5人家族の戸建ては35坪〜45坪が目安
国土交通省の居住面積水準によると、5人家族が快適に過ごせる広さの目安は115㎡〜150㎡(約35坪〜45坪)です。集合住宅の平均面積では狭く感じやすいため、ゆとりのある暮らしを実現するには一戸建て建築が適しています。
詳しくは、「5人家族に適した住宅の広さとは?」をご覧ください。
全員の個室確保なら4LDK以上が最適
5人家族で子ども3人にそれぞれ部屋を用意し、夫婦の寝室も確保したい場合は4LDK以上が適しています。3LDKの場合は同性同士で同室にするか、夫婦の個室を作らない工夫が必要です。将来の独立後の空き部屋リスクも考慮して選びましょう。
詳しくは、「3LDKと4LDKの住み心地の違い」をご覧ください。
建築費総額は坪単価相場で2,800万円から
延床面積35坪〜45坪の一戸建てを建てる場合、平均的な坪単価60万円での建築費総額の目安は約2,800万〜3,600万円です。総額には建物本体工事費だけでなく、約25%を占める付帯工事費や諸経費が含まれる点を意識して予算を組みましょう。
詳しくは、「5人家族に適した一戸建ての建築費目安」をご覧ください。

5人家族が快適に暮らすためには、ある程度の広さの住居が必要となります。

それでは、5人家族にはどのような間取りが適しているのでしょうか。今回は5人家族で住むのに適した広さや間取りタイプ、住まいの考え方について解説します。
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5人家族が快適に暮らすためには、十分な住居の広さと適切な部屋割りが欠かせません。一戸建ての建築を検討する際も、「何LDK必要なのか」「建築費用はいくらかかるのか」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

 

今回は、5人家族に適した住宅の広さや間取りタイプ(3LDK・4LDK)の住み心地、子どもの成長に合わせた部屋割りのコツ、そして一戸建てを建てる際の費用目安までわかりやすく解説します。

 

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5人家族に適した住宅の広さ

 

国土交通省が公表している「住生活基本計画における居住面積水準」では、世帯人数に応じた住まいの広さの目安が示されています。

 

5人家族における居住面積水準の目安は以下のとおりです。

 

5人家族に必要な広さの目安

  • 最低居住面積水準:60㎡(約18坪)/※55㎡
  • 誘導居住面積水準(都市型):115㎡(約35坪)/※105㎡
  • 誘導居住面積水準(一般型):150㎡(約45坪)/※137.5㎡
  • ※( )内は、3~5歳児が1名いる場合の水準です。

 

「最低居住面積水準」とは、健康で文化的な生活を送るために必要不可欠な世帯人数の限界面積を指します。5人家族の場合は最低でも60㎡(約18坪)以上の広さが必要です。

 

一方、「誘導居住面積水準」は多様なライフスタイルに合わせてゆったり過ごせる広さの目安です。都市型はマンションなどの共同住宅、一般型は郊外の一戸建てでの生活を想定しています。5人家族で快適な戸建て生活を送るなら、115㎡〜150㎡(約35坪〜45坪)を目安に検討するとよいでしょう。

 

 

住宅金融支援機構が実施した「2020年度フラット35利用者調査」によると、住宅種別ごとの平均住宅面積は以下のようになっています。

 

住宅の種類

平均住宅面積

注文住宅(土地付き)

111.1㎡

注文住宅(建物のみ)

124.4㎡

建売住宅

101.1㎡

新築マンション

66.2㎡

中古一戸建て

113.2㎡

中古マンション

67.9㎡

 

このデータから、一戸建ての平均住宅面積はいずれも100㎡を超えており、5人家族がゆとりを持って暮らせる水準に達していることがわかります。

 

一方でマンションの平均面積は約66㎡〜67㎡にとどまっており、最低居住面積水準(60㎡)はクリアしているものの、5人家族でゆったり過ごすには手狭に感じられるケースが多いといえます。

 

集合住宅で100㎡を超える広さの物件を探すのは選択肢が限られるため、5人家族で余裕を持った間取りを実現したい場合は一戸建ての建築・購入が有力な選択肢となります。

 

3LDKと4LDKの住み心地の違い

 

5人家族の家づくりや物件選びでは、間取りを「3LDK」にするか「4LDK」にするかが大きなポイントになります。それぞれの住み心地や工夫について詳しく見ていきましょう。

 

 

3LDKは、夫婦の部屋1つと子ども部屋2つ、あるいは夫婦それぞれの部屋と子ども共通の部屋といったレイアウトが基本になります。

 

子ども3人全員に個室を与えようとすると夫婦の個室がなくなってしまうため、同性の子ども同士で1部屋を分け合い、異性の子どもに個室を1部屋与え、残りの1部屋を夫婦の寝室にするといった部屋割りが一般的です。

 

また、子どもの年齢差が大きい場合は、上の子が独立した後に下の子が個室を使えるようになるため、ライフステージに合わせて柔軟に使い方を変更できます。

 

建築費用や購入費を抑えやすい反面、子ども全員が中高生など個室を求める時期が重なると、プライバシーの確保に工夫が必要です。

 

 

4LDKであれば、子ども3人それぞれに1部屋ずつ個室を与えても、残った1部屋を夫婦の寝室として活用できます。

 

家族それぞれのプライベート空間を確保しやすく、学習や仕事に集中できる環境を整えやすいのが最大のメリットです。

 

ただし、将来的に子どもたちが巣立った後は空き部屋が増えてしまい、部屋を持て余す可能性がある点には注意しましょう。

 

部屋数が多くなる分、掃除やメンテナンスの手間、将来的なリフォーム費用や維持費などの負担も増えるため、長期的な視点での設計が大切です。

 

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子どもの成長に合わせた部屋の使い方のコツ

 

5人家族の間取りを考える際は、現状の家族構成だけでなく、子どもの成長に応じた部屋割りの変化を予測しておくことが重要です。

 

 

子どもがまだ小さく独立した部屋を必要としない時期は、個室として割り当てずにファミリークローゼットや大型の収納スペース、夫婦の書斎や趣味の部屋として有効活用できます。

 

特にリビング横に和室や畳スペースを配置しておくと、小さな子どもが転んで怪我をするリスクを減らせるほか、階下への足音を和らげる効果も期待できます。

 

家事の合間でも子どもの様子に目を配りやすいため、幼少期にはリビングに隣接したフレキシブルな空間を作るのがおすすめです。

 

 

子どもが中学生や高校生になり受験期を迎えると、勉強に集中できる個室環境が必要になります。

 

部屋数が限られている3LDKなどの場合は、受験を迎える子どもに最も静かで独立性の高い部屋を優先して割り当てるなど、時期に応じて柔軟に部屋を入れ替えましょう。

 

また、家を建てる段階で広めの洋室を1つ作っておき、将来的にドアや間仕切り壁、可動式収納などを設置して2部屋に分割できるようにしておくリフォーム前提の設計も有効な工夫です。

 

理想の建築計画を立てる

5人家族に最適な間取りや広さは、将来のライフプランによって異なります。自分たちにぴったりの住宅プランやハウスメーカーを探してみましょう。

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5人家族に適した一戸建ての建築費目安

 

5人家族に適した一戸建てを建築する場合、費用の総額はどれくらいになるのでしょうか。費用の内訳と坪単価別の試算について解説します。

 

 

一戸建ての建築にかかる費用は、大きく分けると「本体工事費」「付帯(別途)工事費」「諸経費」の3つで構成されます。

 

本体工事費は、建物そのものを建てるための費用で、建築費総額の約75%を占めます。

 

付帯工事費は、地盤補強工事や屋外給排水工事、外構・造園工事、照明やエアコンの取り付け費用などを指します。諸経費は税金やローン手数料、建築審査費用などです。これら付帯工事費と諸経費を合わせると、全体の約25%程度になります。

 

 

ハウスメーカーや工務店が提示する「坪単価」は、一般的に「本体工事費」のみを対象として算出されているケースが多い点に注意が必要です。

 

坪単価に延床面積を掛け合わせた金額だけで予算を組んでしまうと、付帯工事費や諸経費が含まれておらず、資金計画にズレが生じてしまいます。

 

総予算を検討する際は、坪単価から試算した本体工事費に加え、さらに2割〜3割程度の追加費用が必要になることを念頭に置いておきましょう。

 

 

国土交通省の「建築着工統計調査(2020年)」によると、一戸建て住宅の平均的な工事費想定額は1㎡あたり18.3万円となっています。

 

1坪=約3.3㎡として換算すると、平均坪単価は「18.3万円×3.3㎡=約60.4万円」となります。

 

住宅の構造別の平均坪単価は以下のとおりです。

 

住宅の種類

平均坪単価

一戸建て住宅総計

60.4万円

木造

57.1万円

鉄骨造

91.1万円

鉄筋コンクリート造

95.0万円

 

 

誘導居住面積水準に基づき、5人家族に適した一戸建ての広さを延床面積35坪〜45坪と想定して、坪単価別の建築費用総額を試算してみましょう。

 

 

坪単価40万円

坪単価60万円

坪単価80万円

本体工事費

1,400万~1,800万円

2,100万~2,700万円

2,800万~3,600万円

付帯工事費、諸経費

467万~600万円

700万~900万円

933万~1,200万円

建築費総額

1,867万~2,400万円

2,800万~3,600万円

3,733万~4,800万円

※延床面積を35坪〜45坪(本体工事費が総額の75%)として計算

 

坪単価40万円レベルは「ローコスト住宅」と呼ばれる帯域で、建物の形状や設備仕様をシンプルに標準化することでコストを格段に抑えられます。自由度は限られますが、総額費用を抑えたい場合に向いています。

 

坪単価60万円レベルは全国平均に近い水準であり、間取りやインテリア、設備仕様にある程度のこだわりや希望を反映させた家づくりが可能です。

 

坪単価80万円を超えるハイグレード帯では、高い耐震性や断熱性を備えた高品質な住宅の建築や、自由度の高いオーダーメイド設計が可能になります。鉄骨造やRC造を選択する場合は、さらに坪単価が上昇する傾向にあります。

 

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窓口に相談する

 

5人家族の家づくりでは、最適な広さや間取りだけでなく、自分たちの予算に合った資金計画を立てることが成功の鍵を握ります。

 

「自分たちに合った適切な建築予算を知りたい」「どのような施工会社を選べばよいかわからない」とお悩みの方は、専門家に無料相談してみるのがおすすめです。

 

LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」では、専任のアドバイザーに家づくりに関する疑問や不安を何度でも無料で相談できます。

 

  • 家族構成や将来のライフプランに応じた条件整理のサポート
  • 住宅ローンの組み方や適切な建築予算のシミュレーション
  • 希望に沿ったハウスメーカーや工務店の選び方アドバイス
  • 施工会社との打ち合わせスケジュールの調整代行

 

特定の施工会社へ強引に勧誘されることもありませんので、家づくりの条件整理や資金計画の一歩として、ぜひ気軽にご活用ください。

 

無料で住まいの窓口に相談する

 

5人家族で快適に過ごせる一戸建てを建てるためのポイントをおさらいしましょう。

 

  • 5人家族の最低居住面積水準は60㎡(約18坪)
  • ゆとりある一戸建て生活の目安は115㎡〜150㎡(約35坪〜45坪)
  • 間取り(3LDK・4LDK)は子どもの性別や年齢差、将来の独立後も踏まえて選ぶ
  • 建築費用総額は本体工事費のほかに2〜3割の付帯工事費・諸経費を見込む必要がある
  • 迷ったときは「住まいの窓口」でプロのアドバイザーに無料相談するのがおすすめ

 

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5人家族に適した予算計画や施工会社の選び方など、家づくりに関する相談はLIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」におまかせください。

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Q.1 5人家族で3LDKに住むことは可能ですか?

A.1 十分可能です。ただし、子ども3人全員に個室を与えると同性同士で部屋をシェアしたり、夫婦の個室を作らなかったりといった工夫が必要になります。子どもの年齢差や性別構成を踏まえて慎重に検討しましょう。

 

Q.2 5人家族で一戸建てを建てる場合、延床面積は何坪必要ですか?

A.2 国土交通省の居住面積水準によると、一般型で150㎡(約45坪)、都市型で115㎡(約35坪)が目安とされています。そのため、35坪〜45坪程度の広さがあれば5人家族でもゆとりをもって暮らせます。

 

Q.3 坪単価60万円で35坪の家を建てる場合、総額費用はいくらですか?

A.3 本体工事費は約2,100万円となりますが、別途付帯工事費や諸経費が約700万円かかるため、建築費用の総額目安は約2,800万円となります。坪単価だけでなく総額費用で予算計画を立てましょう。

更新日: / 公開日:2019.03.19