“切り替え上手”な僕の部屋



リモートワークが定番化した昨今、自宅にワークスペースがある方も多いのではないでしょうか。

豊富な住まいづくりの実績を有する積水ハウスの賃貸ブランド「シャーメゾン」には、さまざまなニーズに対応したワークスペースが設置されています。

集中空間としてだけでなく、コミュニケーションがはかどる空間として、わくわくする空間として…。住む人をイメージしてつくられた注文住宅のような賃貸物件を取材しました。

この記事では、シャーメゾンの設計長を務める伊藤正昭さんに、ワークスペースが生まれた背景やコロナ禍前後での空間需要の変化について伺います。

積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン」

賃貸にも、戸建てレベルの品質と住み心地

私たち積水ハウスグループは、数十年先まで選ばれ続ける賃貸ブランドを目指し、住宅性能・住み心地の追求を徹底しています。耐震性・断熱性・遮音性はもちろん、ゆったりと過ごせる空間設計や時代に合わせた設備仕様を展開しています。ぜひ一度、「シャーメゾン」をご体感ください。

 

今では当たり前のように住まいに溶け込むワークスペースですが、設置初期はどのような想いがあったのでしょうか。シャーメゾンの設計長を務める伊藤正昭さんにお伺いしました。

 

伊藤正昭さん

積水ハウス株式会社 東京西シャーメゾン支店 設計課 設計長。

エクステリアコンペ、全国建築事業推進大会設計コンペなど、数々の社内コンペで受賞経歴を有する。

――ワークスペースを設計するようになったきっかけを教えてください。

 

 

伊藤さん「実はワークスペースの設置を始めたのは、コロナ禍前の2018年ごろになります。当時は東京五輪に向けて、混雑の影響で通勤が難しくなることが予想され、リモートワークが推奨されていました。

 

そのため、ライフスタイル提案の一環として、賃貸物件にも自宅で仕事をするためのワークスペースを設置することにしたのです」

 

――ライフスタイル提案とはどういったものですか?

 

伊藤さん「『この賃貸にはどんな人が住み、どんな暮らしをするのだろう?』と細かく想像し、最適な空間を生み出すことです。当社の住まいづくりに共通する考え方です。

 

リモートワークをするといっても普段からテレビを見たり、食事をしたりするリビングでは仕事をしようとしてもなかなか集中できないよね、という発想からワークスペースが生まれました」

 

――設計するうえで意識していることやこだわりはございますか?

 

伊藤さん「仕事に集中できる場所にすることはもちろんですが、完全にクローズドなスペースにせず、家族の気配を感じられる空間になるように意識しています。

 

たとえば、壁で仕切られてはいるけど声は聞こえる、壁とドアで音は遮られているけれど小窓から姿が見えるといったように付かず離れずで、ある程度のコミュニケーションを取れる、そういった距離感の空間が理想です」

 

室内窓で家族とコミュニケーションが取れるセミクローズスタイルのワークスペース

――机の高さや奥行き、コンセントの数や配置にこだわりはあるのでしょうか?

 

伊藤さん「机の高さは基本的に70cmで、奥行きは50cmほどで設計しています。最低でもこのくらいのスペースがないとパソコンを置けても手を置けなくなってしまうんですよね。パソコンと手を置いても、ゆとりがあるように意識して設計しています。

 

それと、仕事でパソコン以外にも複数のガジェットを使う方も多いので、コンセントの数も重視しています。最低でも2口コンセントを3ヶ所と、テレビ用のジャックも用意しています」

 

コンセント4ヶ所に加え、有線LANの差し込み口もあるワークスペース

――確かにパソコンで作業をしながらスマホやタブレットの充電もするので、コンセントはあればあるだけうれしいですよね。

 

伊藤さん「ワークスペース周辺だけでも、普通の洋室と同じくらいのコンセントを用意しています。仕事をするスペースとなるとそこで長い時間を過ごすことになるので、できる限り快適にストレスを感じずに作業ができる空間を目指しているんです」

 

コロナ禍ではリモートワークが急増しましたが、現在では緩やかに出社の方向に戻す企業が増えてきているという印象です。コロナ禍前後でワークスペースの需要にどのような変化があったのでしょうか。

 

――昨今では出社に戻す企業が増えて、リモートワークが減りつつあります。ワークスペースの需要にどのような変化があったのでしょうか?

 

 

伊藤さん「リモートワークが主流だったころは、ドアが付いていて独立しているクローズドな書斎風のワークスペースが人気でした。

 

『集中してじっくり作業をしたい』『Web会議が多いので生活音を完全に遮断したい』というニーズが強かったです。

 

ドア付きの書斎ルーム風クローズドスタイルのワークスペース

Web会議の際に生活感のあるものが映り込まないように、ワークスペースの後ろにはドアではなく棚などがあるような配置で設計をしたりもしていました。

 

ただ、背景はバーチャル設定でごまかすこともできるので、それよりも生活音の方をどうにかしたいと言われることが多かったですね」

 

――集中できる仕切られた空間が求められていたということですね

 

伊藤さん「ただ最近は逆に、リビングと一体化したオープンなワークスペースが増えつつあります。

 

リビングの床を一段下げた小下がりが見渡せるセミオープンスタイルのワークスペース

たとえば、小下がりが見渡せるワークスペースは、仕事をしつつも家族とのコミュニケーションを大切にすることができます。

 

リビングの中にあるオープンスタイルのワークスペース

ほかにも、お子さまと一緒にリビング学習ができる、リビング内ワークスペースもつくってきました。

 

リモートワークが週に2~3日だけなら、仕事だけに使う書斎的な場所ってちょっともったいないですよね。リビングの一部にあるようなオープンなワークスペースなら、使い方の幅が広がります」

 

――クローズドなワークスペースとオープンなワークスペース、それぞれどういった人におすすめなのでしょうか?

 

伊藤さん「そのあたりは完全に好みかなと思います。どちらかが優れているということはありません。

 

人によって合う・合わないはありますし、そのときどきで自分のライフスタイルに合ったワークスペースを選べばいいかなと思います。合わなくなったと感じたら、別の物件に住み替えることができる。それが賃貸物件の良さですね。

 

もちろん今でもクローズドなワークスペースは多くつくっています。カフェで勉強する方が集中できる人、個室の方が集中できる人がいるように、さまざまなニーズにかなう選択肢をご用意していますよ」

 

集中して作業ができる書斎風クローズスタイルのワークスペース

 

伊藤さん「リモートワーク自体が減ってきているというのも背景にあると思うのですが、ワークスペース自体の使われ方が徐々に変わってきているんです。以前は仕事だけをする場だったのが、趣味などにも使われるようになってきています」

 

多目的スペースとして使える、セミクローズスタイルのワークスペース

――ワークスペースというより、多目的スペースになりつつあるということでしょうか?

 

伊藤さん「そのとおりですね。自分のキャリアのための勉強や読書など、『自分時間のための空間』として活用する方が増えてきました。皆さんコロナ禍を経て、それまで以上に家での時間を大切にするようになったという印象があります。

 

この部屋は、廊下にある鏡が扉になっていて、その先に空間が隠されています。釣りを趣味にしている方が趣味部屋として使っているんです。

 

隠し扉の先に空間が! 「秘密の趣味部屋」としても使えるクローズスタイルのワークスペース

――シャーメゾンに暮らす皆さまへメッセージをお願いします!

 

伊藤さん「私たちはお気に入りの家をつくる注文住宅の発想を大切にしています。賃貸物件であっても、自分のために建てられた一戸建て住宅と同じように、『自分の家だ』という実感を得ていただけたらうれしいです。

 

家に帰ったらゆっくりくつろいで、自分のための時間や空間を楽しんでほしい。日々そんな思いで設計しています」

「ワークスペース*」のチェックで、ワークスペース付きの賃貸物件を手軽に検索

積水ハウスの賃貸ブランド「シャーメゾン」では、専用のワークスペースが設けられた物件を簡単に探すことができます。

 

検索方法はとても簡単。上の画像のように、物件検索ページの「設備にこだわる」項目から「ワークスペース*」にチェックを入れてください。この*マークは、積水ハウス品質のオススメ条件であることを示しています。

 

理想の住まいに、自分だけの空間をプラスして、より快適な暮らしを手に入れてみませんか。

更新日: / 公開日:2025.05.08