一人暮らしの全国平均家賃
2024年の調査によると、一人暮らしの全国平均家賃は月5万3,135円です。ただし、家賃は住むエリアによって大きく異なり、特に都心部では高くなる傾向があるため、地域ごとの相場を把握することが大切です。
詳しくは、「一人暮らしの平均家賃はいくら? 全国平均をチェック」をご覧ください。
家賃の目安は「手取りの3分の1」
家賃は「手取りの3分の1以内」が目安とされていますが、これはあくまで一般的な基準です。自分の収入から毎月の生活費や貯蓄額を差し引いて、無理なく支払える家賃を設定することが重要になります。
詳しくは、「手取りの3分の1が目安って本当? 家賃の考え方」をご覧ください。
家賃を抑えるコツ
家賃は「立地」「広さ」「築年数」「設備」「部屋の位置」という5つのポイントで大きく変わります。家賃を抑えたい場合は、これらの条件の優先順位を見直すのがおすすめです。希望条件を少し緩めるだけで、お得な物件が見つかる可能性があります。
詳しくは、「家賃を左右する5つのポイント」をご覧ください。

一人暮らしにぴったりな物件家賃相場を調べるあなた専用!引越しまでのやることリスト

初めて一人暮らしの部屋を探すときには、家賃をどのくらいに設定すればいいのか、迷うこともあるでしょう。家賃は毎月発生する固定費なので、収入や生活費とのバランスを考慮しながら、慎重に決めなければなりません。

 

今回は、一人暮らしの平均的な家賃をさまざまな角度から紹介します。また、家賃を決める際のポイントも併せて見ていきましょう。

一人暮らしの平均家賃

 

一人暮らしの平均家賃について、まずは全国平均のデータを見ていきましょう。2024年の「家計調査」(※)では、賃貸物件(民営住宅)に一人で暮らす人の平均的な生活費データが示されています。

 

それによると、一人暮らしの平均家賃は1ヶ月当たり5万3,135です。また、1ヶ月の消費支出の平均は18万7,628円となっているので、家賃は支出全体の3割程度といえます。

 

ただし、家賃はエリアによる差が大きいため、全国平均だけでなく地域別の特徴も押さえておくことが重要です。ここからは、より詳しく家賃の相場について見ていきましょう。

 

※ 総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯〈用途分類〉1世帯当たり1か月間の収入と支出/住居の所有関係別 2024年

東京都23区の一人暮らしの平均家賃

 

家賃を左右する条件には、さまざまなものがありますが、そのなかでも特に重要なのが「立地」です。

 

特に、地価の高い東京都23区ではエリアごとの賃料差が大きいため、地域別に相場感を把握しておくことが大切です。

 

ここではLIFULL HOME’Sの「家賃相場」を使って、実際に東京都23区におけるエリア別の家賃相場を調べてみましょう。

家賃相場

家賃相場

LIFULL HOME’Sの「家賃相場」では、駅あるいは市区町村からエリアを絞り込み、その地域の賃料相場をさまざまな条件で検索することができます。

 

条件については「物件の種類」「間取りタイプ」「専有面積」「築年数」「人気のこだわり条件」など、さまざまな項目があります。

 

そのため、たとえば「新宿駅周辺のオートロック付きマンションの家賃相場を調べたい」といった場合でも、スムーズに結果を知ることができます。

 

それでは、実際に「家賃相場」を使って、2025年5月時点の東京都23区の賃料相場を見てみましょう。

 

今回は、一人暮らしに最低限必要とされる広さの25平米を基準にし、専有面積20~25平米の家賃相場(ワンルーム・1K・1DK)を紹介します。

エリア

家賃相場

都心

千代田区

13.46万円

中央区

12.48万円

港区

13.89万円

新宿区

11.47万円

渋谷区

13.25万円

文京区

11.15万円

区東

足立区

7.82万円

江戸川区

7.92万円

江東区

11.00万円

荒川区

9.19万円

葛飾区

7.44万円

台東区

11.68万円

墨田区

10.36万円

区南

品川区

10.61万円

目黒区

11.80万円

大田区

8.94万円

世田谷区

10.02万円

区西

中野区

9.38万円

杉並区

9.14万円

練馬区

8.03万円

区北部

豊島区

10.84万円

北区

9.22万円

板橋区

8.35万円

2025年5月時点、LIFULL HOME’S「家賃相場」で駅徒歩10分以内にあるワンルーム・1K・1DK物件の平均賃料を軸に算出

 

このように、一口に東京都23区といっても、家賃相場には大きな違いがあることが分かります。

 

東京都内はその他の地域と比べて家賃が高い傾向にありますが、そのなかでも都心部は全国平均(5万3,135円)の2倍を超えます。

 

なお、同じ東京都でも市部に目を向けると、もっとも家賃相場の高いエリアである武蔵野市を除けば、基本的には6万~7万円台が相場であり、なかには5万円台のエリアもあります。

 

「家賃相場」を使えば、細かなエリアまで賃料の目安を確かめられるので、ぜひ活用してみてください。

 

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家賃の目安と考え方

 

家賃については、実際の収入から毎月無理なく支払える金額を設定することが大切です。ここでは、家賃に関する基本的な考え方について解説します。

 

一般的に、無理なく捻出できる家賃は「手取りの3分の1以内」が目安とされています。ただし、住みたいエリアや個人のライフスタイルによっても賃料の目安は異なります。

 

たとえば、地価の安い地方のエリアであれば3分の1よりもさらに低い賃料を設定することが可能ですが、都市部では3分の1だと部屋の候補が極端に少なくなってしまう場合があります。

 

また、貯金に力を入れたい人や趣味などにお金を使いたい人であれば、家賃設定を少し下げる必要があるでしょう。そのため、実際には生活費を明確にしたうえで、手取りとのバランスを考えることが重要です。

 

一人暮らしには、実際にどのくらいのお金がかかるのでしょうか。

 

ここでは、2024年の「家計調査」を参考に、賃貸物件に住む一人暮らしの平均的な生活費を見ていきましょう。

費用項目

金額

食費

4万2,015円

水道・光熱費

1万1,619円

家具・家事用品費

4,218円

被服費

5,221円

保健医療費

7,751円

交通・通信費

2万170円

教育費

13円

教養・娯楽費

2万114円

その他

2万3,373円

合計

13万4,494円

住居費を除くと、一人暮らしの平均的な生活費は約13万5,000円となります。

 

そのため、たとえば手取り21万円の人であれば、家賃を3分の1にあたる7万円に設定しても、やり繰りは可能と考えられます。

 

一方で、手取り18万円の人の場合、家賃を3分の1にあたる6万円に設定すると、平均的な生活費(13万5,000円)を加えれば予算がオーバーしてしまいます。

 

このように、手取りによっては、家賃を3分の1よりも低く抑えなければならない点に注意が必要です。

家賃を左右する5つのポイント

 

家賃にあてられる金額が少ない、少し貯蓄に余裕を持たせたいという場合には、家賃設定を下げる選択も重要です。

 

ここでは、どのような点が家賃に影響を与えるのかについて、大きく5つのポイントから解説します。

 

これまで解説したように、都市部は郊外に比べて家賃が高くなる傾向があります。そのうえで「最寄り駅の利便性」や「最寄り駅までの距離」も家賃に大きく関係します。

 

快速や急行などが停車する駅や乗り入れ路線が多い駅は、家賃が高くなる傾向があるので、家賃を抑えるのであれば各駅停車しかとまらない駅の物件にも目を向けてみましょう。

 

また、設定した家賃で気に入る物件が見つからない場合は、駅までの徒歩所要時間を少し長く設定し直すことも必要です。

 

同じ条件であれば、専有面積が広い方が家賃は高くなります。そのため、「荷物があまり多くない」「来客が少ない」といった人は、広さの優先順位を下げるのが家賃を抑える近道です。

 

一般的には、築年数が経過するごとに家賃も下がっていく傾向があります。築年数が経過した物件では、似たような条件の新築・築浅物件と比べて家賃が大幅に安くなっているケースがあるのです。

 

築年数が経過していても、リフォームやリノベーションによって室内はきれいな状態の物件も多くあります。そのため、家賃を抑えたい場合は、築古物件を狙ってみるのもひとつの方法です。

 

賃貸物件の設備には、さまざまな種類があります。

 

設備が充実していればいるほど家賃も高くなる傾向があるため、「必要な設備」と「あればうれしい設備」「不要な設備」をきちんと分けて考えておくのもポイントです。

 

同じ建物内でも、部屋の位置によって家賃が異なることがあります。一般的には中部屋よりも角部屋、1階よりも2階以上の方が家賃は高くなります。

 

そのため、家賃を抑えるうえでは、部屋の位置や階数にも目を向けておくことが大切です。

 

一人暮らしにぴったりな物件 家賃相場を調べる

物件を探す

 

家賃の上限が設定できたら、実際にどのような部屋を借りられるのか、物件検索をスタートしてみましょう。

 

不動産情報ポータルサイトLIFULL HOME’Sでは、住みたいエリアから希望する条件を入力し、簡単に適した物件を検索することができます。

 

また、特集ページからは「家賃・賃料○万円以下の物件」など、家賃上限別に物件を絞り込むことも可能です。

 

特集は間取りタイプや各種こだわり条件など、さまざまなテーマで行われているので、重視したい条件が決まっている場合はぜひ活用してみてください。

  • 2024年の「家計調査」によると、一人暮らしの1ヶ月当たりの家賃は全国平均5万3,135円
  • 家賃はエリアごとに大きく異なり、東京都では全国平均を上回る地域が多い
  • LIFULL HOME’Sの「家賃相場」で気になるエリアの賃料相場を調べておこう
  • 家賃の目安は手取りの3分の1以下だが、収入やライフスタイル、住みたい地域によっても異なる
  • 家賃を左右するポイントを押さえて、部屋探しに役立てよう

 

一人暮らしにぴったりな物件 家賃相場を調べる

無理なく支払える家賃の目安は「手取り額の3分の1以下」とされているものの、実際には収入や支出によって適正な家賃は異なります。一人暮らしの家賃を決めるときには、手取り額から生活費と貯金にあてる金額を除いて試算するのが安全です。

2024年の「家計調査」によれば、住居費を除いた単身世帯の1ヶ月あたりの生活費の平均額は13万4,494円です。ただし、首都圏や近畿圏などの生活費はほかの地域よりも高い傾向があります。また、年齢や性別、社会人・学生によっても異なります。

初めての一人暮らし、家賃はいくらが目安ですか?

2024年調査の全国平均家賃は月額5万3,135円ですが、家賃相場はお住まいの地域によって大きく異なります。まずは、ご自身が住みたいエリアの家賃相場を調べてみましょう。

よく「家賃は手取りの3分の1」と聞きますが、本当にそれで大丈夫ですか?

 「手取りの3分の1」は一般的な目安です。趣味や貯蓄など、家賃以外にお金をかけたいものがある場合は、目安より少し低めに設定すると安心です。毎月の生活費を考え、無理なく支払える金額を家賃の上限に設定しましょう。

東京都内で一人暮らしをする場合、エリアによって家賃はどのくらい違いますか?

同じ東京23区内でも、家賃相場には大きな差があります。たとえば、港区や千代田区といった都心部では13万円を超える一方、葛飾区や足立区などでは7万円台が相場となっており、エリアによっては5万円以上の差が出ることもあります。

手取りが20万円の場合、家賃はいくらが妥当ですか?

手取り20万円の場合、目安の「3分の1」は約6万7,000円です。一人暮らしの平均的な生活費(家賃を除く)は約13万5,000円なので、この家賃でも生活は可能でしょう。ただし、貯蓄や急な出費に備えるなら、家賃をもう少し抑えるとさらに安心です。

家賃をできるだけ安く抑えたいです。どんな条件を見直せばいいですか?

家賃に大きく影響するのは「立地」と「築年数」です。都心から少し離れたり、各駅停車しか停まらない駅を選んだりするだけで、家賃は下がる傾向にあります。また、新築や築浅にこだわらず、きれいにリフォームされた築年数の古い物件を探すのも有効な方法です。

希望の家賃だと、良い物件が見つかりません。どうしたらいいですか?

物件探しの条件を少し広げてみましょう。たとえば「駅からの徒歩分数を5分から10分に延ばす」「浴室とトイレは別々でなくてもよい」など、ご自身にとって優先度の低い条件から見直してみるのがおすすめです。

家賃以外に、一人暮らしには毎月どれくらいの費用がかかりますか?

2024年の調査によると、家賃を除いた1ヶ月当たりの生活費は、平均で約13万5,000円です。主な内訳は、食費が約4万2,000円、水道・光熱費が約1万2,000円、交通・通信費が約2万円などとなっています。

更新日: / 公開日:2018.12.25