タワーマンションとは、一般的に階数が20階以上あるマンションのことを指します。

タワーマンションの高層階に住めば、自宅から美しい夜景を毎日堪能し、潤いのある生活を送ることができるのではと憧れる方も多いでしょう。

しかし、夜景を存分に楽しむためには、部屋選びがとても重要になります。今回は夜景を楽しむための部屋選びの際に気をつけたいポイントを紹介します。
タワーマンションを探す最上階の物件

 

夜景を楽しむことができるタワーマンションを選ぶコツは、以下の3つの条件に注目することです。

 

夜景を眺めるためには、できるだけタワーマンションの上層階に住む必要があります。当然のことですが、高層にある部屋ほど眺望がひらけるからです。

 

周辺環境によって差がありますが、4階くらいまでは他の建物と高さがあまり変わらないため、夜景の見える範囲が限られてくる可能性があります。

 

マンションの向きによっては夜景が見えづらくなることも。たとえば、マンションの目の前に高い建物があれば、その建物にさえぎられて、眺望が良くない場合があります。また、湾岸のマンションで、海側にしか窓がなければ夜景を楽しめないこともあるでしょう。

 

マンションの立地も夜景の見え方を左右します。タワーマンションが都心や繁華街の近くにあれば、ネオンや車のライトなど灯りも多く、きれいな夜景が見えるでしょう。さらに部屋からタワーや橋などのランドマークが見えれば、より夜景を楽しむことができます。

タワーマンションを探す 最上階の物件

 

タワーマンションからの眺めが良ければ、夜景を楽しめるのはもちろん、開放的な気分を味わうことができます。

 

しかし、タワーマンションを選ぶ際は、一般的なマンションでの生活と違い、利便性や費用面で注意が必要です。

 

階数の多いタワーマンションでは、エレベーターの上り下りに時間がかかります。住んでいる部屋の階が高ければ高いほど、エレベーターの待ち時間と乗車時間は長くなります。

 

タワーマンションを検討する際は、エレベーターの設置台数(低層階用と高層階用が分かれているかどうか含をむ)や定員数、速度、各階の居住者数なども考慮したうえで、所要時間がどれくらいかかるのか確認しておくと安心です。

 

また、朝の出勤時間帯は特に混み合いやすいので、実際に住む場合は何時に部屋を出れば遅れずに到着できるのか、エレベーターで1階まで下りるのにかかる時間を調べておきましょう。

 

タワーマンションではベランダがない場合があります。あったとしても外観を損ねたり、落下物があると危険だったりするため、管理規約によってベランダに洗濯物や布団を干せないルールが設けられているところが多いでしょう。

 

部屋干しが基本となるため、部屋に浴室乾燥機がついているかを確認し、設置されていない場合は乾燥機付きの洗濯機を用意するなど、室内でも快適に洗濯物を乾かせる環境を整えましょう。

 

また、洗濯物を干せないのと同様、ベランダには物を置くことができません。ベランダを活用しようとお考えの方は注意が必要です。

 

豊富な共用施設があるタワーマンションは、他のマンションに比べて家賃や管理費が高くなる傾向にあります。本当に自分が使いたい施設が整っているか、入居前に確認しておきましょう。

 

タワーマンションでの生活を検討するときは、夜景がきれいに見えるかどうかを重視する方も多いと思いますが、住みやすい間取りか、収納スペースは豊富にあるかなども生活するうえで重要となります。

 

家としての機能もしっかりとチェックし、住みやすさを考慮したうえで検討するようにしましょう。

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