日本のキッチンは長い間、調理をするための空間、女性だけが入る場所と考えられていました。けれども時代の変化とともに男性もキッチンで調理をするようになり、“台所”から家族が集まる“住まいの中心”へと変化しています。
キッチンをひとつの空間と考えると、レイアウトパターンやキッチンツールも多様になり、選択肢が増えてきます。ここでは基本の型や使い勝手、流行のデザインなど、キッチンの「今」を紹介します。
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種類豊富な対面型キッチン。我が家に合うのはどのカタチ?
一昔前まではクローズ型と呼ばれる、台所が独立しているタイプが一般的だった日本のキッチン。ここ数年は家族とコミュニケーションが図れる対面型が主流で、その対面型にもいろいろなタイプが出てきました。
キッチンの配列には大きく分けてI型・Ⅱ(セパレート)型・L型・アイランド型・ペニンシュラ型の5つがあり、選ぶ楽しみが広がる一方、迷ってしまうということも。
まずは機能やデザインなど、それぞれのタイプをおさらいして、我が家に合うキッチンを見つけましょう。

近年、キッチンを家族のコミュニケーションの場として考える住まいが増えてきました
【I型】 対面式キッチンのポピュラーなカタチ
調理機器とシンク、調理スペースが横一列になったポピュラーなタイプ。キッチンの面積を取れない場合やコストを抑えたい場合によく用いられます。

最もポピュラーな「I型」
物件を探す システムキッチンのある物件【Ⅱ(セパレート)型】 面積の狭いキッチンならこちら
調理機器とシンクが向かい合わせに平行に配置されたタイプ。横幅が足りない正方形の間取りなど、コンパクトなキッチンに用いられることが多いようです。

横幅の狭いキッチンなら「Ⅱ型」を
【L型】 作業動線の良さが人気
文字通りキッチンがL字の形をしたタイプ。動線が良いので作業効率は高めですが、面積が必要なので狭いスペースには不向き。

作業動線の良い「L型」
物件を探す システムキッチンのある物件【アイランド型】 キッチンを住まいの中心にする
どこにも仕切りがない、島(アイランド)のような形が特徴。開放感に加え、キッチン回りを好きなように動けるのが強み。
半面、匂いが部屋に広がりやすいため、パワーのある換気扇を選ぶ必要があったり、手元が丸見えになるという面も。

仕切りが無く開放感のある「アイランド型」
【ペニンシュラ型】 “半島”というネーミングがついたキッチン
アイランドキッチンの左右どちらかが壁についたキッチン。部屋に向かって壁から突き出た形から、ペニンシュラ(半島)の名が。
一方が壁に付いている分、開放感は半減しますが、油が周囲に飛び散りにくい、換気扇の種類が選べるという利点も。

壁から突き出た形の「ペニンシュラ型」
物件を探す システムキッチンのある物件“住設備”から“インテリア”へ。空間に溶け込む今どきのキッチン
日本のキッチンは長年、住宅設備機器という位置づけでした。ところがヨーロッパでは古くからキッチンはインテリアの一部。家具メーカーがキッチンを手掛けていて、リビングになじむデザインのものがほとんどです。
このキッチンの考え方は日本にも来ていて、最近は各メーカーから家具と調和するものが登場。また、レンジフードなどの機能が向上し、臭いや煙などが減少したことで、リビングとのコーディネートが楽しめるタイプも数多く出てきました。
トレンドは、キッチンとダイニングの一体型
最近注目されているのが、キッチンとダイニングテーブルが一体になったタイプ。キッチンとテーブルがつながっているので、調理しながら家族とのおしゃべりに花が咲きます。
さらに配膳や片付けが楽にできるため、家事動線も短くなって動きがスムーズ。テーブルを広い作業スペースとして使えば、親子そろって料理が楽しめ、家族の絆も深まります。

家族が集まるキッチンには、料理からはじまる家族コミュニケーションがありますね
イタリア語のポポラート(=人が集まる)から名付けられた「ポポラートキッチン」。1mあるテーブル幅は、食事をとるのにも調理をするのにも申し分のない広さ。
流水音で会話が途切れるのを防ぐため、収納は上部に設けず、広いテーブル幅を利用してダイニング横に設置(キッチンハウス ポポラートキッチン/3,300,000円参考価格・税別)。

シンクの横にダイニングテーブルが続いているデザイン
DINKSや小さい子どものいる家族に人気なのが、I型キッチンを造作したカウンタータイプ。
家族と向かい合ったまま食事の支度ができるので、目の届く範囲で家族の様子を見守れます(TOTO クラッソ/1,847,400円キッチン部分の参考価格・税別)。

調理する人と向き合うように椅子が置けるデザイン
物件を探す システムキッチンのある物件更新日: / 公開日:2016.06.07










