目次
1. ペット不可のマンションやアパートがある理由
 1ー1. 物件価値の下落防止
 1ー2. 近隣住民とのトラブル防止
2. 発覚した場合はどうなる?
 2ー1. ペットを飼うことをやめるよう言い渡される
 2ー2. 退去を命じられる
 2ー3. 飼い続けても良いと許可が出る
3. ペット不可のマンションでハムスターは飼える?
4. ペットを飼いたい場合は、ペットの種類を問わず事前に相談

ペット不可のマンションやアパートがある理由

はじめに、なぜ賃貸マンションやアパートには、ペット可の物件よりペット不可の物件が多いのか、理由を確認しましょう。

物件価値の下落防止

まず、ペットを飼うと部屋に傷やにおいがつき、物件の価値を下げてしまう可能性があることが挙げられます。

大家さんは、資産価値が下がらないよう、キレイな状態をできるだけ長く保ちたいと考えています。また、入居者を募集するにあたっても、キレイな部屋であるかは重要なポイントです。

物件をペット可にしてしまうと、退去時には通常よりも修繕費がかかるうえに、修繕しきれない傷やにおいなどが残ってしまう可能性もあります。

また、動物アレルギーを持った人が新たに入居できなくなるなど、入居者を狭めてしまう恐れもあるのです。


*熱帯魚は飼えるのか?
それならば、傷やにおいの心配がない熱帯魚なら飼っても良いのでは?と思う方もいるでしょう。確かに、熱帯魚なら鳴き声もなく、部屋を傷つけることもありません。

しかし、熱帯魚の場合、懸念事項として水槽からの水漏れが挙げられます。すぐに対処できれば被害は少ないですが、水漏れに気づかず放置してしまった場合、床が腐ったり下の部屋まで被害が及んだりすることも考えられます。

さらに、水槽を設置するにあたっては、重量についても考慮しなくてはなりません。大型の水槽では、水を入れることで100キロを超えるものもあります。

このような大型の水槽を長期的に設置した場合、重量に耐えきれず床がゆがんだり、移動する際にフローリングが傷ついたりするケースがあります。自分だけで判断せず、必ず飼育前に、不動産会社に確認をしましょう。


近隣住民とのトラブル防止

ペットの飼育によって起こる近隣住民とのトラブルも、ペット不可の物件が多い理由のひとつです。物件をペット可にするためには、近隣に迷惑がかからないように飼える動物の種類や数を制限し、糞尿の処理やごみ出しのルールを徹底する必要があります。

誰もが決められたルールを守ってペットを飼っていれば良いのですが、なかにはルールを守らない人もいるかもしれません。

この場合、同じマンションに住む住民だけでなく、近隣の住宅からもクレームがくる可能性もあります。大家さんとしては、そういった近隣住民とのトラブルはできるだけ避けたいものです。

ペットを禁止すれば、飼育に関するルールを細かく設定する必要も、ルールが順守されているのかを心配する必要もありません。これらの理由から、賃貸マンションやアパートでは、あらかじめペット不可としているケースが多いのです。

発覚した場合はどうなる?

ペットを内緒で飼い始めたとしても、鳴き声や足音などが大きい動物だと、完全に気配を消すことは難しいでしょう。また、餌の袋やペット用品のごみで発覚してしまう可能性もあります。

無許可でペットを飼って、そのことが大家さんに知られてしまった場合、以下のようなことが考えられます。


ペットを飼うことをやめるよう言い渡される

まずは、ペットを飼うことをやめるように言い渡されるパターンです。この場合、飼っていたペットを身近な人に引き取ってもらったり、里親を探したりしなくてはなりません。

引き渡し先が見つかるまで待ってもらえればまだ良いですが、発覚した時点でペットの入室を禁止することも十分考えられます。もし対応できない場合は、退去を命じられる可能性が高いといえるでしょう。


退去を命じられる

ペットを飼った時点でルール違反となり、退去を命じられることは十分考えられます。

新しい住居を探すための猶予をもらえれば良いですが、即刻退去となるケースもあるようです。また、退去だけでなく、修繕費や罰金を支払わなくてはならない場合もあります。


飼い続けても良いと許可が出る

最後に、飼い続けても良いと許可が出るパターンです。ペット不可の物件である以上、基本的に許可を得ることは難しいですが、敷金を追加で支払うなど条件付きで許可が下りることもあります。

敷金を追加で支払う理由としては、退去時の原状回復費用に充てるためです。

ペットを飼う場合、飼わない場合よりもクリーニングや修繕費用がかさむ場合が多いです。そのため、ペットを飼う代わりに、その修繕費用をあらかじめ支払うよう命じられることが多いでしょう。

ペット不可のマンションでハムスターは飼える?

ハムスター

賃貸マンションやアパートをペット不可とする理由は、主に部屋を清潔に保つため、ご近所トラブルを起こさないためです。

ハムスターなど小動物であれば、鳴き声や足音などの心配はないかもしれません。しかし、回し車の音などは響きやすいため、ご近所トラブルにつながる可能性があります。

また、ゲージから出したときに柱を噛んだりするリスクもあります。動物アレルギーやにおいが発生する心配もあることから、飼うのであれば、やはり事前に許可をとる必要があるでしょう。

大家さんによっては、ゲージから出さないことを条件に許可を出してくれる可能性もあります。どうしても飼いたいという場合は、必ず相談してください。

ペットを飼いたい場合は、ペットの種類を問わず事前に相談

ペット不可のマンションやアパートでは、ペットの種類を問わず禁止している可能性が高いです。

しかし、契約書の内容によっては、ハムスターやウサギなどの小動物であれば飼っても良いとされている場合もあります。

トラブルを引き起こさないためにも、ペットを飼いたい場合は、事前に大家さんや管理会社に相談しましょう。

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