一人暮らしには猫やハムスターがおすすめ
留守番時間が長い場合は散歩不要な猫、ワンルームや静音性重視ならハムスターが向いています。ライフスタイル(留守時間・広さ・音・予算)に合わせて適したペットを選ぶことが大切です。
詳しくは、「一人暮らしにおすすめの飼いやすいペット5選【比較表あり】」をご覧ください。
不在時の温度管理や預け先の確保が必須
夏場や冬場はエアコンによる温度管理が必須となります。また、急な出張や体調不良に備えて、実家やペットシッターなど複数の預け先や相談先をあらかじめ準備しておくことが重要です。
詳しくは、「一人暮らしでペットを安全に飼うための4つの注意点」をご覧ください。
契約ルールを守りペット可物件を探す
無断での「隠れ飼育」は強制退去などのリスクがあるため絶対厳禁です。「ペット可」物件を選び、通常の契約より敷金が1〜2ヶ月分増額になる点や原状回復費用を意識して部屋探しを行いましょう。
詳しくは、「ペット可賃貸物件選びのルールと部屋探しのコツ」をご覧ください。

一人暮らしで飼いやすいペット(猫・ハムスター・小鳥・熱帯魚・爬虫類)の特徴や費用、手間を徹底比較!
不在時の温度管理や留守番対策、ペット可賃貸物件を選ぶ際の注意点まで詳しく解説します。自分に合った癒やしのパートナー探しに役立ててください。
猫と暮らす物件を探すペット可(相談)の物件を探す

一人暮らしをする人のなかには、帰宅の際に「家でペットが待っていてくれたらいいのに」と思う人もいるでしょう。この記事では、一人暮らしでも飼いやすいオススメのペットとその理由をご紹介。また、ペット飼育のデメリットや、考えておくべき注意点も知っておきましょう。

 

 

一人暮らしでペットを選ぶ際は、自分のライフスタイルに合っているかを冷静に見極めることが大切です。特に以下の4つの基準を元に選んでみましょう。

 

1. 留守番時間の長さ

 

平日の留守時間が8時間以上になる場合は、散歩が必須な犬や、長時間の孤独に弱い動物は不向きです。食事の回数が少なくても適応しやすい猫や、単独行動を好むハムスターなどが候補になります。

 

2. 部屋の広さと防音性

 

ワンルームや1K(専有面積20〜25㎡程度)の部屋では、大きなケージを置くスペースが限られます。ハムスターや魚類などの省スペースで飼育できる生き物が適しています。また、壁が薄い賃貸物件の場合は、呼び鳴きをする鳥類などは近隣トラブルの原因になるため、鳴かない爬虫類などが安心です。

 

3. 毎月の飼育費用と初期費用

 

ペットの種類によって費用は大きく異なります。

1年間にかかる平均的な費用は猫で約17万8,000円です。(※)

一方、小動物は初期費用が数千円〜数万円程度で済みますが、夏や冬の温度管理による電気代が多くかかるケースもあります。

参考:アニコム損害保険株式会社「2024最新版 ペットにかける年間支出調査」(2025年公開)

 

4. 世話にかける時間

 

仕事が忙しい人は、トイレ掃除や給餌の手間が少ない種類を選びましょう。自動給餌器などを活用できるかどうかもポイントです。

 

 

ここからは、一人暮らしでも飼育しやすい代表的なペット5種類の特徴を比較します。在宅時間が長い人や、留守がちな人など、それぞれのライフスタイルに合わせた属性別のおすすめ度も紹介します。

 

種類費用の目安必要なスペース鳴き声の大きさ手間の少なさおすすめのライフスタイル
高い中〜大(縦の空間)不在時間が長めの人
ハムスター低い極小多い(温度管理等)省スペース重視・単身者
鳥類(文鳥・インコ等)低い大きい在宅ワーカー・防音性の高い部屋
魚類(熱帯魚等)低い〜中小〜中なし中(水質管理)インテリア性重視・静かさ重視
爬虫類(カメ・トカゲ等)中(成長による)極小鳴き声を避けたい人

 

 

猫は散歩の必要がなく、食事とトイレの環境を整えておけば比較的留守番が得意です。そのため、日中仕事で家を空ける時間が長い人に向いています。

 

横の広さよりも「縦の動き」を好むため、キャットタワーを設置して上下運動ができる空間を作れば、1Kなどの限られたスペースでも十分に飼育できます。ただし、爪とぎによって壁や柱を傷つける恐れがあるため、保護シートなどで壁を保護する対策が必要です。

 

猫と暮らす物件を探す ペット可(相談)の物件を探す

 

 

ハムスターは小さなケージで飼育でき、鳴き声もほぼないため、ワンルームでの一人暮らしや音に配慮したい人におすすめです。

 

夜行性のため、仕事から帰宅した夜の時間帯に触れ合えるのも魅力の一つです。縄張り意識が強く繁殖力も高いため、複数ではなく1匹での単独飼育が基本となります。

 

 

文鳥やインコなどの小型の鳥類は、人に馴れやすく、コミュニケーションを楽しみたい人に向いています。

 

ただし、寂しがり屋な性質があるため、飼い主の姿が見えないと「呼び鳴き」と呼ばれる大きな声で鳴くことがあります。在宅勤務が多い人や、防音性の高い鉄筋コンクリート造(RC造)の部屋に住んでいる人に適しています。

 

 

熱帯魚や金魚などの魚類は、鳴き声や臭いの心配がなく、賃貸物件でもトラブルになりにくいペットです。

 

水草を配置したアクアリウムは、部屋のインテリアとしても楽しめます。犬や猫のように直接触れ合うことはできませんが、水槽の中で泳ぐ姿を静かに眺めて癒やされたい人におすすめです。

 

 

カメやトカゲなどの爬虫類は、鳴かないためアパートやマンションでも飼育しやすいのが特徴です。

 

ペットショップにいるときは小さくても、種類によっては成長すると数十センチ以上になるものもいます。成体になったときの大きさを事前に確認し、将来的に大きなケージを置けるスペースがあるかを必ず確認しましょう。

 

新しい家族を迎えるなら

ペットを飼うには、まず飼育が許可されている物件であることが絶対条件です。ライフスタイルに合うペットを見据えながら、理想のお部屋を探してみましょう。

ペット可(相談)の物件を探す

 

 

ペットの存在は、一人暮らしの寂しさを紛らわせ、大きな癒やしを与えてくれます。世話をするために早起きをするなど、生活リズムが整うというメリットもあります。一方で、すべてを一人で負担しなければならない現実的なデメリットも理解しておきましょう。

 

・急な出張や病気の対応が難しい

 

急な出張や自身の体調不良で入院が必要になった場合、ペットの世話をする人がいなくなります。「もしものときは実家に預ける」「近所のペットシッターの連絡先をリスト化しておく」「かかりつけの動物病院のペットホテルを利用する」など、複数の預け先をあらかじめ確保しておくことが重要です。

 

・長期旅行が制限される

 

長期間家を空けることは難しくなります。環境の変化に敏感なペットの場合、ペットホテルに預けられること自体が強いストレスになるため、旅行の頻度や期間を見直す必要があります。

 

・ペットロス症候群のリスク

 

一人暮らしではペットと1対1の密接な関係になるため、ペットが亡くなった際のショックがより大きくなりやすいです。心身の不調をきたす「ペットロス症候群」になる可能性があることも心に留めておきましょう。

 

一人暮らしでペットを飼う場合、飼い主が不在の間の安全管理が命に関わります。以下の4点に注意してください。

 

1. 徹底した温度管理を行う

 

近年は夏の猛暑が厳しく、閉め切った室内では熱中症のリスクが高まります。夏場や冬場は、ペットのためにエアコンを付けっぱなしにして出かけるのが基本です。設定温度を夏は26〜28度、冬は20〜22度程度に保ち、外出先からも室温を確認・操作できるスマートリモコンや見守りカメラを導入すると安心です。

 

2. 寿命と将来のライフスタイル変化を見据える

 

ハムスターのように寿命が2〜3年と短い動物もいれば、猫は15年以上、カメや鳥類の一部は数十年生きる種類もいます。将来、自分が結婚や転勤、引っ越しなどでライフスタイルが変化しても、最後まで飼い続けられるかを飼育前にシミュレーションしましょう。

 

3. 脱走防止の対策を講じる

 

玄関のドアを開けた一瞬の隙や、換気中の窓から脱走してしまう事故は少なくありません。玄関の前に脱走防止のゲートを設置したり、窓の網戸にロックをかけたりする物理的な対策が必須です。

 

4. 緊急時の引き継ぎメモを作成しておく

 

万が一自分が事故などに遭い、急に家に帰れなくなった場合に備え、ペットの食事量、持病、かかりつけの動物病院の連絡先を記した「引き継ぎメモ」を作成し、家族や友人と共有しておきましょう。

 

ペットを飼うには、必ず「ペット可(相談)」と明記された賃貸物件を選ぶ必要があります。ペット不可の物件でこっそり飼育する「隠れ飼育」は契約違反となり、高額な違約金の請求や強制退去を求められる危険があるため絶対にやめましょう。物件探しの際は以下の点に注意してください。

 

・「ペット可」と「ペット相談」の違い

 

「ペット可」は原則として飼育が許可されていますが、「ペット相談」は大家さんとの交渉次第で条件が変わります。また、どちらの場合でも「小型犬1匹まで」「猫は不可」「小動物のみ」など、飼育できる種類や頭数に細かな制限が設けられています。管理規約を必ず確認しましょう。

 

・敷金の積み増しが必要になることが多い

 

ペット可物件では、退去時の修繕費用に備えて、通常の契約よりも敷金が1〜2ヶ月分高く設定される(積み増しされる)のが一般的です。初期費用が通常の物件よりも多めにかかることを予算に組み込んでおきましょう。

 

・退去時の原状回復費用リスク

 

ペットによる壁紙の引っかき傷や床のへこみ、染み付いた臭いなどは、通常の経年劣化とはみなされず、退去時に借主の負担で原状回復費用を支払う必要があります。入居時に保護シートを貼るなどの予防策を徹底してください。

 

ペット可(相談)の物件を探す

 

一人暮らしでペットを飼うことは大きな癒やしになりますが、自分のライフスタイルに合った種類を選び、飼育環境や費用、もしものときの対策をしっかりと準備することが不可欠です。まずはペットの飼育が許可されている賃貸物件を見つけることから始めましょう。最後まで愛情と責任を持って飼育できる環境を整えてから、新しい家族を迎えてください。

 

一人暮らしの住まい探し

一人暮らしにぴったりの間取りや広さから、自分だけの快適な空間を見つけましょう。初めての部屋探しでも安心な物件が揃っています。

一人暮らしにぴったりな物件を探す

 

 

Q.1 ペット不可の物件でも、ハムスターや魚ならこっそり飼ってもバレませんか?

 

A.1 たとえ鳴き声がしない小動物や魚であっても、ペット不可の物件で飼育するのは契約違反です。臭いや水漏れなどのトラブルで発覚した場合、退去を命じられる恐れがあります。必ず管理会社や大家さんに確認するか、ペット可の物件に住みましょう。

 

Q.2 一人暮らしで犬を飼うのは難しいですか?

 

A.2 犬は毎日の散歩やこまめなしつけが必要で、長時間の留守番にはストレスを感じやすいため、一人暮らしでフルタイム勤務の人にはハードルが高い傾向があります。時間の融通が利く働き方であるか、ペットシッターなどのサポート体制が必須となります。

 

Q.3 ペット可の物件を借りる際、初期費用はどれくらい高くなりますか?

 

A.3 通常の物件に比べ、敷金が家賃の1〜2ヶ月分プラスされることが多いです。さらに退去時の清掃代として別途償却費が設定される契約もあるため、事前に不動産会社に費用の詳細を確認しておくことが大切です。

更新日: / 公開日:2019.02.04