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連日、漫才やいろもの寄席を開催している「浅草東洋館」を訪ねた。料金は1日2500円(通常時大人料金)。これで12時の開演から16時30分の終演までずっと楽しめるから、特に予定の無い休日の過ごしかたとしてオススメ。

 

「内海桂子さんなどの師匠クラスから駆け出しの若手まで、同じ舞台に立つというのが新宿や下北沢の劇場と決定的に違うところですね。」とスタッフの今村さん。新しいものと古いものが混在し、お互いを認めあうような懐の深さ。今村さんはそれを「枠がない」と表現し、それこそが浅草の魅力だという。

 

東洋館館内はいたるところに歴史を感じられる箇所があるので、初めて訪れたらキョロキョロ、いろんなところを見まわしてみて。

 

浅草東洋館

浅草東洋館

 

このレトロな赤い椅子、かなり座り心地が良いです!

このレトロな赤い椅子、かなり座り心地が良いです!

 

ビールも売ってます。生ライブでお笑いを見ながらちびちび飲む、なんて素敵な休日です。

ビールも売ってます。生ライブでお笑いを見ながらちびちび飲む、なんて素敵な休日です。

浅草っ子のもつ温かさや人懐っこさの理由をずっと探していたのだけれど、「枠がない」という言葉を聞いて、すとんと腹に落ちた。同じ価値観という「枠」によって、人は一体感や共感を得る反面、ともすれば枠外のものに対して閉鎖的になる。とかく歴史ある街ではそうなりがちだ。

 

でも、浅草は違う。「新しいもの好き」という江戸っ子気質によって、古い文化に新しいものを取り込み、浅草独自のお笑い文化を育んできた。今村さんが、年配のお客さんだけに照準をしぼることなく、若手を入れた番組構成を心がけているのも、「枠がないことが浅草の魅力」という彼の思いと浅草らしさを体現してのことだと思う。

 

浅草で暮らしたら、師匠たちの名人芸から、ナイツやU字工事など人気芸人まで、一日中お笑いが楽しめる浅草東洋館。休日にはここでお笑いを見て、身も心もリラックスしたい。

 

ビートたけしさんがエレベーターボーイをしていたエレベーター。ビートたけしさんは、ここでエレベーターボーイをしながらコントやダンスを学んだそうです。たけしさんのように、東洋館スタッフの中には芸人さん志望の方も多いそうですよ。

ビートたけしさんがエレベーターボーイをしていたエレベーター。ビートたけしさんは、ここでエレベーターボーイをしながらコントやダンスを学んだそうです。たけしさんのように、東洋館スタッフの中には芸人さん志望の方も多いそうですよ。

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住所: 東京都台東区浅草1-43-12 浅草演芸ホール4F
営業時間: 11時30分開場、12時開演~16時30分

 

1964(昭和39)年に誕生したいろもの(漫才、漫談)中心の演芸場。
古くは「浅草フランス座」に始まり、ビートたけしがエレベーターボーイとして雇われていたことでも有名。
※公演日程・番組スケジュールは公式HPをチェックしてください。

 

東洋館スタッフさんが着ている法被にも注目。かっこいいですよ~。

東洋館スタッフさんが着ている法被にも注目。かっこいいですよ~。

浅草にたくさんあるアーケード型商店街は、買い物をしない人にとってもありがたい。なぜって、車は通らないし、雨でも傘がいらないから歩きやすいのだ。店は洋服、靴屋さんなどの個人経営の衣料品店(いずれも年配向け)と飲食店が中心で、野菜など生鮮食品を売る店、コンビニなどはあまり見当たらない。

 

日用品や食材を買うなら、浅草寺から雷門通りを挟んだ南側、国際通りを挟んだ西側にあるオオゼキやライフなどのスーパーが便利。チェーン展開のドラッグストアや銀行、携帯ショップもこの辺りに多い。自転車のお客さんが少ないのは、人混みが多いことと、停める場所が少ないことが理由かも。浅草は歩く人が中心の街なんだなと気づく。

 

商店街

商店街

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銀座線の改札から新仲見世商店街に続く「浅草地下街」は、占い、マッサージ、エスニック屋台と、何ともディープな店が連続する昭和的カオス空間。地上の「ハレ」的な明るい雰囲気とは対照的過ぎて、「本当に同じ街なの?」と目を疑ってしまう。でも、地上に比べて観光客が少なく、住民にとっては「銀座線と地上間の通り道」としても使いやすそう。

 

浅草地下街はかなりディープな雰囲気。銀座線を使う人には便利な通り道になりそう。ロケハンでは改札すぐのお店で焼きそばをいただきました♪

浅草地下街はかなりディープな雰囲気。銀座線を使う人には便利な通り道になりそう。ロケハンでは改札すぐのお店で焼きそばをいただきました♪

 

地上からの「浅草地下街」入口。

地上からの「浅草地下街」入口。

浅草では、あちこちでごま油の香りが漂っている。やっぱりあった、天ぷら屋さん! 浅草は飲食店(しかもほとんど個人経営)がものすごく多くて、食の面では一人暮らしでも安心。ジャンルでは、天ぷら、そば、とんかつなどの和食店、古い洋食屋さん、喫茶店の多さが際立っている。

 

最近はどの街にもチェーン店が増えた。でも浅草には、親子3代に愛される店、他の街へ引っ越してからも通いたくなる名店がたくさんある。「この街にこの味あり」という名店の存在が贅沢なのものだとすれば、浅草はその意味で贅沢過ぎる場所。この街に住んだら、いつまでも記憶に残る「思い出の味」がきっと見つかるだろう。

 

天ぷら屋さん

天ぷら屋さん

 

取材チームのランチは、大衆食堂の名店「じゅらく」でいただきました★

取材チームのランチは、大衆食堂の名店「じゅらく」でいただきました★

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取材中、住民の方とお話するシーンが何度もあった。「道に迷ったの?」「あのお店はおいしいよ」など、向こうから気軽に声を掛けてくれる。観光客に慣れているとはいえ、親切さと人懐っこさは今まで取材してきた街のなかでダントツNO.1だ。

 

お世話好きだけれど、カラッとしていて押し付けがましさを感じさせないところがまたいい。老いも若きも、厳格さもゆるさも、すべて包括した「浅草」という大きな屋根に住まう住民たちは、ひとつの大きな家族のように思えた。

 

※2013年01月30日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

 

取材させていただいた東洋館では、子どもが看板から顔を出しやすいように、スタッフ総出で雪の階段を作っていました。

取材させていただいた東洋館では、子どもが看板から顔を出しやすいように、スタッフ総出で雪の階段を作っていました。

 

大雪の次の日、どの街も雪かきに追われていましたが、浅草ではご近所さん同士で雪かきをし合っていて、雪を楽しんでる?くらいの余裕を感じました。

大雪の次の日、どの街も雪かきに追われていましたが、浅草ではご近所さん同士で雪かきをし合っていて、雪を楽しんでる?くらいの余裕を感じました。

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更新日: / 公開日:2013.01.30