりする子どもたち

(写真左)家族の会話が弾む距離感がうれしいDK
(写真中)LDKの一角に設けたSOHOコーナー
(写真右)料理が大好きなKさんが作ったクッキーをほおばりながら、楽しそうにおしゃべりする子どもたち


インテリアや建具、演出にも凝っています


家族との時間を大切にした共有空間は、ご夫婦のお好みに合わせて建具や演出もひとひねり。
SOHOコーナーと新しくできた洋室との仕切り壁には、床で使ったナラ材をフレームに、アンティーク風ガラスをはめたレトロな灯り採り窓を設置しました。また、たくさんの本をお持ちのKさんのために、SOHOコーナーの壁に大きな本棚を造作。
「SOHOコーナーに宙に浮かぶ本棚が欲しい」とのリクエストに応え、壁の上部に浮かす形で棚を設置しました。さらにもうひとつの要望であった大きな黒板は、ダイングの後ろの明るい壁際に設置。
キッチンやリビングにいながら、子供たちが楽しく絵を描く様子を見守ることができます。
(写真左)洋室とSOHOコーナーを仕切る、アンティーク風の灯り採り窓 (写真右)Kさんの要望で生まれた「宙に浮く本棚」

(写真左)洋室とSOHOコーナーを仕切る、アンティーク風の灯り採り窓
(写真右)Kさんの要望で生まれた「宙に浮く本棚」

(写真左)ナラの床材には観葉植物やキリム、シンプルなソファなどもよく映える (写真右)大きな黒板は子どもたちへの素敵なプレゼント

(写真左)ナラの床材には観葉植物やキリム、シンプルなソファなどもよく映える
(写真右)大きな黒板は子どもたちへの素敵なプレゼント


Before & After


以前はLDKに和室が隣接する、よくあるタイプの3LDKの間取りでした。
今回は洗面台、お風呂などの水回りは大きく変えずに、LDK周りを中心にリノベーション。
和室を洋室に変えつつ、一部のスペースをLDKに加えてご主人のワークスペースを作ったり、LDK空間を広げたりと、より家族のコミュニケーションが取りやすい間取りに変わりました。

simplehouse_case009_m-beforebefore


simplehouse_case009_m-afterafter


【Before】以前は何の変哲もない、平凡な3LDKのマンションでした
【After】既存の個室を一部削って広くなったLDK空間には、さまざまな工夫が施されています