賃貸物件は、広告や物件情報サイトに載っている金額でしか借りられないと思っていませんか? 賃貸物件は家賃交渉をすることで、掲載されている金額よりも安く借りられることがあります。また、家賃が下がれば、入居時の初期費用も抑えることができます。そこで、家賃で変わる初期費用や家賃交渉のコツなどについてまとめました。

賃貸物件を借りるときに支払うお金は、一般的に敷金と礼金それぞれ家賃の1ヶ月分、仲介手数料は1ヶ月分、それから前家賃として1ヶ月分の計4ヶ月分相当です。家賃が5,000円違うと、初期費用は2万円変わることになります。

 

ただし、賃貸物件を借りるときには、実際に毎月払うのは「家賃+管理費(+駐車場代)」ですので、管理費を含めたトータルの額で物件を比較する必要があります。管理費は、共用部分の清掃費用、電球などの消耗品費用、エレベーターの保守費用などに充てられるものです。管理費がない賃貸物件は、管理費相当分が家賃に含まれていることになります。敷金や礼金、仲介手数料を計算するときの「家賃の〇ヶ月分」には管理費は含まれないことが一般的です。そのため、毎月の支払い額が同じであれば、管理費が家賃と別になっている物件の方が初期費用を抑えられます。

 

家賃で変わる内容とは?

家賃で変わる内容とは?

家賃交渉はやみくもに行っても上手くはいきにくいものです。家賃交渉をする際には、事前にリサーチしておくことが大切になります。

入居を検討している物件の家賃が、近隣の類似物件よりも高めの家賃設定の場合、交渉次第で家賃を下げてもらえる可能性があります。一方、周辺相場よりも安めの場合、家賃交渉は難しいと判断できます。また、家賃相場とはかけ離れた額の減額を要求すると、非常識な人間だと認識されて大家の心証が悪くなり、入居審査に影響する可能性もあります。家賃相場を調べておき、交渉は常識の範囲内にとどめるようにしましょう。

家賃交渉が上手くいくかどうかは、物件の状況によるところが大きいです。家賃の値下げに応じてもらいやすい物件は、空室が目立つ物件や借り手がつきにくい物件です。例として、築年数が経過している物件や最寄駅から徒歩15分以上かかる物件が挙げられます。また、比較的新しい物件でも、マンションやアパートの1階はプライバシーや防犯上の問題から借り手がつきにくいため、家賃の減額が通りやすい面があります。

 

家賃交渉をする前に知っておくべきこと

家賃交渉をする前に知っておくべきこと

家賃交渉に向いたタイミングは、入居の申し込みをする前と更新時です。入居の申し込みをする前のタイミングでは、いくら下げたら入居したいのか仲介の不動産会社に伝えると、大家さんと交渉してもらえる場合があります。空室期間が長い物件や、借り手がつきにくい物件では、家賃を下げてでも入居者を確保したいため、多少の減額には応じてもらえる可能性があります。空室期間は、不動産会社に前の入居者が退去したタイミングを聞いてみるといいでしょう。

 

入居後に家賃交渉をするなら、更新の時期がベターです。ただし、更新のタイミングが1月~3月の繁忙期の場合は、空室になってもすぐに次の入居者が見つかりやすいため、交渉が難しいことが多いです。一方、4月~8月の閑散期の場合は、退去されると空室が長引きやすいことから、交渉に応じてもらいやすいでしょう。

 

賃貸物件を探していて気になる物件を見つけたものの、少し予算をオーバーしているときは、家賃交渉をしてみましょう。家賃の減額は無理でも、礼金や管理費などを減額してもらえるケースもあります。入居を申し込む前のタイミングで不動産会社の担当者に相談してみましょう。

 

まとめ
・家賃が下がると、敷金や礼金、仲介手数料などが下がるため、初期費用を抑えられる
・家賃交渉をするには、家賃相場や物件状況を知っておく
・空室が長引いている物件や駅から離れている物件などは、家賃交渉に応じてもらえる可能性がある

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