80平米の具体的な広さ
80平米の広さは、坪数で換算すると約24〜25坪、畳数では約49〜50畳となります。ただし、専有面積には水回りや廊下も含まれるため、実際の居住スペースはこれより狭くなる点に注意が必要です。
詳しくは、「80平米ってどのくらいの広さ? 坪数や畳数で換算してみよう」をご覧ください。
ファミリー世帯に最適な広さ
80平米は、3人から4人家族がゆとりをもって暮らせる広さです。子どもの成長を見越して長く住むことも可能で、間取りは全体の約8割を占める3LDKが主流。夫婦の寝室と子ども部屋をそれぞれ確保できます。
詳しくは、「80平米に適した世帯人数」をご覧ください。
ファミリー向け物件選びのコツ
ファミリー向けの物件を探す際は、間取りの種類だけでなく、LDKとDKの違いを理解することが大切です。また、子育て世帯は階下への騒音を考慮して1階を選んだり、治安や周辺施設といった住環境も重視しましょう。
詳しくは、「何を重視すべき? ファミリー向けの物件を探すポイント」をご覧ください。

無料で住まいの窓口に相談するあなた専用!住宅購入のやることリスト

家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
住宅購入の相談、どこに行けばいい?ハウスメーカー、銀行、FP、無料相談窓口など、主要な相談先5つの特…記事を読む

 

物件の広さを表す数字には、一般的に専有面積が使われます。しかし、広さを表す単位は平米(m2)や坪、畳のように数多く、いま一つ具体的なイメージをつかみにくいところもあるでしょう。今回は80平米の専有面積について、具体的な広さのイメージや適した世帯人数、間取りの例などを通じて詳しく解説していきます。

リビング

 

専有面積が平米数で示されているときには、なかなか具体的な広さの実感が湧かないものです。ここではまず、80平米を坪数や畳数に換算しながら、より明確なイメージを持てるようにしましょう。

 

坪数は不動産取引において正式に使用することができないものの、建物や敷地のおおまかな広さを表すために、物件の情報などではときおり使用されることもあります。1坪は約3.3平米であり、80平米を坪数に換算すると、24~25坪程度となります。

 

畳数は主に賃貸物件や一戸建ての各部屋の広さを表すときに使用されており、物件情報でも頻繁に目にする数字です。京間、江戸間、団地間などで細かな広さには違いがあるものの、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」においては、「1畳=1.62平米」と定められています。

 

この基準を基にすると、専有面積が80平米の物件は49~50畳となります。ただ、専有面積には水回りや廊下、玄関なども含まれるため、実際の居住スペースは60平米程度となるケースがほとんどです。

 

無料で住まいの窓口に相談する

物件を探す

4人家族

 

生活に必要な面積は、世帯の人数によって大きく異なります。ここでは、国土交通省の「住生活基本計画」で示されたデータをもとに、80平米に適した世帯の人数を見ていきましょう。

 

「住生活基本計画」では、世帯人数ごとに居住に適した広さを「最低居住面積水準」「誘導居住面積水準」といった2つのパターンで示しています。最低居住面積水準は生活に必要不可欠な最低限度の面積を示した数字であり、誘導居住面積水準は多様なライフスタイルに合わせて必要な面積を示した数字です。

 

さらに、誘導居住面積水準は、都市部での生活を想定した都市型と、郊外や地方などでの生活を想定した一般型に分かれています。土地の値段が高い都市型と比べて、一般型はより広々とした面積が確保できることから、ゆとりのある水準が設定されているのです。

 

それぞれの世帯人数に合わせた水準は以下の表のとおりです。この結果から考えると、80平米は「最低居住面積水準では5人以上」「誘導居住面積水準(都市型)では3~4人」の世帯に適した広さであることが分かります。

単位:平米(m2)

 

単身世帯

2人世帯

3人世帯

4人世帯

5人世帯

最低居住面積水準

25

30

40

50

57

誘導居住面積水準(都市型)

40

55

75

95

109

誘導居住面積水準(一般型)

55

75

100

125

143

※国土交通省「住生活基本計画における居住面積水準」を参照

※子どもは3歳未満を0.25人、3歳以上6歳未満を0.5人、6歳以上10歳未満を0.75人として換算する

住生活基本計画の水準からすると、80平米の広さはファミリー向けであることが分かりました。たとえば、夫婦と子ども1人の3人家族で生活をする場合、子どもが中学生や高校生になっても、ゆとりをもって暮らせる広さといえそうです。夫婦と子ども2人の4人家族であっても、問題なく暮らすことができます。

 

子育てを考える夫婦にとっては、しっかりと将来を見通したうえで利用できる広さでもあるため、長い期間にわたって居住する拠点とすることも可能です。

 

家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
住宅購入の相談、どこに行けばいい?ハウスメーカー、銀行、FP、無料相談窓口など、主要な相談先5つの特…記事を読む

無料で住まいの窓口に相談する

ファミリー向け物件

リビングとダイニング

 

物件の利便性は専有面積の広さだけでなく、間取りによっても大きく変化します。ここでは、80平米にどのような間取りが多いのか、LIFULL HOME’Sのポータルサイトで検索を行い、間取りごとの件数を紹介していきます。

 

80平米の広さに絞って全国で賃貸と購入物件を検索したところ、2021年2月現在で、全体では1,135件の物件がヒットしました。そのうち、もっとも多いのは3LDKの896件であり、全体の8割近くを占めています。

 

次いで多いのは4LDK以上の561件、2LDKの493件となりました。部屋数が少なくなればなるほどリビングの広さにゆとりが生まれます。主流の3LDKは広々としたLDKのほかに居室が3つあるつくりであり、夫婦と子ども2人の4人世帯であれば、夫婦の寝室とそれぞれの子ども部屋を設けることが可能です。

 

無料で住まいの窓口に相談する

3LDKの物件 3LDKの中古一戸建てを探す

リビング

 

80平米の広さになると、間取りや細かなつくりには豊富な種類があり、さまざまなタイプの物件を見つけることができます。ここでは、80平米の物件の具体例を詳しく見ていきましょう。

 

3LDKのマンションに多いタイプとして、長方形の住戸を十字に仕切った「田の字型」の間取りがあげられます。玄関からまっすぐに伸びた廊下のサイドに居室が2つあり、さらに廊下を進むとバス・トイレが左右に設けられ、その奥にLDKと居室が配置されているものを「田の字型」と呼びます。

 

居室のもう1つはLDKの隣に設けられるのが一般的であり、用途に合わせてLDKとつなげたり、個室として使用したりすることができます。田の字型は3LDKのマンションにおいてもっともスタンダードなつくりであり、個室の独立性が高い点が大きな魅力です。

 

また、LDKは日当たりのよい南側に設けられることが多く、家族団らんに最適な空間となります。一方、リビングから独立した2つの居室は北側にあたり、日中でも涼しい作業空間となるのです。

 

間取り図

 

80平米はマンションとともに一戸建ても視野に入る広さです。一戸建ての場合は、一階部分にLDKと水回りの設備が集約され、居室は1階部分に1つ、2階部分に3つ設けられるケースが多いといえます。

 

4LDKと十分な部屋数があるため、4人世帯であればそれぞれに個室を設けることが可能です。子どもが3人いる5人世帯では、夫婦の寝室を1つにまとめれば、子どもそれぞれに個室が用意できます。

 

また、建物の外は専有面積に含まれない部分であるため、同じ80平米であっても物件によっては庭やテラスがあったり、駐車場が設けられていたりするところもあります。

 

間取り図

 

80平米の広さで2LDKの間取りを選択した場合、部屋数が少なくなる分、LDKの部分をさらに広くとることができます。20畳を超えるLDKがあれば、家族でゆったりと過ごしたり、友人を呼んでホームパーティーをしたりと、幅広い活用方法が考えられるのです。

 

また、3LDKや4LDKと比べると、居室にもゆとりがあります。「夫婦2人で広々と使いたい」「子どもが小さなうちには目の届くリビングで伸び伸びと育てたい」と考えている人にはおすすめの間取りだといえます。

 

間取り図

 

無料で住まいの窓口に相談する

マンションを探す 一戸建てを探す

マンション周辺

 

これまで見てきたとおり、80平米の物件には豊富な間取りの種類があります。そのため、事前に間取り選びのポイントを押さえておくことが大切です。

 

ここでは、ファミリー向けの物件を探すうえで意識すべきポイントを見ていきましょう。

 

ファミリー向けの物件は、食事ができるスペースをDKとLDKのどちらにするかによって、住まいの使い勝手が大きく分かれます。DKとLDKの違いはダイニングスペースの広さにあり、居室数によって基準が異なります。

 

居室が2つ以上ある物件では、「6畳以上はDK」「10畳以上はLDK」と定義されているのです。つまり、DKの物件を選択した場合、キッチンとダイニングを合わせた広さは最大でも10畳未満になるということです。

 

そのため、リビングで家族がゆったり過ごせるようにしたい場合にはLDKの物件を選ぶほうがよいといえます。一方で、個室の数を確保するうえでは、DKも視野に入れておく必要があります。

 

一般的に、マンションなどの集合住宅では高層階のほうが人気は集まりやすいといえます。しかし、小さな子どもがいる世帯では、1階を選ぶのもひとつの方法なのです。

 

子どもが小さなうちは、走り回る足音や物を引きずる音などが気になりやすいものの、1階であれば階下への騒音を気にせずに済みます。また、同様の理由で、フローリングだけでなく和室やクッションフロアなどがある物件を選ぶのもいいでしょう。

 

さらに、子育てに良い環境を整えるためには、物件そのものだけでなく、周りの環境にも目を向けることが大切です。治安の良さや周囲の施設、幼稚園・保育園や学校までの距離など、実際に住んだときのことを考えて周囲の状況を下調べしておきましょう。

 

家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
住宅購入の相談、どこに行けばいい?ハウスメーカー、銀行、FP、無料相談窓口など、主要な相談先5つの特…記事を読む

無料で住まいの窓口に相談する

おすすめ特集から住宅を探す

4人家族

 

  • 80平米は24~25坪で約50畳となる
  • 80平米は3~4人のファミリー世帯に適した広さ
  • 80平米に多い間取りは3LDK
  • 80平米にはスタンダードな3LDKのほかにも、4LDKの一戸建てや広いリビングが魅力の2LDKなど多様な物件がある
  • DKとLDKの違いや周辺環境にも目を向けて部屋探しをすることが大切

 

家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
家を買うときの相談先は? 費用や注意点について紹介! マイホーム購入の疑問を解決
住宅購入の相談、どこに行けばいい?ハウスメーカー、銀行、FP、無料相談窓口など、主要な相談先5つの特…記事を読む
無料で住まいの窓口に相談する 物件を探す 注文住宅を探す

Q.1:物件情報に「80m2」と書かれていても、実際の広さがイメージできません。どれくらいの広さなのでしょうか?

A.1:80m2は、坪数に換算すると約25坪、畳でいうと約50畳分の広さです。ただし、この面積には浴室やトイレ、廊下なども含まれるため、実際に生活するスペースは60m2(約37畳)が目安です。

Q.2:80m2の広さは、何人家族で住むのにちょうどよいのでしょうか?

A.2:3~4人家族に最適な広さです。たとえば、夫婦と子ども1人の3人家族なら、子どもが成長してもゆとりをもって暮らせます。夫婦と子ども2人の4人家族でも快適に生活できる広さです。

Q.3:80m2の物件では、どのような間取りが最も一般的ですか?

A.3:80m2の物件で最も多い間取りは3LDKで、全体の約8割を占めます。次いで4LDKや2LDKが多く、部屋数が少ないほどリビングなどの共有スペースが広くなる傾向にあります。

Q.4:夫婦と子ども2人の4人家族です。80m2の3LDKで、それぞれに子ども部屋を用意することはできますか?

A.4:はい、可能です。80m2の3LDKであれば、LDKのほかに3つの居室があるため、夫婦の寝室と子ども2人それぞれの個室を確保できます。

Q.5:家族でゆったり過ごせる広いリビングに憧れます。80m2でリビングが広い物件はありますか?

A.5:はい、あります。部屋数を減らした2LDKの間取りを選べば、その分リビングを広くでき、20畳を超える開放的な空間を持つことも可能です。友人を招いてホームパーティーを開くなど、様々な使い方ができます。

Q.6:80m2の広さだと、マンションだけでなく一戸建ても探せますか?

A.6:はい、80m2は一戸建ても十分に探せる広さです。同じ広さでも、一戸建てなら庭や駐車場が付いている物件もあります。家族のライフスタイルに合わせて、マンションか一戸建てかを選ぶとよいでしょう。

Q.7:間取り図でよく見る「DK」と「LDK」は、具体的に何が違うのですか?

A.7:「DK」と「LDK」の違いは、食事をするスペースを含めたキッチンの広さです。居室が2つ以上ある物件では、10畳以上が「LDK」、それ未満が「DK」とされています。家族でゆったり過ごすリビングが欲しい場合は、LDKの物件がおすすめです。

Q.8:小さい子どもがいるのですが、物件を探すときに特に気をつけたほうがよい点はありますか?

A.8:小さな子どもがいる場合、階下への音を気にせずに済む1階の部屋がおすすめです。また、音を吸収しやすい和室やクッションフロアの部屋があるかも確認しましょう。物件だけでなく、周辺の治安や公園、学校までの距離などを事前に調べておくと安心です。

更新日: / 公開日:2021.03.15