漫画やアニメ、アイドルをはじめとした、自分の好きなものや趣味に没頭するオタクにとって、一人暮らしでオタク部屋をつくるのが夢という人も多いかと思います。今回は、一人暮らしでオタク部屋をつくりたい場合のレイアウトの工夫や、オタク部屋をつくることを想定した物件選びのポイントについて解説します。
一人暮らしにぴったりな物件ロフト付きの物件1Kの物件

漫画やアニメ、アイドル、鉄道、ゲームなど、自分の好きなキャラクター・人や趣味に没頭する、いわゆる「オタク」のなかには、一人暮らしでオタク部屋をつくりたいと考える人も多いでしょう。しかし、その際に気をつけておきたいのが、ものが多くなりがちというオタクの大きな特徴です。

 

消費者庁が公表した2022年度「消費者白書」によると、年齢層別の「現在意識的にお金をかけているもの」として、「有名人やキャラクター等を応援する活動(グッズ購入等)」と回答したのが、10代後半は32.9%、20代は22.2%とまとめられており、特に若者世代の消費が全体と比べて高い傾向にあります。イベント参加やグッズ収集などを通して応援する「推し活」という言葉が話題になっているように、現代における若者の消費の特徴であることが分かっています。

 

意識的にグッズ購入などにお金をかけているオタクには、CDや雑誌、フィギュア、ぬいぐるみをはじめとした関連グッズをたくさん購入し、収集している人が多いでしょう。一人暮らしをはじめる際にオタク部屋をつくりたいと考えていても、部屋にそれらのグッズを収納できるスペースには限りがあるため、物件選びの段階で広さや収納スペースを意識しておく必要があるのです。

 

一人暮らしにぴったりな物件 ロフト付きの物件 1Kの物件

実際に一人暮らしで充実したオタク部屋をつくるには、どのような点を意識するべきなのでしょうか。ここでは、レイアウトの工夫について紹介します。

一人暮らしでは1Kやワンルームが多く、そもそも部屋が広くないケースが多いでしょう。その場合は、縦の空間を意識してみるのがおすすめです。たとえば、棚は横長より縦長のものを選んだり、家具と天井の間のスペースにも収納できるようにしたりなど、縦の空間を意識して収納しましょう。また、ロフトベッドを用いれば、ベッドの下を収納スペースとして使用することも可能です。縦の空間を無駄なく活用することは、部屋全体のスペースを広げることにつながります。

部屋を広く使うには家具選びの際に、奥行きの浅い家具を選ぶことも空間を確保する方法の一つです。たとえば、奥行きの浅い棚を選ぶと、収納が省スペースで済んだり、手前に余分なスペースがないのでグッズをすっきりと飾ったりすることもできます。

グッズをしまうための収納ケースをそろえておくと、統一感が出るうえ、無駄なスペースを生むことなく収納できます。異なるサイズやデザインのものを使用すると、デッドスペースが生まれやすくなってしまいます。わずかな隙間をなくし、より空間を広くすることを意識しましょう。

棚を壁に設置すると、スペースを確保しつつ、収納を増やすことができます。有孔ボードやつっぱり棚などを活用すれば、賃貸でも壁を傷つけずに壁全体を収納スペースとすることも可能です。ただし、壁全面を収納にしてしまうとかなり圧迫感があるので、バランスを見ながら設置するようにしましょう。

家具の配置によって発生するデッドスペースは、積極的に活用するようにしましょう。たとえば、ベッドやクローゼット横などのデッドスペースにグッズを収納したり、家具と家具の隙間に入るサイズの収納ケースを導入したりと、スペースを余すことなく使うよう意識しましょう。

どうしても部屋のスペースに余裕がない場合は、外部の収納サービスを活用しましょう。有料ではありますが、レンタルスペースやトランクルームを利用することで、その分部屋を広く使えます。外部の収納サービスに収納するものは、保存用に購入したグッズや、しばらく利用することがないものを中心にするとよいでしょう。

一人暮らしでオタク部屋をつくるには、レイアウトの工夫などと同時に、そもそもの物件選びが重要です。ここでは、オタク部屋をつくることを想定した物件探しのポイントについて解説します。

オタク部屋をつくるうえでは、部屋とキッチンが分離されている1Kの方がおすすめです。ワンルームは1部屋で構成され、キッチンと居室に仕切りがないのに対して、1Kは居室が独立しています。そのため、玄関から居室が見えないようにしたい場合や、グッズに料理のにおいがつかないようにしたい場合など、1Kの方がオタク部屋に合った使い方がしやすいと言えるでしょう。

日当たりのいい部屋は人気が高い間取りの一つです。しかし、オタク部屋をつくるにあたっては、グッズの日焼けの原因になることから、日当たりの良さが裏目に出てしまう場合も。そのため、特に日当たりのいい方角である、南向きの物件は避けた方がよいケースもあります。収納をどのように配置するかをイメージして選ぶようにするとよいでしょう。

 

生活するうえで日当たりを確保したいけれど、グッズの日焼けは防ぎたい、という場合は、紫外線カットのカーテンを取りつけるなどで対策できます。

収納が多く備えられている物件は、ものが多いオタクにとって強い味方になります。収納ケースや棚などを新たに購入する必要がないので、金銭的にもうれしいと言えるでしょう。加えて、収納家具が部屋に出ていない分、部屋の掃除などがしやすくなるのもメリットです。

 

一人暮らしにぴったりな物件 ロフト付きの物件 1Kの物件

一人暮らしのオタクの特徴は?

オタクはものが多くなる特徴があります。現在では特に若い世代が自分の趣味や「推し」にお金を使う傾向が高いのです。詳しくは「一人暮らしのオタクはものが多くなりがち!」をご覧ください。

一人暮らしのオタク部屋では棚をどこに設置すればいい?

オタク部屋をつくるうえで、壁に棚を設置することで壁全体を収納スペースとして確保できます。詳しくは「一人暮らしのオタク部屋はレイアウトを工夫しよう!」をご覧ください。

一人暮らしでオタク部屋をつくる際は収納が多い物件を選ぶべき?

オタク部屋をつくる際は、収納が多い物件を選ぶことで、効率的に片づけができるうえ、部屋自体を広く利用できます。詳しくは「一人暮らしでオタク部屋をつくる場合の物件選びのポイントは?」をご覧ください。

 

一人暮らしにぴったりな物件 ロフト付きの物件 1Kの物件

公開日: