ローン審査に落ちても諦めない!金融機関選び
住宅ローンの審査を申し込んだ金融機関と、実際に借りた金融機関では割合が異なります。都市銀行は申し込んだ人のうち約8割が実際に借りていますが、ネット銀行はやや低い結果に。金融機関ごとの特徴を知ることが重要です。
詳しくは、「住宅ローンの審査を依頼した金融機関と依頼率がこんなに違う!」をご覧ください。
借り入れ成功の鍵は「変動型」金利?
住宅ローンを組んだ人の多くが「変動型」か「全期間固定型」を選んでいます。調査では、全体の9割以上が自身のローン選びに「成功した」と回答しており、特に変動型を選んだ人の方が「大成功だった」と感じる割合が高い傾向にあります。
詳しくは、「どの金利タイプが『成功』?」をご覧ください。
住宅ローン審査の苦労は「手間」と「精神的負担」
住宅ローンを借りる際には、多くの人が書類の準備や平日に何度も金融機関へ足を運ぶ「手間」で苦労しています。また、自営業や持病で審査が厳しくなったり、一度審査に落ちて精神的なショックを受けたりするケースも少なくありません。
詳しくは、「皆が苦労したこと」をご覧ください。

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住宅ローンを借りる際、銀行の審査に通らなかったらどうしますか?

 

この調査では銀行の審査に通らなかった経験を持ちながら、結果的に住宅ローンを借りて家を購入することができた300人に、経験を伺いました。

 

一体どこから借りることができたのでしょうか。また結果としてどの金融機関でどのようなローンで借りた人が、成功したと感じているのでしょうか。

 

まず住宅ローンの審査を依頼した金融機関を聞きました。「都市銀行」が47.7%で最も多く、これに「地方銀行」(40.0%)、「ネット銀行」(20.7%)、「信用金庫」(15.0%)が続きます。

 

では実際に借りた金融機関と比較してみましょう。順位に変わりはないのですが、申し込んだ人のうち、実際に借りた人が占める依頼率は金融機関ごとに異なる結果となっています。

 

審査を申し込んだ金融機関と実際に借りた金融機関【複数回答可】(n=300) 

審査を申し込んだ金融機関と実際に借りた金融機関【複数回答可】(n=300)

最も高いのが「都市銀行」で、実に81.1%を占めます。申し込んだ人のうち、およそ5人中4人が実際に都市銀行に決めたということになります。

 

他には「地方銀行」で67.5%、「信用金庫」で57.8%において、半数以上が申し込んだ金融機関となりました。

 

一方で、申込では3位と高かった「ネット銀行」は、依頼率では43.5%とやや低い結果となりました。インターネットですべて手続きが済むことの多いネット銀行においては、審査が厳しいという声もチラホラ。

 

また「農協(JAバンク)」(39.0%)、「生命保険会社」(35.0%)も低い結果となりました。

 

一概に依頼率の低い金融機関が通りにくいとは言い切れませんが、結果として借りられなかったことも依頼率に影響したのかもしれません。

 

※サンプル数が30以上の金融機関に限っています。

 

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続いてどのような金利タイプの住宅ローンを借りたのか見ていきます。

 

住宅ローンの金利タイプ【単一回答】(n=300) 

住宅ローンの金利タイプ【単一回答】(n=300)

「変動型」(43.3%)と「全期間固定型」(34.3%)が多く、この2つのタイプで8割近くを占めました。固定機関選択型も一定数おりますが、変動型と固定型の組み合わせは少数派でした。

 

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結果として、住宅ローンの借り入れは成功したと言えるのでしょうか。

 

住宅ローンの借入先について見てみると、回答者全体のうち「大成功だった」と回答しているのは27.7%で「まあ成功した」(64.0%)まで含めると、9割強が成功と考えているようです。

 

失敗したという人は少数派でした。終わりよければすべてよし、ということでしょうか。

 

借入先について成功したか【単一回答】(n=300)※サンプル数が30以上の金融機関のみ 

借入先について成功したか【単一回答】(n=300)※サンプル数が30以上の金融機関のみ

なお、選んだ人の多かった都市銀行と地方銀行で見てみると、都市銀行の方が「大成功だった」人を多く含む結果となったようです。

 

※サンプル数が30以上の金融機関のみ

 

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金利タイプを見ていくと、こちらも概ね成功と考える人が多いですが、金融機関に比べると少し「失敗した」人も増えました。ではどのようなタイプの人が成功したと考えているのでしょうか。

 

金利タイプについて成功したか【単一回答】(n=300)※サンプル数が30以上のタイプのみ 

金利タイプについて成功したか【単一回答】(n=300)※サンプル数が30以上のタイプのみ

サンプル数が30以上のタイプに限ってみていくと、変動型において「大成功だった」と感じる人が26.2%とわずかに多い傾向が見られます。

 

一方で、固定期間選択型(6年以上)においては、「大失敗した」と考える人はいませんでしたが、「大成功だった」が2割とやや少ない結果となりました。

 

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では最後に、どのようなことで苦労したかを紹介します。

 

■金融機関に通うのが大変
「ローンを借りるまでに何度も銀行に足を運ばなくてはいけなかったのが面倒くさかった」(都市銀行/29歳女性)
「書類を届けたり、何度も足を運んで大変だった」(地方銀行/52歳女性)
「近所でないため、1時間半かけて通った」(地方銀行/44歳男性)
「借入先の店舗数が少なく遠くて大変だった」(信用金庫/47歳男性)

 

■書類をそろえるのが想像以上に大変
「思っていた以上に必要な書類が多く、共働きの夫婦には手間だった」(都市銀行/42歳女性)
「提出する書類が多すぎてそろえるのが大変だった」(地方銀行/47歳女性)
「本審査のための書類の準備や審査完了までの期間が長期化したことと、契約時の手続きが非常に面倒で大変だった」(都市銀行/37歳男性)
「当初3件ほど申し込みをしていたが、自分で揃える書類が膨大で、尚且つそれを3件分用意しなくてはならなかったので非常に手間がかかった」(ノンバンク/40歳女性)

 

■自営業に厳しい!?
「自営業で審査が厳しかった」(都市銀行/31歳女性)
「自営業だったので収入合算でも審査は厳しかった。希望額で承認してくれる銀行があって本当に良かった」(都市銀行/41歳女性)
「自営業なのがネックだったが、親も同席したので認めてくれた」(都市銀行/54歳女性)

 

■持病が影響
「普段は意識していない持病がこういう時に影響する事があるのを強く認識した」(都市銀行/46歳男性)
「団信に通るかどうかやきもきした」(地方銀行/45歳男性)
「持病があっても借りられるところを探すのに苦労した」(ネット銀行/52歳男性)

 

■断られ、精神的にショック
「社会的信用がなければ、審査に落ちてしまうのがつらかった」(地方銀行/31歳女性)
「返済能力は十分あるが、過去の借り入れ履歴で断られることが多く、社会的な信用がないことを実感した」(ノンバンク/49歳男性)
「一度断られると精神的に参る」(ノンバンク/38歳男性)
「給与振り込みなどで、学生時代から25年使っている○○銀行(大手都市銀行)だけ、断られた。長年使っていても、所詮はシビアなんだなと思いショックでした」(都市銀行/44歳男性)

 

■共同名義で通った
「自分一人の名義での借り入れが難しく、妻との共同名義でようやく審査が通った」(都市銀行/39歳男性)
「1件目断られたので、共働きのことなど熱心に話した」(地方銀行/38歳女性)

 

金融機関に通うのは意外と負担

金融機関に通うのは意外と負担

金融機関では平日の昼間しか応対できなかったり、必要な書類を集めて持っていく必要があります。共働きの方は特に大変かもしれません。

 

あらかじめ大変なことを知っておくことで覚悟ができて、いざという時に動揺せずに対策を立てられるのではないでしょうか。

 

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【調査実施期間】2016年8月15日~8月24日
【調査対象者】事前調査で「住宅ローンの審査に通らなかったことがあるが、住宅ローンを借りられた」と回答した人

 

【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】300サンプル

 

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Q.1:住宅ローンの審査に一度落ちたら、もう家は買えないのでしょうか?

A.1:いいえ、諦める必要はありません。この記事の調査は、一度審査に落ちた経験がありながらも、最終的に住宅ローンを借りてマイホームを購入できた300人を対象にしています。金融機関を見直すなどして、多くの方が借り入れに成功しています。

Q.2:審査に落ちた後、皆さんはどの金融機関で住宅ローンを借りていますか?

A.2:調査結果によると、実際に借り入れができた金融機関は「都市銀行」がもっとも多く、次いで「地方銀行」「ネット銀行」の順でした。特に都市銀行は、審査を申し込んだ人のうち、実際に借り入れに至った割合が8割以上と高い傾向にあります。

Q.3:住宅ローンの金利タイプは、どのタイプを選んでいる人が多いですか?

A.3:借り入れに成功した人の多くは「変動型」(43.3%)か「全期間固定型」(34.3%)を選んでおり、この2つで全体の約8割を占めています。

Q.4:借りた住宅ローンに対して、皆さんは満足していますか?

A.4:はい。回答者の9割強が、自身の住宅ローンの借り入れについて「大成功だった」「まあ成功した」と回答しており、結果的に満足している人がほとんどです。

Q.5:住宅ローンの手続きで、特に大変なことは何ですか?

A.5:「必要書類が多く、そろえるのが大変だった」「平日の日中に何度も金融機関へ行かなければならず、面倒だった」といった声が多く挙がりました。時間と手間がかかることを、あらかじめ想定しておくとよいでしょう。

Q.6:自営業や持病があると、審査はやはり厳しいのでしょうか?

A.6:はい、その傾向があるようです。調査では「自営業で審査が厳しかった」「持病があっても借りられるところを探すのに苦労した」という体験談がありました。収入や健康状態によっては、審査が難航するケースもあるようです。

Q.7:審査に落ちてしまうと、精神的に落ち込みますか?

A.7:「社会的信用がないことを実感してつらかった」「長年利用していた銀行に断られてショックだった」など、精神的な負担を感じたという声が寄せられています。一度で決まらなくても、次の対策を立てられるように心構えをしておくとよいかもしれません。

更新日: / 公開日:2016.09.24