毎日暮らす部屋がおしゃれだと気分が良いものです。
“はじめての一人暮らし、どうせならおしゃれな賃貸物件に住みたい!”
“おしゃれな家具を揃えたのに、フローリングの色やドアのデザインが平凡すぎていまいち映えない”など、インテリアに妥協したくない人は物件探しからこだわってみてはいかがでしょうか。
今回はおしゃれな賃貸物件を探すポイントや、注意したい点を紹介していきます。
おしゃれなデザイナーズ物件リノベーション・リフォーム物件
おしゃれな物件を特徴から探そう
賃貸物件を探す際の絞り込み条件には、最寄駅からの距離・部屋数・付帯設備などがあります。そこに、おしゃれな物件の特徴を加えて検索してみましょう。
デザイナーズマンション・デザイナーズ物件
デザイナーズ物件とは、建築家がデザインにこだわって設計した建物のことです。
建物の構造や外観だけではなく、内装にもこだわりが反映されています。一般的な賃貸物件には見られない、個性的で大胆な間取りが採用されていることも多いです。
リノベーション物件
注目を集めている住宅が、リノベーション物件です。ここで“リノベーション”と“リフォーム”の違いを確認しておきましょう。
リフォームとは、傷んだ内装材や古くなった設備を修繕・交換して新しくすることです。一方、リノベーションには、リフォームによって空間に新たな付加価値を創り出すという意味があります。
ただ単に既存の物件をきれいにするだけではなく、間取りや内装を刷新しデザインにこだわった物件が多いです。
LIFULL HOME’Sのこだわり条件では、“デザイナーズ”や“リフォーム・リノベーション済”にチェックを入れて、検索結果を絞ることができます。
また、“フリーワード検索”でお好きなワードで検索することも可能です。
例えば、“打ちっぱなし”で検索するとコンクリート打ちっぱなしのモダンな物件、“無垢”や“大理石”で検索すると、床や壁の素材にこだわった物件を見つけることができます。

築浅でなくても綺麗に過ごせる物件も多いです
おしゃれなデザイナーズ物件 リノベーション・リフォーム物件おしゃれな物件をエリアから探す
おしゃれな個性を持つ街は、そのエリアに住む人の価値観を反映しているともいえます。
例えば、人気のカフェや雑貨店が軒を連ねる街は、古民家やレトロなマンションをセンス良くリノベーションした物件が見つけやすい傾向があるのです。
また、高級ブティックや画廊が立ち並ぶ洗練された街では、モダンなデザイナーズ物件が多い傾向があります。好きな雰囲気を持つエリアから選べば、自分好みの物件が見つけやすいでしょう。

おしゃれな街では街に合ったおしゃれな部屋が見つかりやすいようです
街の情報を見る自分に合う部屋を選ぶために、優先順位を決めよう
自分好みのおしゃれな物件を見つけたら、早く契約したいと気が急ぐかもしれません。
ただし、おしゃれな物件にはデザイン優先によるデメリットが存在する場合もあります。踊る心を落ち着けて、そこで実際に生活することをよく考えましょう。
賃貸物件を探す際には、家賃や駅からの距離など条件の優先順位を決めておき、おしゃれと利便性のバランスを見極めることが大切でしょう。
次の項目では、おしゃれな物件にありがちなデメリットを具体的に紹介していきます。

メリット・デメリットや条件の優先順位などをよく考えてから選びましょう
おしゃれな物件のデメリット
収納が少ないことがある
おしゃれな物件は、一般的な賃貸物件よりも収納が少ない傾向があるようです。
キッチンや洗面台の収納キャビネットがなかったり、クローゼットがなかったりする物件もあります。収納が少ない物件は、持ち物が少ない人や、見せる収納が得意な人向きでしょう。
布団が干せないことがある
デザイナーズマンションや高級マンションのなかには、ベランダに布団や洗濯物を干してはいけないという規約が定められていることがあります。建物の景観を守るという理由があるようです。

物が多すぎると生活感が出ますね
冷暖房の効率が悪いことがある
おしゃれな物件は、高い天井・吹き抜け・大きい窓が採用されていることが多いです。これらは開放感や明るさの確保に適しているのですが、冷暖房の効率が悪くなる要因になります。
家賃が高い傾向がある
おしゃれな物件は、一般的な賃貸物件に比べて設備や内装工事に費用が掛けられています。そのため、同じエリアの相場に比べて家賃が高めに設定されていることがあります。

電気代が高くなる事もあるようです
間取りによっては掃除がしづらい
おしゃれな物件のなかには、ロフトやスキップフロアなど床の高低差をデザインに取り入れた物件も多いです。
このような物件では、フロアごとに移動しながら掃除するため手間が掛かかることもあります。掃除ロボットを使用する場合は、段差を越えることができません。
ウォークインクローゼット付の物件 家賃相場を調べる
DIYでひと工夫するのもあり
条件に合う物件が見つからなかった場合は、DIYでカスタマイズしてみるのもおすすめです。
近年は、はがして原状回復できる壁紙や、床に置くだけのフローリング材など、賃貸物件でも使用可能なリフォーム用品が市販されています。
また、原状回復不要なDIY可の賃貸物件も登場しており、自分だけのおしゃれな空間を作りたい人におすすめです。

DIYなら、細かいところまで自分好みに考えられるかもしれません。
カスタマイズ可の物件自分の生活スタイルに合った物件を選ぼう
おしゃれな物件のデメリットも紹介しましたが、たとえ多少不便な点があっても個々の生活スタイルに合っていれば問題ありません。おしゃれな住まいに暮らせば、家にいる時間がついつい長くなりそうです。
・デザイナーズ物件、リノベーション物件はおしゃれな住まいが多い
・おしゃれなエリアはおしゃれな物件が多い傾向がある
・おしゃれな物件は収納が少ない、冷暖房の効率が悪い間取りの場合がある
・おしゃれな物件は家賃が高めの場合がある
・原状回復可能なDIYでおしゃれな空間を作るという選択肢もある
おしゃれなデザイナーズ物件 リノベーション・リフォーム物件
更新日: / 公開日:2018.02.02









