数年前に比べると、女性一人で住まいを購入することは一般的になってきました。一方で、女性一人の住まい購入には今なお、「寂しそう」「婚期を逃しそう」などネガティブなイメージを持つ人もいます。
今回は、東京都中野区の新築分譲マンションを一人で購入したKさん(41歳・女性)に話を聞きました。Kさんは、「一人でマンションを購入することに抵抗は無かった」と言います。
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Kさん(41歳)プロフィール
家族構成:一人暮らし
エリア:東京都中野区
最寄駅の駅徒歩:7分
物件種別:新築分譲マンション
間取り:1LDK(35m2)
方角:西
購入金額:3,500万円
頭金:700万円
住宅ローン:35年ローン(変動金利)
世帯年収:450万円

Kさん(41歳)プロフィール
マンションを一人で買うことに抵抗が無かった
東京都中野区にある新築分譲マンションの1LDKの部屋を一人で購入したKさん。友だちや同僚に一人で住まいを購入した人はいないそうですが、Kさんは一人で買うことに抵抗が無かったそうです。
「一人用の部屋を女性一人で買ったら、その後、ライフスタイルの変化があったときに困るのではないかと言われますが、私は特に抵抗なく購入しました。この後、出会いがあるかは分からないし、もしもライフスタイルが変化したときはその時に考えます」
「“女一人でマンションを買うなんて寂しい”というのは、一般的な話として周りの人が話しているのを聞いたことがあります。それを聞いた時に、“そういう目で見る人もいるんだな”ということが分かった。だから、購入検討をしている時からマンションを買おうと思っていることは、誰にも話していませんでした。実は、両親にも買った後に事後報告をしたんです。いろいろ言われるかなと思ったけれど、“ふーん”って(笑)。自分でやっていけるのならいいんじゃない? と言われました」

マンションを一人で買う!
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マンションを買ったら、「引越し熱」が下がるかもしれない
そもそも、Kさんが住まいの購入を考えたきっかけは、賃貸の更新日が迫ってきたからだったそうです。
「本当に、住まいを買うなんて思ってもいなかったんです。当時住んでいた賃貸の更新日が迫っていて、更新料を払いたくないから引越しをしようと思っていた時に、マンションを購入した職場の同僚が “住まいは絶対に買ったほうがいい”と熱弁していたのを思い出しました。なんとなく近所にあったモデルルームを見に行ったら、ときめいてしまって(笑)」
「購入に意識が向くと、都心だと20m2ちょっとで家賃が8万円くらいするという賃貸物件が、本当に狭くて高いなと思いはじめて、月々の家賃と同程度の金額で購入できるなら買ったほうが良いなと考えはじめました。それが最終的にマンションを買う3ヶ月前です。そこから一気に購入する意識に向かって、毎週土・日曜日に2〜3件のモデルルーム見学をしました。その頃から女性一人でマンションを買った人のブログを読みはじめて、そのブログにも影響を受けました」
もともと賃貸の更新料を払いたくないと思っていたKさんは、2年に1回の割合で引越しをしていたため、それまでに18回の引越し経験があったそうです。
「更新料を払うことが嫌だったし、家に飽きてしまうという性格もあって、都内を転々と引越してきました。2年に1回引越していたから引越し代金もすごくかかっていました。マンションを買ったら引越し熱も落ち着くだろうと思ったのも、マンション購入の理由です」

賃貸の更新料がもったいない
モデルルームを見学しながら、新築分譲マンションについて勉強した
都内で引越しを繰り返してきたKさんは、都内全域を対象に、新築に条件を絞って物件探しをはじめました。約3ヶ月で、20件以上のモデルルームを見て回ったそうです。
「もともと住んでいたエリアで初めてモデルルームを見に行って、新築分譲マンションにときめいて(笑)、本当はそのマンションに決めたかったんです。ただ、建物の完成が1年後で、その間に賃貸の更新料を払わなければいけないスケジュールだったので諦めました」
「それから、新築分譲マンションの検索サイトで物件探しをはじめました。こだわったのは、新築で間取りが1LDKであること。サイトで見ていくと、1LDKの部屋があるマンションがとても少ないことに気がついたんです。予算的にこれ以上の間取りは無理だったので、駅徒歩分数やエリアの絞り込みをやめて、条件を広げました」
「不動産会社にこだわりはなかったので、いろんな会社のモデルルームを見に行って、この会社の営業はしつこいなとか(笑)、ビデオを見てから部屋を見るんだなとか、わりと冷静に見学しながら新築分譲マンションについて学習していきました」
「最初の頃は中古物件も見ていたのですが、前に住んでいた人の跡が気になってピンとくる物件に出会えなくて、新築を買ったほうが、長く大切にすると思ったこともあって途中から新築マンションに条件を絞って探しはじめました」
「その頃の私はフットワークが軽くて、サイトで見て少しでも気になった物件は片っ端から見学していきました。口コミサイトや個人のブログもよく見ていたし、女性のためのマンション購入講座に行って、迷っていることを相談したりしました」

モデルルームを見学
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不動産会社が勧めた銀行を断って、ネット銀行でローン契約
最終的に中野区にあるコンパクトマンションに決めたKさん。物件探しをはじめてから3ヶ月で購入契約をするという、スピーディーな決断でした。
「その駅に興味があったわけではないのですが、モデルルームに入った瞬間に、“あ! ここに住もう”と思ったんです。角部屋で、お風呂にも窓があって、リビングの窓も大きくて、ちょうど見学した時に西日がきれいに入っていて、部屋が明るかったんです。あと、間取りに無駄がないところも気に入りました」
「モデルルームとして使われていた部屋だったので、エアコンがサービスで付いてきたのと、即入居可能だったのも決め手です。もともと賃貸の更新料を払いたくないところから物件探しをはじめたので、すぐに入居できるのはメリットでした」
住まい購入の過程で最も大変だったことを聞いたところ、「ローンです」と即答したKさん。実は、不動産会社から紹介された銀行ではなく、自分で探したネット銀行でローンを組んだそうです
「不動産会社が勧めてくれた銀行は、金利も繰上げ返済の手数料も高くて嫌だったんです。自分でネット銀行を探してローンを組みました。ネット銀行は店舗が無いので調べるのも申請するのも自分でやって、情報を集めるのが大変でした」
「ネット銀行のローン審査は厳しくて、希望する価格では審査が下りず、予定よりも頭金を多く払うことにしました。購入契約の時は不動産取得税とか印紙代などの諸費で、どんどんお金が吸い取られる感覚になって…貯金額が減るのが本当に怖くなりました。物件を買った当初は、かなり節約して、食費だけであとは何も買わないとか、旅行も行かなかったです」

ネット銀行でローン契約
女性には『マンション購入適齢期』がある?!
親や友だちに相談せず、一人でマンション購入を乗り切ったKさん。実際に、女性一人で購入体験をした感想を聞きました。
「女一人でマンションを買うのって、意外とできると思いました。振り返ってみると良い経験をしたなと思うし、ローンやお金に関する知識がついたから、知識と会話の幅が広がりました。一方で、未婚の女性全員に単身用マンションを購入するのはオススメとは言えないです。結婚や妊娠などのライフスタイルが変わる可能性があるうちは、賃貸暮らしか、買うならDINKS用のマンションが良いと思います。どうしても、女性には『マンション購入適齢期』があるのではないかと思います」
「やっぱりローンを組むって精神的に重いんです。病気になったり妊娠して働けなくなったらローンが返せなくなるし、すぐに売却するのも難しいと思う。DINKS用のマンションならもう少し幅広い世帯が売却のターゲットになるし、自分のライフスタイルの変化にも付いていけると思います」

マンション購入良い経験
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マンション購入で、「地に足のついた暮らし」ができるようになった
賃貸暮らしの時に引越しを繰り返していたKさん。新築マンションの購入で、それまでになかった安らぎを感じているそうです。
「賃貸の時は、入居して1年半くらい経つと更新日までに引越しをしなきゃとそわそわしはじめていたんですが、今は心が落ち着いています。貯金が減ったので、留学を考えたり趣味の学校に行くなど自分への投資を考えることは無くなりましたが、その代わりに、ローンを何歳までに払って、今の会社でどのくらい稼いでなど、将来設計をしっかり考えるようになったのは大きな変化です。もともと私は、少しでもお金や時間に余裕があるとフラフラと遊んでしまう癖があるので、マンション購入をきっかけに、地に足のついた暮らしができるようになりました。今は、居心地の良い部屋で気持ちもとても落ち着いている、良い環境にいると思います」
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更新日: / 公開日:2018.02.23










