同棲すれば、パートナーと毎日顔を合わせることになるため、言動や行動の1つで不満を感じることもあるでしょう。喧嘩が続けば、パートナーと恋人関係を解消することになるかもしれません。
こういった事態を避けるためにも、トラブルに発展する原因や対策法について、事前に理解しておくことが大切です。そこでこの記事では、同棲でよくあるトラブルの事例や対策法について紹介します。
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同棲生活でよくあるトラブル事例5選

まずは、同棲生活でよくあるトラブルの事例について見ていきましょう。
家事の役割分担がうまくできていない
家事の役割分担ができていないと、トラブルに発展しやすくなります。ここでいう家事とは、食事の準備や洗濯・掃除などを指します。
どちらか一方に負担が集中すると、不満が募るでしょう。不満を解消しないまま同棲を続けると、お互いに嫌悪感を抱いてしまう可能性があります。
食の好みが合わない
食の好みが合わないことで、トラブルに発展するケースもあります。
たとえば、「肉か魚」「ご飯かパン」などは人によって好みが異なります。そのため、円満な同棲生活を過ごすには、少なからず相手の嗜好に合わせる必要があります。
また、外食の頻度に対する考え方もパートナーによって異なるでしょう。たとえば、外食は「月に1回」「週に1回」といったように、意見が分かれることもあります。
家賃・生活費の分担を決めていない
家賃や生活費の分担を決めていないと、お金の面でトラブルに発展してしまう可能性があります。
家賃は、毎月発生する固定費であるため、負担額を分けやすいものです。しかし、ガスや水道などの生活費は月によって変動するため、誰がどれくらい支払うか決めるのが難しいといえるでしょう。
金額ではなく、家賃や生活費などの項目ごとに支払いを分担する場合は、月によってどちらか一方に負担額が寄ってしまう可能性もあります。
生活リズムの違いによる不満
お互いの生活リズムが合わないことも、同棲カップルに多いトラブルといえるでしょう。特に、パートナーが、夜勤が多いような仕事をしている場合は要注意です。
起床時間や就寝時間が違うと、お互いに顔を合わせる頻度が少なくなり、「すれ違い」が発生してしまう可能性があります。
また、就寝中に生活音が聞こえると、不快に感じる人もいます。そういったことが原因となり、トラブルに発展する可能性があるでしょう。
価値観が合わない
趣味や金銭感覚、結婚に対する考え方などの価値観が合わないことが原因で、トラブルに発展するケースもあります。
また、トラブルには発展しなくても「趣味が合わない」「金銭感覚の違いから不安になる」「結婚や子どもに対する考え方が違っていた」といった理由で、結婚する気がなくなってしまうこともあるでしょう。
「価値観」は、パートナーとの結婚を考えるなかで重要な要素となります。
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同棲のトラブルに発展する失敗エピソード

次に、同棲生活からトラブルに発展しやすいエピソードについて紹介します。
パートナーと同棲中にトラブルに発展しないためにも、この章で紹介する内容を把握しておきましょう。
部屋の片付けをしなかった
最初に紹介するのは、「部屋の片付けをしなかった」ことが原因でトラブルに発展してしまったエピソードです。
Aさんは、Bさんとの同棲を始める前から片付けが苦手であり、ゴミが入った袋や脱いだ服を床に置きっぱなしにしていました。
Bさんは、Aさんのだらしない習慣を改善するように指摘するも改善が見られず、自身が代わりに片付けしていました。その結果、Bさんの不満が募り、トラブルに発展してしまったといいます。
上記のようなケースの対策として、片付けが苦手な人は片付ける「日時・場所」をあらかじめ決めておくことが大切です。
同棲に適さない間取りを選んだ
次に紹介するのは、「同棲に適さない間取りを選んだ」ことが原因で、トラブルに発展してしまったエピソードです。
CさんとDさんは、同棲する物件を決める際に、家賃や立地などの条件面から1LDKの部屋を借りることに決めました。パートナーと2人で生活するのであれば、リビングのほかに1部屋あれば十分と考えていましたが、それぞれ1人で過ごせる部屋がなかったため、ストレスが溜まってしまいました。
その結果、CさんとDさんはお互いに対して不満が募り、トラブルに発展してしまいました。
このエピソードのように、1LDKなどプライベートスペースが取れない部屋で同棲する場合には、休日は片方が外出して1人の時間をつくるといった「パートナーへの配慮」が必要といえるでしょう。
同棲生活でのトラブルを回避するための対策法とは

同棲生活でトラブルを回避するためには、どのように対策するとよいのでしょうか。
ここでは、同棲中のトラブルを回避するための対策法について紹介します。
お金の管理に関するルールを定める
同棲生活を過ごすうえで、「お金」に関連するトラブルは多いでしょう。
このトラブルを避けるには、「家賃や生活費の負担割合」「財布や口座の管理方法」など、お金を管理するためのルールを定めることが大切です。
同棲生活におけるお金の管理方法には、以下のようなものがあります。
- 共通口座を開設し、2人の収入はすべて共通口座に入金する
- 共通口座を開設し、お互いの負担割合に応じて毎月入金し、趣味のお金などはそれぞれ自分の財布から負担する
家賃や生活費など、項目ごとにどちらが負担するのかあらかじめ決めておく
どのような方法でお金を管理するかは、2人の考え方次第です。将来結婚を考えている場合は、同棲を始めるタイミングで「共通口座」を開設することをおすすめします。
同棲におけるお金の管理方法について、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる人はぜひご一読ください。

家事の分担を決める
家事の負担がどちらか一方に集中しないように、あらかじめ担当を決めておくことが大切です。たとえば、料理や掃除、ゴミ出しなど、項目ごとに分けて、分担しておくとよいでしょう。
また、家事を分担したとしても、やり方にこだわりがあるケースもあるでしょう。自身が普通だと思っていても、相手は理解していない可能性があります。そのような場合にもトラブルに発展してしまうため、家事のやり方にこだわりがある人は、パートナーへ事前に伝えておくようにしましょう。
同棲を続けやすい間取りを選ぶ
同棲するための物件を探す際に、立地や家賃などを重視して選んでいる人が多いのではないでしょうか。このような場合にも、トラブルに発展してしまう可能性があります。
たとえば、パートナーに夜勤が多く、自身と生活リズムが異なる場合には、寝室を分けるためにも「2LDK」以上の物件を選ぶようにしましょう。こうすることで、お互いの就寝中に生活音が気にならなくなります。
そのため、物件を選ぶ際は立地や家賃だけでなく、お互いの「ライフスタイル」を考慮したうえで選ぶようにしましょう。
不満を話し合う場を設ける
同棲していると、毎日顔を合わせることになるため、パートナーの言動や行動に不満を抱くこともあるでしょう。
我慢し続けていればストレスが溜まり、嫌悪感を抱くようになるかもしれません。仮に、パートナーとの結婚を検討しているのであれば、今後長い期間で生活を共にすることも想定しなくてはなりません。
そのため、不満を感じるのであれば、お互いが「話し合う場」を設けることが大切です。
何に対して不満を抱いているかをお互いが話し合えば、わだかまりを解消しやすくなります。その結果、快適な同棲生活も実現しやすくなるでしょう。
ただし、不満があることを伝えるときは「○〇に不満を感じているけど、△△なところは好き」といったように、よいところも併せて伝えるのが大切です。
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まとめ

パートナーとの同棲生活を過ごすうえで、さまざまなことが原因でトラブルに発展する可能性があります。
トラブルを回避したいのであれば、原因について把握したうえで、あらかじめ対策しておきましょう。お互いが相手に思いやりをもつことで、同棲生活を円満に過ごせます。
今回紹介した内容を参考に、パートナーと話し合ってみてください。
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