「薄日」が最多となるが引続き全国的に悪化傾向に
東京カンテイの発表によると2014年7月度の中古マンション価格を天気図で表すと、「晴」が12から7に激減、「小雨」が6から10へ増加するなど、今月も引続き全国的に悪化傾向となった。「薄日」が12から15へ増加し、最多となっているが、6月に12地域だった「薄日」のうち、「晴」に好転した地域はゼロ、4地域が「曇」に悪化している。
前月から天候が悪化した地域は10→4、横ばいが33→28、改善は4→5に増加。4月の消費増税後の市況冷え込みが引続き影響しており、全国的に「曇」中心の天候となった。
7月時点で全国的に70m2当たりの価格が一番低いのは新潟の626万円で先月と横ばい。福井県の-11.1%、隣接する石川県の+10.1%が目立つ結果となった。
【中古マンション天気図の見方】
・価格上昇傾向を晴れ、価格はやや上昇傾向にあるは薄日、価格は足踏み傾向にあるは曇、価格はやや下落傾向にあるは小雨、価格は下落傾向にあるは雨
・価格上昇の天気図は下記リンクより参照
【データチェックポイント】
・その土地で中古マンションを考えている方はその地域の平均価格を知り、購入検討時の指標の1つとして考えられる
・指標の1つなので築年数や駅からの徒歩時間で大きく異なるのは考慮しておく。
※HOME’S PRESS編集部により見方のため、データ提供元がオススメする見方ではありません
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