目次
1. ほかの方角と比べて土地が安い可能性も
2. 北側道路の土地だから日当たりが悪いわけではない
 2ー1. 住宅の南側が重要
 2ー2. 北側道路でも日当たりの良い家づくりが可能になる条件がある
3. 北側道路なら日当たりの良い南側にスペースをつくれる間
 3ー1. 1階南側全面にLDKを配置できる
 3ー2. 家の南側に庭を配置できる
4. 北側道路でも理想の住宅を

1. ほかの方角と比べて土地が安い可能性も

北側道路の土地だから、他と比べて安くなるとは一概に言えません。土地の価格は、その立地や面積など様々な条件によって大きく異なるからです。

しかし、区画整理された住宅地のように、面積や最寄り駅までの距離がほぼ同じ条件でも、接する道路の方角が違うだけで土地の価格が変わることもあるようです。

そのため、北側道路だからと候補から外してしまうのではなく、様々な条件で土地の価格を比較検討し、賢い土地選びを心掛けましょう。

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土地の値段がお得な可能性も

2. 北側道路の土地だから日当たりが悪いわけではない

北側道路の土地でも、日当たりが良くなるポイントがあります。

住宅の南側が重要

南道路の物件でも、南側に高層マンションといった高い建物が建った場合、日光はほとんど遮られてしまいます。マンションが建ちそうな開発前の更地やコインパーキングよりも、建て替えリスクの少ない学校や公園、または住宅地の中であれば、日当たりは確保しやすくなるでしょう。

また、南道路の土地は南側が道路に面しているため、住宅の間取りとしては駐車場や玄関を南側に持って来ざるを得ません。狭い土地であった場合は、最も日当たりの良い南側がガレージや玄関になってしまい、その日当たりを活用できないと言う間取りも多くあります。

このように、周辺の条件や間取りによって日当たりは変わります。「北側道路だから、南側道路だから」と断定できないので、内見や間取りのシミュレーションを通して個別に判断することが重要です。

北側道路でも日当たりの良い家づくりが可能になる条件がある

日本には「北側斜線制限」という、建築基準法で定められた規定があります。

この法律の目的は、北側道路に面した土地の日当たり悪化を防ぐことです。良好な住居環境を保護すべきと定められた、低層または中高層住居専用地域などで適用されます。そのため、住宅地の北側道路に関しては、法律により日当たりを確保することが可能です。

北側斜線制限では、住宅の北側にある建物から見た「高さ」「傾斜勾配」が規制されます。 そのため、南側にある住宅が制限を超えてまで高くなることはありません。さらに、北側道路の土地は北側に道路を挟む分、この斜線制限がゆるくなり、比較的高さのある住宅を建てることができます。

また、北側道路の土地でも、特に南北に長い縦長の土地は狙い目です。土地の南北の長さが長ければ、建物を北側に寄せて建てることができます。そうすると、南側に別の住宅があっても南からの日当たりを確保することができるのです。

3. 北側道路なら日当たりの良い南側にスペースをつくれる間

日中に自然の光が差し込む家は、憧れますよね。北側道路でも、間取りによってはそれが実現可能です。

1階南側全面にLDKを配置できる

北側道路の土地は、道路が北側にあります。そのため、出入りのための玄関や駐車場を北側につくることになります。
そうすると、日中日当たりのいい南側をすべてLDKにすることも可能です。

狭い土地であれば特に、南玄関になってしまう南側道路と比べると、北側道路の方が日当たりの良い間取りを実現できるのです。

家の南側に庭を配置できる

敷地の北寄りに建物を建てると、敷地の中で最も日当たりのいい南側に、庭を配置することができます。道路に面していないため、人目を気にすることもなく、布団や洗濯物を干すのにも最適です。

バルコニーを付けて、家族でゆっくり食事やガーデニングを楽しむこともできるでしょう。お子様のいる家庭では暑い夏場にプールを設置して、太陽がよく当たる中で存分に水遊びを楽しんだり、バーベキューをしたりすることもできます。北側道路は、南向きにプライベートな空間をつくる間取りができるのです。

しかし、南側に高い建物がある場合は、太陽の光が遮られてしまうため注意が必要です。また、お隣さんとの境目には目隠しが必要かもしれません。実際に足を運び、確認することをおすすめします。

北側道路でも理想の住宅を

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最高の条件で住まいを持とう

北側道路の土地は、周辺環境や形状、間取り次第で魅力的な家づくりができます。建物自体に予算を割きたいという方は、高い建物も建てられる可能性のある北側道路の土地も視野にいれて探してみてください。

自分のライフスタイルも把握した上で間取りを考え、それに合う土地を探すことで、北側道路でも最高の条件で家づくりができるのではないでしょうか。
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(2019/03/19)