3人家族の引越し費用は、荷物の量や距離、依頼する時期や引越し会社によっても大きく差が出ます。
引越しは新生活の始まりと同時に、まとまった出費が必要になるため、経済面で不安に感じる方も多いのではないでしょうか。特に繁忙期は料金が高騰しやすく、計画的に進めなければ予算を大きく超える可能性もあります。
さらに、見積もりの比較方法や費用を抑える工夫を知らないまま契約すると、後悔につながることも少なくありません。
この記事では、3人家族における引越し費用の相場と、安く抑えるための方法を分かりやすく解説します。これから引越しを予定している方や費用が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
物件を探すファミリー向け物件引越し料金の見積もりをする
引越し費用の内訳

まずは、引越し費用の主な内訳を項目ごとに確認し、どれだけの費用がかかるのかを分かりやすく解説します。
基本料金
引越し費用の中心となるのが「基本料金」です。これは、主に人件費とトラック費で構成されており、作業の規模に応じて金額が決まります。
人件費 | ・作業員の人数と作業時間を基に算出される ・3人家族の場合、荷物が多いと作業員が2~3人必要となり、人数が増えるほど費用が高くなる |
|---|---|
トラック費 | ・使用するトラックの大きさや台数によって算出される ・1tや2t、4t車などがあり、近距離であっても荷物が多ければ大型車両や複数台の手配が必要となる |
基本料金の仕組みを把握しておくと、相見積もりの際に金額や条件を比較しやすくなります。
オプション料金
基本料金とは別に、希望するサービスに応じて追加されるのが「オプション料金」です。内容や必要性は家庭ごとに異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
代表的なオプションには、以下のようなものがあります。
梱包・開梱(荷ほどき)サービス | ・荷物の梱包や荷ほどきを引越し会社に依頼するサービス ・共働き世帯や小さな子どもがいる家庭で人気があるが、万単位で追加費用がかかる |
|---|---|
エアコンの取り外し、取り付け | ・1台あたり1万円前後が相場で、設置場所の条件によっては追加費用が発生する |
ピアノや大型家具の運搬 | ・重量物の搬出入には、クレーンや専用資材が必要になるケースがある ・1台につき、2万~5万円程度の費用が発生する |
これらは必須ではなく、必要なサービスのみを選ぶことで無駄な出費を防げます。見積時に細かく内容を確認し、予算とのバランスを考慮して選択することが大切です。
物件を探す ファミリー向け物件 引越し料金の見積もりをする
3人家族の引越し費用の相場

引越し費用は、移動距離だけでなく依頼する時期によっても大きく変わります。ここでは、「通常期」と「繁忙期」に分けて、近距離から遠距離までの引越し費用の目安を具体的に解説します。
通常期(1月、5月~12月)の場合
通常期(1月、5月~12月)は引越し件数が落ち着いており、費用を抑えて依頼しやすい時期です。3人家族の引越し費用は距離によって変動しますが、以下の金額が目安となります。
- 同市区町村程度(~15km未満):約7万~8万円
- 同都道府県程度(~50km未満):約8万~10万円
- 同一地方程度(~200km未満):約9万~10万円
- 近隣地方程度(~500km未満):約16万~17万円
- 遠距離地方(500km以上):約16万~22万円
距離が短くても、荷物の量や建物の条件(エレベーターの有無、道幅など)によって費用が変わります。
繁忙期(2月~4月)の場合
繁忙期である2月~4月は、進学や転勤が重なることで引越しの需要が急増し、料金が大きく上がります。特に3月は予約が集中するため、1~2ヶ月前からの準備が必要です。
3人家族の引越し費用の目安は以下のとおりです。
- 同市区町村程度(~15km未満):約8万~10万円
- 同都道府県程度(~50km未満):約11万~12万円
- 同一地方程度(~200km未満):約13万~18万円
- 近隣地方程度(~500km未満):約23万~26万円
- 遠距離地方(500km以上):約29万~32万円
通常期と比べて、1.5~2倍程度の費用がかかるケースもあります。引越し会社ごとに料金体系が異なるため、必ず複数社から相見積もりをとり、内容を比較したうえで契約することが重要です。
引越し費用の相見積もりをとる際の注意点

引越し費用を抑えるには、複数の引越し会社から見積もりをとる「相見積もり」が効果的です。ただし、見積もりを依頼する際には、いくつかの注意点があります。
ここでは、そのなかでも特に重要な2点について解説します。
事前に相場を把握しておく
相見積もりをとる前には、引越し費用の相場を事前に調べておくことが重要です。相場を知らずに依頼すると、高い見積もりを提示されても気づけず、そのまま契約してしまう可能性があります。
たとえば、以下のような目安があります。
- 通常期(1月、5月~12月):15km未満の近距離で引越す場合、3人家族なら7万~8万円程度
- 繁忙期(2~4月):同じ条件でも8万~10万円程度に上がる傾向
このように、基本的な費用感を把握しておくことで、提示された金額が適正かどうかを冷静に判断する材料になります。
一括見積もりサイトを活用する場合でも、相場をあらかじめ理解しておけば、引越し会社の提案を正しく比較でき、不要な出費を避けやすくなるでしょう。
複数社から見積もりをとり、条件を比較する
引越し費用を適正に抑えるには、最初に提示された見積もりで即決しないことが大切です。比較をしなければ、その金額が妥当かを判断できません。
引越し会社はそれぞれ料金体系やサービス内容が異なるため、最低でも3社以上から見積もりをとり、条件を比較することが重要です。
たとえば、同じ「トラック1台+作業員2名」の条件でも、10万円と8万円といったように、会社によって見積額に大きな差が出ることは珍しくありません。
ただ注意点として、一括見積もりサイトは便利ですが、依頼直後に複数の引越し会社から立て続けに電話がかかってくることがあります。連絡手段や時間帯を設定できるサイトを選ぶと、ストレスを減らせるでしょう。
複数の選択肢を比較したうえで冷静に検討することで、納得のいく引越しを実現できます。
物件を探す ファミリー向け物件 引越し料金の見積もりをする
引越し費用を抑えるポイント

ここでは、引越し費用の削減につながる具体的な方法を2つの視点から解説します。実際の引越し計画に取り入れてみてください。
閑散期を狙う
引越し費用を抑えるには、あえて閑散期を狙うのがおすすめです。需要が少ない時期は料金が下がりやすく、引越し会社によっては割引サービスを実施していることもあります。
一般的に閑散期とされるのは7月~8月ですが、年末年始を除いた12月や1月の平日も狙い目です。さらに、以下のような工夫を組み合わせることで、より安く抑えられるでしょう。
- 平日限定の割引プランを活用する
- 午後便やフリー便を選ぶ
- 月末を避け、月の中旬に引越す
特に「時間指定なしのフリー便」は、引越し会社のスケジュールに合わせる分、大幅な割引が適用される可能性があるため、スケジュールに余裕がある方におすすめです。
荷物を減らす
引越し費用は、荷物の量が多くなるほど高くなる傾向があります。これは、トラックの台数や必要な作業員数が少なくなることで、見積金額が抑えられるためです。
引越し前に不要な物を処分しておくことが、費用削減の効果的な方法といえます。たとえば、以下のような工夫が挙げられます。
- 衣類や書籍をリサイクルショップに持ち込む
- 使わなくなった家具をフリマや地域の掲示板アプリで譲渡する
- 小型家電を自治体の回収ボックスに出す
「1年使っていない物」を目安に見直すことで、持ち物の取捨選択がしやすくなるでしょう。
まとめ

3人家族の引越し費用は、時期や距離、サービス内容によって大きく変動します。
費用の内訳を理解し、相見積もりの取得や引越し時期の調整、荷物の見直しなどを行えば、無理のない引越しが実現できるでしょう。
物件を探す ファミリー向け物件 引越し料金の見積もりをする 引越しまでにやること・スケジュール
公開日:










