60平米のマンションに5人家族で暮らすとなると、「将来的に手狭になるのでは」と不安に感じる方もいるでしょう。

しかし、限られた空間でも工夫次第で心地よく暮らすことは可能です。間取りの活かし方や家具の選び方を見直すことで、住まいの使い勝手がぐっとよくなります。

また、子どもの成長にともなって必要なスペースは変化していくため、「ライフスタイルが変化したときに、今の広さでどう暮らすか」を考えることが、長く快適に暮らすための第一歩になります。

この記事では、5人家族が60平米でも快適に暮らすための具体策を詳しく解説します。5人家族でマンションの購入を検討中の方や、60平米のマンションに5人家族が住むのは狭いかどうか懸念している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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住まいの快適さは、平米数だけで判断できません。たとえ60平米でも、家具の選び方や間取りの工夫、収納の使い方次第で、狭さを感じにくい空間をつくることが可能です。

 

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」によると、5人家族がマンションで快適に暮らすための目安は、都市部では115平米です。

 

これは、家族一人ひとりのプライベート空間と、全員で過ごす共有スペースの両方を確保できる広さになります。

 

ただし、実際には予算や立地の条件から60平米前後のマンションを検討する家庭も少なくありません。その場合でも、間取りの工夫や生活動線の見直しによって、快適な暮らしを実現できます。

 

限られた空間でも視覚効果をうまく取り入れれば、広く感じられる住まいをつくることが可能です。色使いや家具の高さ、素材の選び方などによって圧迫感を抑え、開放的な印象を与えられます。

 

たとえば、以下のような工夫が挙げられます。

  • 壁や天井を白や明るい色で統一する
  • 背の低い家具を選び、視線の抜けを確保する
  • 鏡やガラス素材を使って奥行きを演出する
  • 床と家具の色調をそろえ、空間に一体感を出す

見た目の印象を整えることで、実際の面積以上に広く感じられる住まいを実現できます。

 

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次に、5人家族がゆとりを持って暮らすための間取りの工夫について解説します。

 

壁や仕切りを最小限にしてリビング・ダイニング・キッチンを一体化すると、実際の広さ以上に開放感のある空間を演出できます。

 

仕切られた間取りでは、通路やドアの開閉に無駄なスペースが生じやすくなってしまいます。しかし、オープンな設計にすることで生活動線がスムーズになり、空間の有効活用にもつながるでしょう。

 

たとえば、3LDKの間取りでもリビングと隣の洋室の壁を取り払えば、家族全員が集まりやすい広々としたLDKをつくることが可能です。心理的なゆとりも生まれ、家族のコミュニケーションも自然と増えるでしょう。

 

1つの部屋を複数の目的で使う「多目的スペース」は、限られた空間を有効に活用できる方法です。

 

たとえば、リビングの一角を子どもの遊び場や学習スペースとして使い、必要に応じてレイアウトを変えることで暮らしに柔軟性が生まれます。

 

パーティションや可動式の収納棚を使えば、用途ごとに空間をゆるやかに仕切ることも可能です。昼は学習コーナー、夜は家族団らんの場として使い分けることで、1部屋を多機能に生かせます。

 

このように、空間の使い方を柔軟にすることが、60平米でも快適に暮らすポイントです。

 

ここでは、床をふさがずに物を整理できる方法や、1台で収納もできる家具の選び方を解説します。

 

収納スペースを確保するには、床だけでなく壁面を活用することが効果的です。壁に棚やラックを設置すれば、床面積を減らさずに収納力を高められます。

 

ただし、壁に穴をあけることに抵抗があったり、賃貸物件で施工が制限されたりする場合もあるでしょう。

 

そのようなケースに対応できる方法として、天井と床で固定する「突っ張り式の壁面ラック」があります。工具不要で取り付け可能なうえ、壁を傷つけずに使用できるため、持ち家・賃貸を問わず導入しやすい収納手段です。

 

縦方向に収納を確保できるため、空間を有効に使えます。視線が抜ける設計を選ぶことで、部屋全体を広く見せる効果も期待できるでしょう。

 

限られたスペースを有効活用するには、収納機能を備えた多機能家具の導入が効果的です。

 

たとえば、以下のような家具は、収納と本来の用途を兼ね備えています。

  • 引き出し付き収納ベッド

  • 内部に物をしまえるオットマン(足を乗せるための台)

  • 棚付きのリビングテーブル

これらを取り入れることで、別で収納棚を設ける必要がなくなり、床面を広く使用できるようになるでしょう。

 

特に、衣類やおもちゃなど物が多い子育て世帯では整理整頓がしやすくなり、部屋全体がすっきりとした印象になります。

 

60平米という限られた空間でも多機能家具を取り入れることで、暮らしの快適性が大きく向上します。

 

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60平米の中古マンションでも、リノベーションを行うことで快適な住まいへと生まれ変わります。

 

ここでは、中古マンションをリノベーションすることによって得られる主なメリットを3つ解説します。

 

ただし、物件によっては構造や管理規約の制約により変更できない部分もあるため、事前に改修可能な範囲を販売もしくは施工会社に確認しておくことが重要です。

 

中古マンションを購入してリノベーションすることで、新築に比べてトータルの費用を抑えられる可能性があります。リノベーション費用は、希望や予算に応じて調整できる点が大きな魅力です。

 

具体的には、以下のような方法があります。

  • フルリノベーション:内装をすべて解体し、自由に設計する方法

  • 部分リノベーション:キッチンや浴室など一部のみを改修する方法

  • DIYリノベーション:自分で手を加える方法

工事範囲を柔軟に選べるため、必要な部分にだけ費用をかけられます。必要な部分のみにコストをかけられるので、コストの最適化につながるでしょう。

 

初期費用を抑えつつ、自分たちのライフスタイルに合った住まいを手に入れたい方にとって、リノベーションは現実的な選択肢といえます。

 

リノベーションの大きな魅力は、ライフスタイルに合わせて間取りを自由に変更できる点にあります。

 

たとえば、壁を取り払ってリビングとダイニングを一体化させ、開放的なLDKをつくったり、ウォークインクローゼットを設けたり、在宅ワーク用のワークスペースを新設したりといったことも行えます。

 

中古マンションであっても、適切なリノベーションを行うことで、資産価値の維持や向上が期待できます。内装や設備が整っていれば、将来的に売却や賃貸に出す際の評価も高まりやすいでしょう。

 

特に人気エリアの物件であれば、築年数がたっていても価値が下がりにくく、リノベーションによって「住みやすい住宅」としての魅力を高めることが可能です。

 

また、断熱性の向上や省エネ設備の導入により、光熱費の削減や住環境の快適性も得られます。

 

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60平米の限られた広さでも、間取りや収納の工夫次第で5人家族が快適に暮らせます。また、中古マンションをリノベーションするという選択肢も有効です。

 

ただし、構造や管理規約によって変更できない箇所もあるため、事前の確認は欠かせません。理想の住まいを実現するには、正確な情報収集と計画が重要です。

 

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