普通の間取りを“ワクワクする”ような家に
3LDKの普通の間取りのマンションを1LDKへとリノベーションされた大阪府のOさん。
とにかく「意図のない部屋はいやだ」とのことで、子どもが家中を走り回れるような、回遊性のある間取りを希望されていました。ご希望のウォークスルーの間取りを実現するために、元の間取りで残したのは寝室用の洋室の1部屋だけ。
その他のスペースはすべていったん仕切りを取り払い、各スペースをそれぞれ遮ることなくレイアウトし直していきました。その結果誕生したのが、玄関、ウォークスルークロゼット、SOHOコーナー、小上がりの和室、LDKという並び。
「ただいま!」と玄関を開けたら、ウォークスルークロゼットからLDKへ、そしてLDK→廊下→玄関と、ぐるりと回遊できる間取りが完成しました。LDKは以前の和室を削ってスペースを広げ、キッチンはDK側に向けて配置変え。
料理や台所仕事をしながら家族との会話を楽しめるようになりました。キッチン奥には脱衣所へ直接出入りができる便利な戸口を設置。
キッチンカウンターのリビング側には、友達が来た時に選んでもらえるようにとマグカップを並べられる飾り棚を設けています。また、家族でゆっくりくつろぎたいLDKの床はオイル仕上げのオーク材を採用。
リビングスペースには、遊牧民の手織り絨毯「アートギャッベ」を敷き(同社のレタスストアで販売)、温もり感もたっぷりです。さらにLDKには稼働棚を設置。
子どもが小さなうちはコルクボード+棚でお絵描きデスクとして、大きくなったら収納棚として利用できます。

折り上げ天井が新しいLDKに美しくマッチ

(写真左)以前の和室を削ってリビングスペースを広げました
(写真右)玄関から一直線に抜ける廊下。左側にはウォークスルークロゼット、SOHOコーナー、小上がりの和室があり、すべてぐるりと回遊できます
クローゼット&和室
玄関に入り、廊下の裏側には小上がりの和室へと続くォークスルークロゼットを造作。
家に帰ったら玄関からそのままクロゼットに直行でき、上着を脱いだり、荷物を置けたりととても便利なスペースです。また、ウォークスルークロゼットの延長には、ご主人の仕事場でもあるSOHOコーナーを設置。
その先には小上がりの和室を造り付けて、LDKへと抜けられる構造となっています。客間としても使える小上がりの和室は、子どもにとっては秘密基地のような場所。
おもちゃを広げて遊んだり、奥の壁からジャンプしてソファに着地したりと遊び心を満たす楽しいスペースです。

(写真左)玄関から小上がりの和室をのぞむ
(写真右)小上がりの和室の下には長物も入るたっぷりの収納を設けました
玄関&洗面所ほか
以前玄関左手にあった洋室を取り除いて、一部を足してできた広い玄関。
タイル貼りのゆったりした玄関は窓もついて明るくなり、フロートタイプのシューズクロゼットも設けて便利になりました。また、今回のリノベーションの特徴的な所は、廊下に設けた洗面台。
帰ってからスグ手が洗え、小上がりの和室に座りながら、家族4人が一緒に歯磨きもできます。廊下とキッチンの両側から出入りできる脱衣所にも、機能的な工夫が満載。
脱衣所の扉は一枚の引戸になっていて、閉めれば収納棚が出現するという2WAYの役割を果たしています。

防火扉を真似て、LDKのドアは廊下の壁に凹みをつくってそこにぴたりと納まるように工夫しました

(写真左)廊下の洗面台なら家族一緒に歯磨きができます
(写真右)窓もついて明るく広々と生まれ変わった玄関
Before & After
before
after
【Before】3LDKの普通の間取り。意図のない部屋は不要というご判断
【After】玄関、ウォークスルークロゼット、SOHOコーナー、和室という並びの間取りへ

